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九州(上半分)ツーリング #004 唐津 – 長崎 – 熊本

5/2(月)唐津 – 長崎 – 熊本 245.0km [Map]

佐賀県を赤く染めたものの、ほんとに寝ただけであまり佐賀を堪能していない。名護屋のほうに行ってみたい気もしたけど、この日は熊本で人に会う約束があるので時間的余裕がない。同じ理由で平戸にも行けなかったのだが、こちらも行ってみたかったな。まあ欲張ってもしかたないので、とにかく出発である。

R0014274R204 で伊万里、佐世保とどんどん走る。伊万里といえば焼物、でもバイクじゃ積んでいけないし、佐世保ってーと佐世保バーガーだけど、お昼にはまだ早い。通過。西海橋という橋のところに駐車場があったので、バイクを止めてしばし休憩。道を挟んで両側に海が広がる。入り組んだ地形がワクワクする。

いったん国道をそれて山をこえ、西彼杵半島の向こう側に出る。そして海沿いの R202 を走って長崎へ向かう。

R0014304バイクを置いて、すこしばかり長崎の街を歩く。九州は高校の修学旅行で来ており、ここ長崎にも来ているはずなんだけど、記憶がかなり曖昧である。できればゆっくり散歩したいけれど、そうもいかないのでとりあえずピンポイントで大浦天主堂に来てみた。記憶の乏しい修学旅行だけど、ここはわりと覚えていたのだ。西坂の丘で殉教した26聖人に捧げられた、木造ゴシック造りの日本最古の現存する教会である。白い壁に水色の屋根が美しい。

R0014311さてもうお昼にいい時間。なんで長崎に寄ったかって、もちろん長崎チャンポンを食べるためである。新地中華街でチャンポンをいただく。皿うどんも食べたかったけど、さすがにひとりでは無理なのでグッと我慢。なんか東京で食べるよりもあっさりしていた気がする。おいしかった。

チャンポンを食べて満足したので長崎よさようなら。熊本へのフェリーが出ている島原へ向かう。その途中に聳えるのは、20年前(うおおおおもう20年前になってしまうのか!)の火砕流で多大な人的被害をもたらした、雲仙岳である。

DSC_0316おそらく雲仙をのぼるメインルートは R57 になるんだろうけど、すこしばかり遠回りになるためショートカット。r210 から R389 に入ってのぼるルートを取る。r210 は麓のところはきれいな県道だけど、ある瞬間突如険道の様相を呈する。しかしわたしはこういう雰囲気の道は大好きなのだ。他の車はほとんどおらず、まあ走りにくいのは走りにくいけど楽しかった。そして R389 に入り2車線復活、眼前に雲仙を見据えてまっすぐにのぼっていく。

R0014327国道から仁田峠循環道路に入る。元は有料道路だったのが、無料解放された道である。入口で 100円程度の協力金を募っていた。途中の展望台からは雲仙ロープウェイが運行されており、見晴らしはすごくいいんだけど、晴れているにもかかわらずどうも空気が霞んでよく見えない。これが黄砂なのか・・・。

雲仙を下り、島原へ。そしてフェリーで熊本へ渡る。島原と熊本を結ぶフェリーには2つあって、ひとつは熊本フェリー、こちらは高速船なので所要時間30分。着いた時間によって今回わたしが乗ったのは九商フェリー、1時間の船旅である。カモメに見送られつつ、友人と連絡を取り合いつつ、バイクですか? と話しかけてきたオジサンと談笑しつつ、熊本港に到着。

R0014385友人との待ち合わせの前に急いで熊本城へ。白い大阪城も見てきたけど、黒い熊本城はやはりかっこいい。加藤清正の築いた石垣は美しく、天守からの眺めは、やはり黄砂で霞んでいた。大小天守とおなじくらい、宇土櫓も執拗に撮った。城マニアの影響にちがいない。ちょっと唐突に感じるほどに新しい建物は、3年前に復元が完了した本丸御殿。絢爛豪華な襖絵や天井絵は圧巻。

そして熊本の繁華街へ移動。やっと見つけた駐輪場にバイクを置き、友人と合流。旦那さんも交えて3人でまずはラーメンを食べにいく。自分でリクエストしておいてなんだけど、そういえば昼はチャンポンだったのだ。まあいいんだけど。

