栗林公園で会ったおじさんに flickr で再会した。彼は栗林公園に住むネコたちを追い続けているそうだ。
事情はよくわからないんだけど、栗林公園では猫狩りをしていて、捕まるとネコは殺されてしまうらしい。おそらくお店の食べ物をあさるとか、公園の木とかで爪とぎをするとか、糞尿をするとか、繁殖して増えてしまうとか、そういうことで管理者に嫌われて駆除の対象となってしまっているんだとおもう。
そこで生活する人の立場にたってみれば迷惑なのはわかる。うちの実家でも庭に野良猫が糞をしたりするもんだから、猫嫌いの兄なんかはものすごく忌み嫌って、ネコがうちの庭に侵入すると憤慨してすごい勢いで追っ払っていた。わたしだって、ゴキブリ見つけりゃ全力で退治する。
それでも、なんとかうまく共存できないのかなあ、とおもう。でもそれは、わたしが猫が好きで、そして他人だから言えるきれいごとに過ぎないのかもしれないけど。猫が好きな人、嫌いな人、どうでもいい人、アレルギーとかでダメな人、いろいろな人がいて、いろいろな立場があって、その誰もが満足できる状況を維持するというのは難しいことのように思える。
いつもネコ助ながめて「ネコはいいなぁ」っておもうけど、そうじゃないかわいそうなネコたちもいっぱいいる。なんとかなんないもんかとおもうけど、どうにもならない部分も多いわけで。それでもこうしてここに書いておくのも何かしら意味はあるんじゃないかとおもって、書き散らしておくことにする。
世のニャンコたちがすこしでも長く幸せにその生を全うできますように。