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イ・ムジチ合奏団

サントリーホールでイ・ムジチ合奏団の演奏会。室内楽って久しぶりだったけど、いいもんだね。楽器ひとつひとつの音が鮮明に聞こえる感じがする。毎朝ラジオでバロック聞いてるけど、ヴィヴァルディの四季をぶっとおしで聴いたのもものすごく久しぶりな気がする。アンコール5曲で盛りだくさんであった。赤とんぼは日本サービスかしらん。とてもよかった。ヴァイオリンのアントニオ・アンセルミ、演奏スタイルが石田泰尚を彷彿とさせるな・・・w

全然関係ないけど、隣の席に座ったおでんに「ともちゃんサンマ臭い」と言われた。ああ、昼間サンマ捌いてたからね・・・。サンマ臭いってどうなのよってかんじだけども。ええ。あと母上がチケット入れたカバンごとなくして来られなかったという。まあ、今日はそんなかんじで。

第286回定期演奏会

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今日は仕事後みなとみらいホールへ。せっかく横浜市民になったというのになかなか足を運べなくて、かなり久しぶりの神奈川フィル。指揮は下野竜也。

ニコライ/歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
ハイドン/トランペット協奏曲変ホ長調 Hob.VIIe-1
ブラームス(シェーンベルク編曲)/ピアノ四重奏曲第1番ト短調作品25

シェーンベルクが編曲したブラームスのピアノ四重奏曲、おもしろかった。元のと聴き比べてみたい。終楽章の盛り上がりかっこよかった。

ポリーニ・パースペクティヴ 2012

わたくし的ショパンエチュードのデフォルトの演奏はポリーニである。徹底的にテクニックを追求し、聴く者を圧倒する迫力と説得力。その演奏を聴くだに、ああ、ポリーニってやっぱすごい。そう思わずにいられないのである。

そんな彼の生の演奏を聴くことができるチャンスは、もうそうそうないかもしれない。今回の公演、ポリーニの健康上の都合でチケット発売を延期していたのだが、一部内容を変更して行うことになったのだ。というわけで、清水の舞台から飛び降りる覚悟でチケットを入手し、本日サントリーホール行ってきた。
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前半はマンゾーニ II rumore del tempo 。日本初演。ヴィオラ・クラリネット・打楽器・ソプラノ・ピアノという編成で、ピアノはポリーニでなくニコラス・オッジ。これ系の音楽聴くといつも、ネコ助さんの現代音楽も負けてないなぁとおもうw

そして後半、いよいよポリーニのピアノ。ベートーヴェンのピアノソナタ21番・22番・23番。いやもう、ステージ上を歩く姿とか、もうホントよぼよぼのおじいちゃんって風情なんだけど、ひとたび鍵盤を前にするとその迫力たるや。そりゃもちろん若い頃を考えれば技術的には衰えてはいる。だけど、やっぱりポリーニはすごい、それに尽きるんだなぁ。はぁ。個人的に、自分が昔発表会で弾いた曲というのはどうしても思い入れが強くなるわけで、熱情は必要以上に感情移入してしまうね。あ、そういえばポリーニ歌ってたな。ポリーニって歌う人だったっけw ラストはスタンディングオベーション。素晴らしい音楽をありがとう。今日行けて本当によかったな。ポリーニの音が残ってるうちに、ちょっとピアノ弾いてこよ。

鎮魂歌

兄の参加するアマオケの演奏会が小平であったので行ってきた。遠いのでちょっと迷ったけどやはり行くことにしたのは、演目がフォーレの「レクイエム」だったから。父上の魂はまだそこらへんをウロウロしているはずなので、きっと今日も小平に来て、一緒に演奏を聴いていたことだろう。まあ、父上のことだから、どうせ最前列で爆睡していただろうけど(笑)。

ヴィーナスクラシックス

またも謎のルートからチケットが回ってきたので紀尾井ホールへ。今回は小菅優 ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会シリーズ〈第4回〉というものである。演目は第24番「テレーゼ」、第25番、第15番「田園」、第6番、第21番「ワルトシュタイン」。ベトベン三昧のプログラムだけど、なじみのあるソナタばかりで楽しめた。ワルトシュタインの第3楽章って夢のようにきれいだよねぇ。なんにしろ、ピアノ弾きたくなった。とても。古典派をきっちりやるのもいいなぁ。

引っ越してピアノ搬入してすぐの頃はよく弾いてたんだけど、荷物運び込むにしたがってピアノのイスが踏み台に利用され、物置きになり、現在は MacBook 置き場と化している・・・。なんとかせねば。

ヴィーナスクラシックス

久しぶりに謎のルートからチケットが回ってきたので、紀尾井ホールへ。フルート・ヴァイオリン・チェンバロのトリオ。

チェンバロの音って電子音みたい。でもすごい昔の楽器だから、音ぜんぜん響かない。それが改良されてピアノができたわけで。激しい曲なのに、すんごい必死で弾いてる感なのに、控えめでなんかおもしろかった。ピアノで弾いたらすごい派手な曲なんだろうなぁ。ヴァイオリンとフルートとの取り合わせも珍しかったけどなかなかよろしかった。チェンバロの人の衣装が少年のようだった。

神奈川フィルのこと

以前はよく通ったものだけど、最近は自分の財政難もあってなかなか演奏会に足を運ぶことができなくなってしまっているところの神奈川フィルハーモニー管弦楽団。今日の厳しい経済情勢に加え、先の地震による公演中止等のダメージも加わって、ご多分にもれずこの楽団もかなりの苦境に立たされている模様。
神奈川フィルハーモニー管弦楽団を応援してください

横浜というのはやはりわたしにとって縁深い土地のようで、神奈川フィルにもぜひがんばっていただきたいところ。神奈川フィルを勝手に応援する会幹事長氏からの直々のお達しもあり、微力ながら少しでも多くの人に知っていただければとおもい、ここに記す次第。がんばれ神奈川フィル。

来年は演奏会にももっと行けるといいのだけど。