IMG_1170熊本ラーメンはニンニクたっぷりのコテコテが定番だそうで、餃子と豚まんも分けあいつつおいしくいただいた。やっぱ数人で食べに来るといろいろ食べられていいなぁ。妊婦である友人は塩分を摂りすぎるのがあまりよくないらしく、ラーメン断ちをしていたそうで、ああラーメンおいしい~と、よろこんでいた。

R0014448それから旦那さんがやっているバーへ移動。オープン前にお店を開けてもらって、貸切でまったり。わたしはバイクだったし、彼女も妊婦なのでお酒が飲めないのがなんとも残念ではあったけど、それでもコーヒーもリンゴ酢トニックもとてもおいしかった。

話は尽きることなくあっという間に時間は過ぎる。しかし友人は出産を一週間後に控えている身重のからだ、わたしも明日はなるべく早めに出発したい。てことで、秋に東京で会う約束をしてこの日は解散。遠い熊本の地で会えたことに心から感謝。

ちなみに彼女は予定日よりすこし遅れて昨日、無事女の子を出産。メールで送られてきた写真を見るにつけ、つい一週間前にいまにも出てきそうな大きなお腹を見ていただけに、すごく感慨深いものがあった。ほんとに会えてよかったな。ありがとう、そしておめでとう。すこやかに、すくすく育ってね。

九州(上半分)ツーリング #001 東京 – 大阪
九州(上半分)ツーリング #002 大阪 – 山口
九州(上半分)ツーリング #003 山口 – 福岡 – 唐津
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九州(上半分)ツーリング #003 山口 – 福岡 – 唐津

5/1(日)山口 – 福岡 – 唐津 317.6km [Map]

朝起きて、窓の外を見る。雨はまだ降っている。ただ、雨雲レーダーを見るともう少しで抜けそうなのだ。秋吉台は昨日も行けたしゆっくりめの出発でもいいかな、ということで雨が止むのを待つ。降ったりやんだりを繰り返しているうちに8時を過ぎ、止んでいるのを見計らってそろそろ出るかなぁと身支度をはじめる。

駐輪場の屋根の下で荷造りしていると、またしても雨が落ちてきた。走っている間に降ってきてしまうならもうあきらめもつくのだが、すでに降っている中走りだすのはものすごく躊躇われるものだ。ぐずぐずしているうちに9時を回ってしまう。いいかげん出なきゃ。雨が弱まったところで出発。

DSC_0269ホテルを出て30分ほどで、この日もやってきた秋吉台。止んだかと思われた雨はふたたび降りだしてしまい、せっかくのカルストロードでカメラを出すのも億劫になってしまう。ああ、晴れた秋吉台を走りたかったなぁ。もう少しすれば止んでくれるんだろうけど・・・とおもいつつ駆け抜ける。

そのまま長門へ抜け、海沿いの R191 を走らせながら次に向かうのは角島。ここも以前からずっと来てみたかった場所だ。このあたりまでくると雨はすっかり上がり、路面も乾いてきた。

R0014212海士ヶ瀬公園で角島大橋を望む。海が青い! ああ、空が青かったらどんなに気持よかっただろう。写真を撮っていると、横浜ナンバーのソロのライダーに写真を頼まれる。で、わたしも撮ってくれるというので、最初いやわたしはいいですって言ったんだけど、まあ1枚くらいあってもいいかな、てことでお願いした。この旅唯一の自分の写真だ。

橋を渡って角島へ。ざっくり駆け巡って、再び海士ヶ瀬公園に戻ってくる。わかめソフトとかね、話のネタ的には食べたほうがいいんだろうけど、わたしソフトクリーム好きじゃないし。ま、こーゆうのは片山さんにお願いしておこう(内輪ネタ失礼)。雲が薄く切れ始め、青空が見えるまではいかないものの日差しがチラチラと差すようになってきた。もうだいじょうぶだろう。ここでカッパを脱ぐ。

再び R191 を行く。山口県の左端をまっすぐに南下する。そして、下関。朝出るのがかなり遅くなったわりには、悪天候のせいもあって途中の寄り道が少なかったため、ほぼ当初の予定通りお昼時に唐戸市場に到着することが出来た。市場周辺は大渋滞していたが、わりとすんなりと駐輪場(らしき場所)にバイクを置くことができた。

R00142185年前に来たときはお盆休みで、市場は閑散としていて中の食堂でごはんを食べたのだった。しかし今日は人で溢れ、市場は活気に満ちている。わたしも人の波に飲み込まれつつ、あれこれ目移りしながらお寿司とふぐの唐揚げを買い込み、海辺で食べた。うん、ウマい!

