Classical」タグアーカイブ

アジアオーケストラウィーク

R0016333
毎年謎のルートで招待券が回ってくるこのコンサート。久しぶりの演奏会は、オペラシティコンサートホールにて。今日はニュージーランドのクライストチャーチ交響楽団というオケ。

クリス・クリー・ブラウン「アイススケープ」は、南極の心象風景を表現している。現代音楽もだいぶ聞けるようになったけど、生オケだと何やってるかが見えてより楽しい。南極の情景を思い浮かべつつ聴いた。それからラフマニノフのピアノ協奏曲3番。ああ、なんかこの曲久しぶりに聴いた気が。ピアノを見ると、「ああ弾かなきゃ」っておもうんだけど。おもうばっかり。弾かなきゃーー。

後半はエイノユハニ・ラウタヴァーラ(打ち間違ってないか何度も確認した!)交響曲第7番「光の天使」。そのタイトルからはおよそ想像だにできないような激しい曲。それもそのはず、作曲家のおもう「天使」は、「恐ろしい怒りを爆発させる筋肉質の姿」なんだそうだ。ほ、ほう。。

なんだかんだでなかなかおもしろいプログラムではあった。

三週連続ではない

判断を誤った。この時期の天気予報は明日、いや今日の予報でさえ当てにならないのは重々承知だったはずだ。なのに、雨の予報にまんまと騙された格好だ。予約だけでもしておくべきだった。しかし、後悔先に立たず。再来週こそ砧グルグルしてやる。決意を新たにし、不貞寝する。二度寝とも言う。

昼間はモロモロの雑用を片付け、夕方から兄が賛助で出演するオケの演奏会。東京文化会館にて。上野浅草フィルなんてのはわたしにとっちゃ地元オケになるわけで、そんなアマチュアオーケストラの第50回記念演奏会である。プログラムは芥川也寸志「交響管弦楽のための音楽」、マーラー「さすらう若人の歌」、そしてベルリオーズ「幻想交響曲」。芥川也寸志よかったな。

今日は渋谷に特に用事はないので、上野で終了。

Musik Treffen

毎年この時期の恒例となっている津田理子さんの “Michiko Tsuda Musik Treffen in Yokohama” へ。今年は第4回目、東神奈川のかなっくホールにて。

前半はノイエ・ムジカ東京という若い演奏家たちのアンサンブルとプーランクの六重奏曲など。ノイエ・ムジカの方たちは初々しくて見てるこっちがなんだかドキドキw 後半はシューマンの子供の情景、リストのパガニーニの主題による大練習曲。津田さんのピアノを聴くといつもピアノ弾きたくなる。そういや7月に発表会するとか言ってたな・・・無理だけど。もう発表会やりたいとか言うのやめるけど、でもピアノは弾こうっと。シューマンもっかい譜読みしよ。今度こそ。

小さなバス弾きたち

朝起きて、ずっと垂れ流しっぱなしにしていた NHK の Ust を消した。ごはんを炊いて、洗濯を回す。ネコにエサをやる。日常に戻る。

今日は妹とホットケーキ食べにいく約束をしていて、もう3週間くらい前からすごく楽しみにしていたんだけど、念のためやめておくことにした。

とはいえこの天気、気温は4月上旬から中旬なみに上がるという。バイク乗りたいなあ、墓参りいこうかなあ、と考えているところへ母から電話。兄が賛助で出演する演奏会に行かないか、と。昨日、兄が Twitter で「明日コンサートできますように。小さいバス弾きたちによるグレート」って言ってたのをおもいだし、墓参りツーリングはまたにして、演奏会にいくことにした。

新宿。徒歩で行ったので(べつに地震関係なく最近新宿とか普通に歩いてる)駅の様子とかはわからないけど、街中はわりと普通なかんじ。ところどころ臨時休業にしているお店があったり、スーパーやコンビニの棚に空きが目立つな、ってくらい。

演奏会はラフマニノフのピアノ協奏曲2番にシューベルトのグレートという豪華なプログラム。開演前に新宿文化センターの館長が挨拶、終演後は指揮者も挨拶。こんな日にあって、こんな日だからこそ、音楽の波に身を委ねられるのは幸せなことだとおもった。あと、ほんとにコントラバス奏者たちがみんな小さかった(笑)。

古めかしい喫茶店でお茶してから解散、帰りも徒歩で帰宅。べつに地震は関係なく。池袋に寄ったら、節電のためデパートは18時で閉まった。明日は計画停電だとか。わたしは今日も暖房をつけない。べつに地震は関係なく。いつものことだ。

グラミー賞

幼少期より、シューベルトの即興曲は家にあった内田光子の演奏を繰り返し聴き、青春時代を B’z とともにすごしたわたしとしては、日付が変わってしまおうともこの話題に触れないわけにはいかないだろう。
B’z 松本さん・ピアニスト内田光子さんにグラミー賞 – asahi.com

