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TRANS ASIA, Again!

父上が昔、自社ビルを建てる前に借りていた事務所の大家さんが、カメラマンだったという。先日その人が会社に訪ねて来てくれたそうで、ちょうど新宿で写真展をやっているとのことだった。今日はちょうど都内で夜ごはんを食べることにしていて、せっかくなので昼間ちょいと母上と待ち合わせて行ってきた。

70年代の東南アジア、ギラギラした生々しさがすごい迫力。あいにくご本人はまだいらっしゃっておらず、お会いできず残念だった。
M2 gallery: 倉田精二 Kurata Seiji “Trans Asia, Again!”
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ささかま

仙台から帰ったその足で新宿のギャラリーへ。中学の時の美術の先生の個展である。相変わらず癒される人だ。殺風景な我が家に先生の絵を飾りたいなぁ。個展は2年に1回っぽいから、2年後に買うべく関先生貯金はじめよう。
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ボストン美術館 日本美術の至宝

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朝も早よから東京国立博物館へ、今日が最終日のボストン美術館 日本美術の至宝展である。3ヶ月もやっていたのに、なんだって最終日。開館30分前だというのにすでに大行列。ちょっとげんなりしつつ、1年で最も紫外線の強い時期の日差しを浴びながら並ぶ。平成館の前では「東博」の文字の入った日傘を貸し出していた。iPhone 4 の予約で銀座のアップルストアに並んだ日のことをふと思い出した。

ボストン美術館に収蔵される日本の美術品の中から厳選された約90点を展示。仏画・仏像にはじまり2つの絵巻、狩野派や長谷川派、曾我派の屏風絵、琳派、そして若冲ともりだくさんな内容。さらに染織や刀剣の展示もあって、いろんな日本美術を一度に見られるかんじでなかなかに面白かった。刀剣ってすごい存在感あるな。光琳の「松島図屏風」はあのパターン化された水の描写といい色彩といいなんかスゴかった。蕭白の「商山四皓図屏風」はダイナミックな筆の動きがすごい迫力。宗達派の「芥子図屏風」もかわいかったけど、今回のマイベストは「水禽・竹雀図」の竹雀のほうかな。竹に雀の構図がよろしく、とてもかわいい。雀ふわふわ。

久しぶりの美術館だったけど、とにかく人が多くてなんかひどく疲れた。。

山口晃 望郷 ― TOKIORE(I)MIX

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メゾンエルメスで開催中の 山口晃 「望郷 ― TOKIORE(I)MIX」展に行ってきた。

8F のエレベータをおりて、最初 あれっ? ってなって、よくみたら作品だったというところの「忘れじの電柱」。最近の山口作品のモチーフとなっている電柱。実際の電柱と同じスケールで並ぶ様はなかなかに迫力がある。メゾンエルメスのガラスの壁と黒い電柱とのコントラストが面白い。

「正しい、しかし間違えている」は、その中にちょっといただけで半規管がおかしくなる感覚に陥った。たしかに正しい、しかし間違えている。地震で傾いた家に住んでいておかしくなった人の話を思い出した。

そして「Tokio 山水(東京圖2012)」。これぞ山口晃の緻密な描写。かなり広範囲にわたって東京を俯瞰している。ウチもきっちり描かれてた。この作品は進行中で、下絵とかも見えてすごい面白いんだけど、なんでも閉廊後に描き加えているんだとか。こりゃ銀座行くたびに進行状況をチェックしてしまいそうだ。この展示は5月までやっているけど、その頃には完成しているんだろうか。楽しみだ。

しかしメゾンエルメス、素敵な空間だった。エルメスの路面店なんて畏れ多くておいそれと足を踏み入れられない庶民なんだけど(笑)、展示のためとあらば堂々と入店できるってもんだ。いい経験になったw

ピーターラビット展

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西武百貨店で買い物したら招待券をもらったので行ってみた。ピーターラビットって言われなきゃただのウサギでしかないようなぴーたーうさぎの紙芝居とか絵本とかあってウケた。ピーターラビットの故郷であるイギリスの湖水地方の写真がとても魅力的であった。

そういやピーターラビットって読んだ記憶ないなぁ。なんかお皿に描いてあるイメージしかない。。

ゴヤ 光と影

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国立西洋美術館で開催中のゴヤ 光と影展に行ってきた。ゴヤのコレクションで知られる国立プラド美術館の全面的な協力を得て実現した回顧展。

版画や素描が多かったんだけど、やはり目玉は《着衣のマハ》ですかね。《裸のマハ》と対をなす作品だけど、完全に服を纏っているにもかかわらず、いや、纏っているからこそエロティック。あと気に入ったのが《スペイン王子フランシスコ・デ・パウラ・アントニオの肖像》。6歳の王子がモデルの肖像なんだけど、小さい子特有の人懐っこくて、でもちょっとはにかんだような表情がすごく生き生きとしてかわいい。あとネコ好きとしては《猫の喧嘩》にもちょっと惹かれるものが。。ウチのネコ助もあんなふうにケンカしとるわー。。。戦争や闘牛を題材にした版画のシリーズは、けっこう惨い描写のものも多かった。

会場は空いていてとても見やすかった。美術館はこうでなくっちゃ。

モダン・アート, アメリカン


国立新美術館で開催中のモダン・アート, アメリカン ―珠玉のフィリップス・コレクション―展に行ってきた。19世紀後半からアメリカン・モダニズムの時代を経て、戦後のアメリカ絵画隆盛期にいたるアメリカ美術を集めた展示。

エドワード・ホッパー《日曜日》、これ見てキアヌ・リーブスのあの画像を思い出したのはきっとわたしの他にも3人くらいはいるに違いない。。モーリス・プレンダーガスト《パッリア橋》は色遣いもポップなかんじで楽しい。時代が新しくなってくると描かれる主題も都市の風景や静物にしても現代の日用品になってくる。マージョリー・フィリップス《ナイト・ゲーム》は野球のゲームの様子。野球の絵画なんて初めて見た。あとはラルストン・クロフォード《船と穀物倉庫 No.2》がシンプルでやけに気に入った。ラストのほうの抽象画までいっちゃうともうわけわかんないけど、印象派あたりからキュビズム、そしていかにもなモダンアートまでの軌跡をたどれてなかなか興味深かった。