唐戸市場を出て、下関ICへ向かう。いよいよ九州上陸である。関門橋を渡って・・・のつもりが、ぼんやりしていたら入口に入りそびれ、トンネルで渡ることになってしまった。ああう、しかも ETC 使えないのか、100円て、あわあわ。まあとにかくそんなんで、東京を出て3日目にしてようやく九州上陸を果たしたのであった。

遅くなったら高速を使ってしまおうかとも考えていたのだが、まあ時間もあるのでちんたら R3 で行くことにした。途中、国道をそれ、志免町というところへ寄り道。ここに、不思議な建物があるのだ。

R0014228旧志免鉱業所竪坑櫓というのがその建物の名称である。どこで最初に見たのか忘れてしまったけど、コリャあこの目で見ておきたいなぁとおもったのだ。何気ない住宅街?にある公園の中に、それは突然あった。横の広場ではソーラン節だかなんだかを練習する地元の団体、グラウンドでは子供のサッカーチームが試合をしている。そんな中に、突然あるのだ。残念ながらまわりはフェンスで囲まれ近寄ることはできないのだが、その存在感は不思議なものだった。夜はライトアップされるのかな。ちょっと見てみたかった。

そしてそのまま博多の市街地へ。博多に行くなら、もつ鍋食べたいよねぇ。でも、ひとりでもつ鍋ってないよねぇ。てかああいうのって大抵2人前からなんだよねぇ。うーむ。で、「もつ鍋 ひとり」とかでググッてみる。すると、出てくるではないかw これはもうおひとりさまレベル向上させてしまうしかないだろう。

R0014252そのお店は博多の繁華街にあった。オープンは18時からのようで、あと10分ほどある。まわりをウロウロしつつ、オープンを待つ。18時を少し過ぎてお店に入ると、カウンターにはすでに1組のカップルが入っていた。もつ鍋のシメによくラーメンを入れるけど、あれ死ぬほどウマいのね。このお店はそのラーメンをメインに食べさせるかんじ。1人前といってもけっこうしっかり鍋で出てくるので、うおお、食べきれるかな、とおもったけど、そこは食いしん坊のわたくし、杞憂であった。あっさり完食。いやー、おいしい。ひとりもつ鍋専門店にもかかわらずカップルがいたのでどうしようかとおもったけど(2人でもそれぞれひとつずつ鍋が用意される)、その後入ってくるのはちゃんとおひとり様ばかりだった。スーツ姿のサラリーマン、やけにおしゃべりなオッサン、アキバ系っぽい若者、などなど。あ、男ばっか(笑)。このお店、東京にもできないかなぁ。近所にできたら通いたいわー。元祖博多麺もつ屋

もつ鍋を堪能し、本日の宿泊地・唐津へ向かう。海沿いの R202 はすごく景色が良さそうだったけど、すでに日が暮れてしまって真っ暗。何も見えない。虹ノ松原なんかも雰囲気はよさそうだったけど、暗闇の中なのであった。

R0014258もうすぐ今日の宿に着こうかというところで、ライトアップされた唐津城が目に入ってきた。せっかくなのでちょっと寄り道。駐車場で地元のオジサンに話しかけられ、「東京から来たのか! このへんはなんもないだろ~」と笑う。いや、まあ、その、城があるじゃないか城がッ! そこにッ!! ・・・でその城にのぼってみたら、工事中だった。

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九州(上半分)ツーリング #002 大阪 – 山口

4/30(土)大阪 – 山口 515.6km [Map]

移動日2日目。この日は山口まで走る。前日の東京-大阪に比べれば若干距離は短いものの、それでも 500km 近くを走ることになる。ともかく出発。阪神高速から名神、中国道、山陽道。山口に向かうのだから中国道でもよかったんだけど、なんとなく山陽道にしてみた。しかしおもえば山陽道は前も走ってるから中国道で行けばよかったかな、などと後でおもう。まあいっか。

R0014047福山SAで給油、宮島SAでお昼ごはん。そういや米を食べてないな、ということで穴子丼を食す。広島支部のみなさまをおもいつつ広島を通過し、あっというまに山口。山陽道、渋滞しているかとおもいきやほとんどしていなかったのだ。コリャ早過ぎるな、ってんで、ならば翌日行くつもりだった秋吉台、行ってしまおうではないか。