よろこばしいことじゃございませんかあ。
CD 買いたいなー。
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 第24番
松本さんの母校(高校)が兄と弟の母校でもあり、テレビ見てたらその高校の軽音部が映って、顧問の先生はふたりともよく知ってる先生で、我が家のお茶の間はえらい盛り上がりをみせたのであった。

神奈川フィル定期演奏会

R0012006
久しぶりに神奈川フィルの定期演奏会@みなとみらいホール。モーツァルトのピアノ協奏曲27番とマーラーの交響曲4番というプログラム。指揮は金聖響。神奈川フィルの定期演奏会ではもうずっとマーラーで、今年もマーラー祭りは続くらしい。

そのマーラー、よかった。たしかに地味な曲ではあるけど、最後のコンバスのピアニッシモそして数秒の静寂、あれはたまらない。じゃんじゃか盛り上がって終わるのもいいけど、静かに終わる曲はあの最後の余韻が本当にゾクゾクするな。モーツァルトもよかった。音楽堂シリーズでモーツァルトをやるようなので、そっちも楽しみにさせてくれる演奏だったとおもう。ちょっとモーツァルト弾きたくなった。神奈川フィルの弦は本当に美しく響くなぁとおもう。久しぶりに見たコンマス石田さんの髪はおとなしくなっててちょっと残念であったけど(笑)。

終演後会員の親睦会(?)みたいなのがあって、会員でもないのにちゃっかりお邪魔させていただいたんだけど、金聖響さんってあんな笑いをとりにいくトークする人だったのね。知らんかった。ちょっと好きになった(笑)。

総括2010

今年はなんといってもバイクかな。きれいに走ることを意識するようになったのはいいことだとおもう(もちろんぜんぜんまだまだなんだけど)。これは紛れもなく友人のおかげ。夏以降一緒に走りにいけるようになってすごい嬉しいのだ。バイク仲間も増えたし、ますますバイクが楽しくなった。心から感謝。とにかくみんなとツーリングとか行ったときに気後れしないで済む程度に上手くなりたい、といったところ。来年もせっせと練習に励もうっと。

写真は前半がんばりすぎて、その後息切れ(笑)。やっぱり旅先でぽろぽろ撮って、愉快な仲間たちとおさんぽカメラして、いくつか flickr にアップして、くらいでちょうどいい。ゆるゆるやっていきたいな。

ピアノに関して、実はここだけの話10月にプチピアノの発表会をする予定だったんだけど、諸事情により断念。まーこれはわたしのモチベーション次第だな。来年こそは、といったところだけど・・・できるかなぁw

美術展はちょこちょこ行けたかな。ライブや演奏会、舞台なんかももっと足を運びたいんだけど、いかんせんお財布事情がよろしくない。来年は景気良くなるといいなぁ。。いまやじでさ。。。

furtherFPMEjbBarkingheligolandgouldfractalizedsyncroniciteencantopianomstrkrft

第九@板橋文化会館

年末です。第九です。東京交響楽団、指揮は飯森範親。

なんといいますかこう・・・第九ってのは合唱が残念だとあんなにも残念な曲になるんだなと、合唱って大事だなと改めておもう、そんな演奏会でありました。まあアレですね、最近はやってる「第九を歌いましょう」っていうやつですね。オケもそれなりというかなんというか・・・。でもなんか中学とか高校の合唱祭を思い出して、歌いたくなるなどしました。合唱、楽しいよね。うん。

ピノキオのホットケーキまあとにかく今日はおいしいホットケーキを食べたので、大いに満足です。そんでもって夜は大方の予想通り、暴飲暴食かましました。いや飲んではいないから暴食だけか。とにかく食べ過ぎてさっきまで動けませんでした。ようやく胃が落ち着いてきたので、帰って来れました。日曜の夜の都内の道はたいへんすいており、冷たい空気が気持ちよくて、バイク最高でした。

あぁ、順調に肥えていく。
順調すぎてこわい。

巨人@サントリーホール

R0011375
ほんとうに今年はマーラーが多いけれど、もうこれはしかたないのでどっぷり浸かるしかないのだ、という結論に至った。

というわけで日本フィルの定期演奏会。演目はまたしても「巨人」。ここ数ヶ月で3回目? 4回目? 誘われるコンサト誘われるコンサト巨人。まあいいんだけどさ。あとシベリウスの組曲「クリスティアン2世」。指揮はピエタリ・インキネン。この指揮者は若くてピチピチであった。某友人氏に似ていた。

席が2列目のど真ん中やや右寄りってなもんで、やけにヴィオラがよく聞こえた・・・。演奏者の表情まではっきり見えるし時折目が合ったりするのが若干気まずい(笑)。まあでもしかたないんだけど、でもやっぱり弦の音はいいなぁとおもうなどした。最近よく聴いてる巨人だけど、あ、こんなとこでヴィオラのソロっぽいのあったんだ、なんてちいさな発見もあったりした。