トルコ旅行記 #005 カッパドキア

4/28(日) コンヤ – カッパドキア [Map]

5:30 起床。朝食後、7:30 にホテルを出発してカッパドキアへ。今日も雲ひとつない快晴である。

DSC_2777215km の移動途中、トイレ休憩がてらスルタンハンのキャラバンサライ(隊商宿)に立ち寄る。交易の中継点としてセルジューク朝時代に整備され、現在もトルコ国内にたくさん残っているもののうちのひとつだそうだ。料金を払えば中にも入れるのだが、時間があまりないので外観のみ。

そしていよいよカッパドキアへ。中央アナトリア地方にある奇岩地帯で、トルコが誇る世界遺産のひとつだ。バスで走っていると、いかにもなあの不思議な風景が飛び込んでくる。まずはギョレメの谷を一望する展望台のようなところへ。

DSC_2800ひゃーーすぎょイ! このスケール感といったら。奇岩が林立する景観はまさに自然の驚異。この写真には写ってないけど、向こうの方にはトルコ版モンサンミッシェル(水なし)も見える。添乗員さんはみんなの写真を撮って回ってた。ご苦労様ですw

はい、カッパドキア始まりましたがここでお土産屋のお時間です。第3弾、ラストを飾るのはトルコ絨毯。色や柄にひとつひとつ意味があるとか、織り方がダブルノット方式で丈夫なのでネコが引っ掻いても大丈夫だとか、バスの中でも絨毯に関する本を読まされたり話を聞いたりしてきた。

DSC_2822この絨毯、トルコの伝統工芸であり、もはや芸術品のような美しさ。それは日本の着物や帯と通じるものがあって、本当に素晴らしい。中でもヘレケ絨毯は世界でも最高品質。シルクのヘレケの触り心地は悶絶ものだった。あと、羊の毛色そのままを使っている無染色のものもあるんだけど、それがシックですごくきれいだった。

とは言え、まあ例によって貧乏人には無縁の世界だわな。さあ退散退散・・・とおもったら、なんかころすけ真面目に選んでる。おいおい、そんなお金どこにあるねん。でも、玄関マットサイズで安いものなら2万くらいからあるらしい。わたしは買うつもり全くなかったんだけど、ウチ玄関マットないままだったし、いちおう名目上は新婚旅行ということになってるし、記念に何かあってもいいかな、ということでお買い上げ。なんか流されてる感があって納得いかなあかったんだけど、でも後になってからだんだん嬉しくなってきた。物じたいもとってもお気に入り。赤くてかわいいの。ただひとつの心配は、買った玄関マットが我が家の狭い玄関にきちんと収まるかどうかであった。結果は・・・まあ我が家に遊びに来て確かめてみてくださいよw

R0023558つづいて昼食。洞窟レストランでいただいたのはマスのグリル。頭が右なのが非常に違和感。味が全然しなくて「醤油が欲しい」と呟いたらホントに醤油出てきて驚いた。旅慣れてる若夫婦が持参していたものを分けてくれたのだ。魚をきれいに食べることで有名なぷちともさんですが、お箸でなくナイフとフォークでどこまでいけるかな? とおもったんだけど、完璧な出来栄えであった。

そしてカッパドキア巡り続き。
カッパドキア
ウチヒサール、デヴレント(らくだ谷)、パシャバー(きのこ谷)、ギョレメ野外博物館。ガイドブック的写真スポットの他にも走ってる途中撮りたい景色がたくさんあるんだけど、いかんせんバスの中からなのでうまくいかない。ああ、ここほんとにバイクで巡りたかった。。

R0023611きのこ谷のところでトルコアイスの露店があった。トルコ人はあの伸びるアイス食べないらしく、観光客相手のものらしい。パフォーマンスしてくれるので撮っていたら、半ばムリヤリ手渡されて売りつけられた。5TL 也。なんか腑に落ちなかったんだけどしかたない。とおもったらなにこれちょうおいしい! 食感めっちゃ好み! しかもオマケで小盛りをひとつくれた! ありがとう!

DSC_292230分ほどバスで走って本日最後の観光、カイマクル地下都市。地下8層に及ぶ地下都市跡で、キリスト教徒が迫害を逃れて暮らしたという。狭くて暗くて天井低くて大変です。

ここの出たところは、ちょうどお寺の参道みたいにお土産の露店が並んでいる。そこでパシュミナのストールを買った。激安だけど肌触りよし! これもっと買ってくればよかったなぁ。迷っちゃってなかなか決められないのよね。時間が限られてるので買い物には本当に苦労した。

DSC_2949そしてホテルへ。この日のホテルは洞窟ホテル。部屋によって趣が違うとのことで、部屋は見ずにジャンケン大会で争奪戦。我々が引き当てた部屋は、メゾネットになっていた。けど地下のリビングは全く使用せずw バスルームも素敵。他の部屋がどんなのかわからんけど、知らないほうがいいということで。

R0023740ホテルが入り組んだ狭い路地を抜けたところにあるので、バスから降りて少し歩いた。その時周辺の町並みが見えたんだけど、普通の住宅街っぽくていいかんじだった。というわけで夕食までの少しの時間、周辺を散策。夕暮れ時でどんどん暗くなっていったけど、ここ歩けてよかった。

夕食のメインはキョフテ。バイキングじゃないのがなんとなく嬉しい。いやほら、バイキングだと食べ過ぎるからさ・・・。このホテルはこれまでのホテルに比べて規模が小さくて、なんかアットホームなかんじですごくよかった。

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