山口JCTから中国道に入る。急に行くことにしたので、高速下りたら地図を確認しようとおもっていたら、美祢東JCTの料金所を出たところに緑看板で秋吉台の文字。何やら新しい道ができているようだ。開通したばかりのぴかぴかの小郡萩道路をびゅんびゅん進むと、あっという間に秋吉台IC。そして山道に入っていく。

DSC_0249突如視界が開け、そしてあのカルストの風景が目に飛び込んでくる。過去2回ほど車で連れてきてもらったことがあるにもかかわらず、うわああああと言ってしまう。声に出して。免許をとった時からいつかかならずバイクで来ようと決めていた場所。道じたいはわりとすぐにおわってしまうんだけど、思い入れのある場所だけに感動もひとしおであった。

R0014143まだ時間があるので、秋芳洞に行ってみる。日本最大規模だという鍾乳洞、ここは入ったことがなかった。秋芳洞には出入口が3箇所あって、わたしはその真ん中の入口にやってきたらしい。エレベータを降りて外に出ると、そこは暗く広い空間。空気はヒンヤリと冷たい。左右に 300m と 700m つづく洞窟の中、バカみたいに写真を撮りまくった。

秋芳洞を出ると、なぜか路面が濡れている。おや? とおもってあわててバイクのところへ行くと、ホネたん、濡れているではないか。ちょ、なんで雨降ってんの・・・。げんなりしつつ身支度を整えていると、また雨が降ってくる。しかたなくカッパを着こみ、もう少しカルストロードを堪能してから山口市内に移動しようとおもっていたのだが、諦めてそのままホテルへ向かうことにした。

夕方、市内のホテルにチェックイン。ぐしょぐしょに濡れたグローブを乾かしたりしているところへ、友人からメールが入っていることに気づく。夜飲みに行けるぞ、とのこと。仕事が忙しいようなので無理だとおもっていたのでよろこぶ。もういつぶりだか忘れてしまうくらいかなり久しぶりに会ったので、積もる話(?)もしつつ、地元情報もいただきつつ、城の話もしつつ(笑)、おいしく楽しい夜であった。忙しいとこ&土砂降りの雨の中、ありがとうございました。

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九州(上半分)ツーリング #001 東京 – 大阪

今年の5月の連休は比較的日の並びがよく、ちょっとズルすれば7連休を勝ち取ることができる。この機を逃したらもういついけるかわからない、九州ツーリング。ずいぶん前から計画を練っていた(てか妄想してた)のだが、大阪~宮崎のフェリーが確保できず(てか忘れてた)、こりゃもうダメかと半ば諦めかけていた。しかし、唐突に気づく。なんのことはない、船がなければ自ら走って行けばいいのだ。そのための2つの車輪ではあるまいか。残念ながら宮崎と鹿児島まで回りきれないのだが、この際大分県と佐賀県に宿泊できればもうそれでいい*1。とにかく行こう、いざ九州。

4/29(金)東京 – 大阪 533.7km [Map]

九州までの道のりは約 1000km 、さすがにイッキに走り切る気力はない。友人も歓待してくれるとのことなので、1日目はおよその中間地点大阪まで。朝5時前に家を出る。ようやく明るくなろうかという時間。用賀から東名をひた走る。

IMG_1134連休の初日、言うまでもなく渋滞。浜名湖SAで給油、給油渋滞までできている。伊勢湾岸道そして東名阪道に入り、御在所SAで昼ごはん。名古屋が近いということで、味噌煮込みうどんをいただく。固めのめんでおいしかった。ここまできてしまえばあと少し、14時前に新名神 豊中ICを下り、市内の中心地へと向かう。

R0014020神経すり減らしつつがんばってすり抜けた甲斐あってかなくてかオウテカ思いの外早く着いたので、前回行きそびれた大阪城に行ってみることにした。大阪城公園はなかなかに気持ちいい公園。のんびり散歩していたら天守にのぼる時間がなくなってしまったけれど、そのスケールはこの目で実感。場内は10万人(!)を収容できる大きさだという。大阪城の天守は2度焼失していて現在の天守は3代目なんだけど、豊臣時代・徳川時代のいずれの天守よりも長命なんだそうだ(城マニア情報)。

いったんホテルにチェックインしてバイクを置き、急いで待ち合わせのアップルストア心斎橋へ。前日に iPad 2 と iPhone のホワイトモデルが発売されたばかりとあって、店内はなかなかに混雑している。白カワイイじゃん、いやでもわたしは黒がいいし、ケース赤くして赤黒ホネたんカラーにするし、iPad なんぞ用途ないしいらないし、とかブツクサ言いつつ、無事に友人と合流。

IMG_1141地下鉄で扇町へ移動して、やはり大阪ではこれでしょう、お好み焼き。今回もたいへんおいしくいただいた。うん、ビールがウマい! さらに、お好み焼きの後はレトロな雰囲気の素敵な紅茶専門店で、いちごのショートケーキと紅茶をいただく。ああ、至福。大阪の甘い夜、ありがとうございました。

IMG_1146ホテルへ戻る途中、コンビニでチョコモナカジャンボの姉妹品、近畿・北陸・東海地方限定のバニラモナカジャンボを発見。ちょいとこれはおさえておかねばなるまい。さっきケーキを食べたばかりだけど気にしない。しかしそれは、ただのチョコなしチョコモナカジャンボのようであった。バニラ的な何かが入っているのかもしれないけど、よくわからない。正直イマイチであった。

*1 地図を赤く染めるプロジェクトによる

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伊豆ツーリング

地震の影響で友人の結婚式が延期になってしまったので、日帰りだけど先週行けなかった伊豆に行くことにした。おもえば今年最初のツーリングである。

朝8時の西湘 PA。3月も末だというのに冬のような寒さであるにもかかわらず、バイクの数はそれなりに多い。風は冷たいけれど、日差しはやはり春のそれだ。

R0013588西湘バイパスを抜け R135 で伊東方面へ向かう。伊東の道の駅で休憩した後 r109 にそれて、目指すは城ヶ崎海岸。海がひたすら青くてきれいなところだった。勝手にマイナーな場所だとおもいこんでいたんだけど、人も多くてわりと観光地然としていた。ネコがいっぱいいた。

R0013605すこし走らせて伊豆高原。温泉に入ってやろうでないの。と、その前に蕎麦屋で少し早めの昼ごはん。桜えびのかき揚げがとてもおいしかった。その後「高原の湯」でゆっくり温泉に浸かる。林の中に点在する露天風呂に入っていると、リスが姿を見せた。さっきも見かけたんだけど、ふつうのリスより大きめサイズ。台湾リスというらしい。

ふたたび走る。通行料上限200円が今月いっぱいで終了する伊豆スカイライン。その前に走っておきたかったのだ。やっぱりたのしい。今日はまだ車も少なめできもちよく走れた。まあ、前を行く CBR には一瞬で点にされたけど(笑)。

R0013613伊豆スカの途中、韮山峠あたりの駐車場でバイクを止めると、何やら白いものが舞っているようにみえる。・・・雪!? たしかに雪だ。走っていると、だんだん本降りになってくる。おいおいまじかい。雪て。てか午前中あんだけ晴れてたのに。なんなのもう。

箱根新道を抜け、小田厚、東名。途中パラパラとにわか雨に降られもしたが、大したこともなく帰還。今年初のツーリングは、雪に見舞われるというハプニング付きで無事に幕を閉じた。あ、あとガソリンめっちゃ高くて参った。ま、ともあれ今年もまたあちこち走りにいきたいな。

総走行距離:320.8km [Map]
写真:GRD 6/88, iPhone 0/3 [Flickr]

チェーン交換など

ホネたんのチェーンとスプロケを交換した。ついでにオイル交換もして、立ちゴケしたとき曲がったあれやこれやも直してもらった。バイク屋に「ちゃんと乗っててえらいね」と言われた。え、えらいのかそれ?w

作業待ちの間、地図を見てて見つけたバイク屋近くの公園をぶらぶらしてたんだけど、すごくいいお天気で、ポカポカして、ベンチで読書して、眠くなって、ニャンコがいて、子供がサッカーしてて、なんだかとてもいい公園であった。秋(っていうかもう冬か?)の日差しってやわらかくていいなぁ。昼間なのに夕方みたいな光。戦闘機もってけばよかったなぁ。
IMG_0742

二輪講習会メモ

こないだの講習で言われたことメモ。今回レディースで初めての人グループだったので、指導員さんが多めでアドバイス多く受けられてよかった。

急制動は最後視線が落ちがち。停止時ふらつくのは肩に力入ってるから。土踏まずをステップにのせる。バランスセクションは・・・練習あるのみだよなー。。千鳥は前回全然ダメだったけど(てかコースがよくわかってなかった)、今回は最初の2つ3つくらいはできた。後半ライン取り苦しくなってコースアウトw でもフルロックする感覚がわかってきつつある・・・ような気がする。まだ怖いんだけどー。傾斜走行、ガツンと開けられるのはいいけどアクセルワークが雑。フロントブレーキもうちょっとしっかりかけてあげられるとよい。あとはやっぱり上体が逃げがちなこと。肩入れて。

全体的に、やっぱり肩に変な力が入っちゃってる。頭ではわかってるんだけど身体はなかなか思うように動いてくれないのよね。。冬はツーリングも寒いし今年は金欠でスキーもあんまり行けなさそうだから、せっせと練習に通うかなw

志賀草津道路、毛無峠など

今年はよく走りにいってるけど、群馬方面に行ってない。志賀草津道路が冬期閉鎖になる前に行っておこうか。ついでに毛無峠も行ってみたい。

というわけで、榛名湖から R145 → R292 と走って白根山方面へ。草津白根レストハウスで休憩するも、湯釜などはけっこう歩くので今回はスルー。

DSC_8769志賀草津道路は写欲との闘いである。そういえば前に走った時はホネたんぶっ壊れてて友達の後ろにのっけてもらってタンデムで行ったんだっけ。人が運転してる後ろで好き放題撮ってたなぁ。自分で走ってても、もうどこもかしこも景色が素晴らしくていちいち止まりたくなっちゃってホント進まない。いかん。

渋峠でお約束の日本国道最高地点の記念撮影などして、志賀高原の手前で r66 に入る。狭いグネグネ道をつないで r112 で毛無峠へ。

DSC_8817毛無峠。ここはいったいどこですかみたいな空間。スゴすぎてもう。道はとぎれてその先はダート。オフ車であのダートの先にぶっ込んでみたいなぁ。ちょうどお昼なので、毛無峠の景観をオカズに母上が持たせてくれたおにぎりを頬張る。ウマい。節約。

草津方面へ戻る。上の方はところどころ雪があったりして、上信スカイラインあたりでは日陰になってるとこなんかその雪が凍結してて、もうちょう慎重に通ったけどすんごい怖かった。こんどから夏に行くことにしよう。

その後は適当に上信越道にのってぴゅーっと帰ってくる予定だったんだけど、「妙ちくりん食べたい!」とおもってしまったのが運の尽き。伊勢崎まで下道を走るんだけど、行きと同じ道はヤダ、ってんで違うルートにしようとしたらなんか間違えて、再びやってきてしまった吾妻渓谷のあたりは紅葉渋滞気味で、でも去年の八ッ場ダムのあのT字型の橋桁が完成してつながっててちょっと感動して、高崎の市街地は混んでるし、ウロウロしてやっとこさ妙ちくりん到着したのはもう16時半過ぎ。あぁ、帰りがけ早稲田祭チラ見しようとおもってたのにもう間に合わないな・・・。本庄児玉ICから関越、渋滞、ヘロヘロ。

さて帰宅して写真を iPhoto に読み込んでみたらば、なんだか今日の写真はどれもおんなじような画である。走ってるときのあの感じって、どうやっても写真に納められないんだよなぁ。
R0010312-R0010317
ま、そんなわけで今日は前半はよかったけど後半かなりグダグダなツーリングだったw それでもそんなの吹き飛ぶくらいに、ウマいなぁ、妙ちくりんは。あー、さっきいっこ食べたんだけど、もいっこ食べちゃおうかな・・・。

総走行距離:478.8km [Map]
写真:GRD 6/89, D80 6/104, iPhone 0/26 [Flickr]

道志、箱根など

道志で縄張りチェックしてー(チャリダーナンシー捕獲)
山中湖でほうとうとかぼちゃアイス食べてー(雪見大福味)
箱根で温泉ゆっくり入ってー(大名行列にハマる)
帰ってきた

今日も楽しかったぁ

すごくいい天気で日差しはあたたかいけど空気は冷たい
山中湖のあたりはきれいに紅葉してた
箱根は上の方が色づき始めってかんじ
温泉にたまゆらの塩があったので
いつか買いたいとおもう・・・

道志みち~山中湖~東富士五湖道路~R138~箱根~小田原厚木道路~東名
総走行距離:285.9km [Map]

福島・米沢ツーリング [後編]

10/24(日)米沢 – 東京 348.4km [Map]

朝5時起床。外を見ると、まだ天気は大丈夫そうだ。出かける準備を整えて、ふたたび外を見やるとすごい朝焼け。慌てて荷物をまとめてチェックアウトし、ホテル横は川の土手になっているのでそこへ上がってみるも、もうだいぶ色が落ち着いてしまった。朝焼けは雨の兆し。今日はサクサク進もうと心に決め、6時にホテル出発。

DSC_8622r2 西吾妻スカイバレーで白布峠へと南下する。ここも紅葉が見事だ。朝早いので車もおらず、たいへん快適に走ることができた。でも、またしても写欲がフツフツと湧き上がり、サクサク進むはずがどうも遅々として進まない。写真はどこかの展望台からの眺望。

DSC_8647そのまま r2 で桧原湖のほとりを走る。なかなか雰囲気よさそうなので、適当なパーキングにバイクを停めて少し散歩することにした。

裏磐梯には湖沼がたくさんあって、探勝路も整備されている。中瀬沼から磐梯山を望む。朝っぱらから三脚バズーカのオジサンが数人いた。この辺りは標高も低いのか、紅葉は色づきはじめでこれからといったかんじ。冬とか雪が降ったらまたきれいだろうなぁ。

R459 に出て、磐梯山ゴールドライン。ここはもう止まらないぞ、と心に決めてサクサク進む。R49 に出ればもう会津若松だ。途中、2年前に福島に来たときにも見た観音像が視界に入ってきてニヤリ。今回は会津は完全スルーで、R118 でそのまま南下する。

DSC_8684会津から少し走ってやってきたのは塔のへつり。少し前に友人が行っていたのを見て行きたいとこリスト入りしていた。着いてみると、意外とメジャーっぽい(?)観光地でちょっとびっくり。河食地形の特異例として国の天然記念物に指定されているそうで、侵食と風化で形成された不思議な断崖がおもしろい。

R289 に出て進路を東に取る。そのまま行けば白河ICだが、まだ高速にはのらない。r290 に入って那須高原へ向かう。この那須の道もたいへん気持ちいいワインディング、那須湯本温泉の中心部まで来ると車が増えたけど楽しかった。温泉街もいい雰囲気で寄りたかったけど、またの機会にすることにしてお目当てのとある旅館へ。

R0010260ちょっと迷いつつもなんとかたどりついた國弘やしき。なんでここに来たかったかって、まあ、わかる人にはわかる話。外観が意外としょぼかったけど、テニスコートがあったり、チラッと見た感じ離れとかはリッパぽかった。日帰り入浴でもできればなぁとおもったけど、いずれちゃんと泊まりに来るからよしとする。

ちょうど昼なのでここらでごはんを食べよう。那須高原の中心部、道沿いには何やら美味しそうなお店が立ち並ぶ。たいへん心ひかれるけれど、道の駅でサクッと済ませることにする。ところがレストランは人が溢れ、40分待ちとの案内。うーん残念。もう高速にのってどこか SA で食べればいっか。

那須ICから東北道。わりと車多めだったけどまだ渋滞もなく順調。佐野SAに寄ろうかともおもったけど、いいや、蓮田まで行ってしまえ。

R001026614時前に蓮田SA到着。フードコートをぐるりとまわるも、これ!っていうものがなくて、結局ミニメンチ丼というソースカツ丼のメンチバージョンみたいなのにした。本来は蕎麦とかとセットで頼むみたいなんだけど単品で。このミニ丼がたいへんちょうどよくて腹八分、なんかその味よりも絶妙な量にやけに満足した。いやふつうにおいしかったけど。

浦和ICで下りて、15時過ぎに無事帰宅。こけたとき土に埋まったのでホネたん泥だらけ。掃除したりオイル差したりミラーのクルクルを直したりと作業していると、じきに雨が降ってきた。早めに家に着いていてよかった。

というわけで、突発的遠出終了。走った道はどれもとても楽しくて、食べたごはんはおいしくて、ああもうちょっと近ければ通うのに!といったかんじ。大型連休フルに使って遠出するのも楽しいけど、土日で1泊ってのも適度でいいな。これから本格的に冬モードに以降していくわけだけど、その前に秋を満喫できてよかった。

総走行距離:723.2km [Map]
写真:GRD 10/260, D80 15/365, iPhone 1/47 [Flickr]
福島・米沢ツーリング [前編]