音楽」カテゴリーアーカイブ

浅草など

兄上(最近あちこちでお兄ちゃんやらお姉ちゃんやらつくってるけどここでいうのは実兄)が賛助で出演するオケを聴きに浅草公会堂へ。浅草なんて近所だしよくいくんだけど、浅草公会堂なんてあるの知らなかった。日比谷公会堂みたいな古ーいいいかんじの建物を勝手に想像していたら、至ってふつうのたてものだった。

オイリアンテ序曲、ハイドンの時計、チャイ5、アンコールにアンダンテ・カンタービレという演目。「第13回 下町大音楽市」なる催しの一環だったみたい。

終演後は浅草をちょっとぶらぶらして、昭和な雰囲気漂う喫茶店でケーキとコーヒーをいただく。またケーキ食べちゃった :d

芸術情報特論

今日、芸大で、AOKI takamasa が講義をする、しかも無料で一般の人も聴講できるってんで、わたしゃほんとうに行きたかったのだよ。芸大。上野。チャリ圏内。

でも今日はそれなりに忙しかったから行けなかった。まあ忙しくなくても行けなかっただろうけど。残念。

どんな授業だったんだろうなぁ。

ラプソディ・イン・ブルー

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東京文化会館にて、シンシナティ交響楽団の演奏会。指揮はパーヴォ・ヤルヴィ。11月にサントリーホールでも同じコンサートがあるんだけど、すでに安い席が売り切れていたため文化会館の公演をとった。上野は歩いて行けるしね。

まずはバーンスタインのディヴェルティメントから。8楽章からなるこの曲、ひとつひとつ個性的でおもしろい。第2曲の弦のやつ、よかった。ヴィオラの音がとてもいい。スフィンクス(謎)とかほんと謎だしw ブルースかっこいいし。

そしてガーシュインのラプソディ・イン・ブルー。今日はこれのために高いチケット取ったのです。なぜってアナタ、ピアノがクリスティアン・ツィマーマン。ツィマーマンのラプソディ・イン・ブルーとかもうね、そりゃいいに決まってるがな。めちゃんこかっこいい。席が何しろ安い席なので、4階のいちばん左のはしっこだったんだけど、これがなかなかよろしい。ツィマーマンのご尊顔が拝めないのは無念だけど、ててて、手が。丸見え。素晴らしい。ていうかもう後頭部すら男前。時折すこし長めの白髪をガッとかきあげる仕草がんもうんもうかっこよすぎてもうやばいですねこれは恋ですねそうですね。ツィマーマンかっこいいよツィマーマンはあはあみたいなかんじでもう昇天寸前でございました。

後半はラフマニノフの交響曲第2番。1楽章あたりまでは先ほどの興奮覚めやらずぼんやりしておりましたが(笑)、2楽章のツケルツォかっこよく、その間に挟まれる優美な旋律。そして3楽章。これぞラフマニノフ節と言わんばかりの叙情的で実に美しい緩徐楽章。もう泣けてくる。で4楽章で活力を得て、終わるのだ。音楽って素晴らしい。

アンコールにシベリウスの悲しきワルツとブラームスのハンガリー舞曲6番。ほとんどツィマーマン目当てだったけど、実にいい演奏会、しっかり堪能した。

目白シンラート2009 ~椿山篝火舞台~

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今日は定時・・・よりややフライング気味に退社し、椿山荘へ。目白シンラート2009 ~椿山篝火舞台~ というのに行って参りました。本日は第2夜・オータムコンサートということで、千住明と千住真理子のコンサートでした。ま、アレです、ウチのママンの千住家大好きキャンペーンの一環です(笑)。

まずは椿山荘の宴会場でお食事。おいしかった。で、千住真理子さんの演奏。まーホテルの宴会場だから音響なんて期待してなかったからまあいいとして。演奏されるのはクラシックの超有名曲ばかりなんだけど、普通だったらピアノやオーケストラ、歌などで演奏される曲なんかも多くやっていておもしろかった。ドビュッシーの月の光、そしてロシア民謡の黒い瞳。あ、これ、7月のコンサトであのふたりがやってた、とにんまりするなど。ヴァイオリンの音ってきれいだなぁ。

後半は椿山荘の庭園に移動。お庭の池にお能の舞台が設置されていて、そこで千住明と愉快な仲間たちが演奏するのだ。もう、このシチュエーションだけでテンションダダ上がりですわ。秋の夜風は涼やかで、実に気持ちいい。そして千住真理子さんが篝火を点して、開演。赤い炎が黒い鏡面仕上げのピアノに映って、ものすごくかっこよかった。火が燃えるパチパチという音や虫の声もあわさって、音楽はとてもきれいだった。

で、ちょうど椿山荘で千住博の展覧会をやってるというので終演後サクッとみて、千住家堪能の夜でありました。母も満足げであった。よかったよかった(笑)。

君は路地を曲がる

春ですねぇ。いや今秋だろって話ですけど、なんですよ。もう大好きなの大人になって改めて染み入るよほんとに泣けてくるんだよ。

その「春」をピアノで弾いてる人がいてね、いや春だけじゃなくありとあらゆる B’z の曲を弾きまくってるんだけどね、どの曲もあまりの完成度の高さに軽く嫉妬なんですよ。アレンジウマすぎでしょホント勘弁してほしいわ。わたしも同じことして遊ぶけどママゴトでしたごめんなさいって感じだもの。

非常に悔しいので「きみをつれて」はわたしがやるからおねがい弾かないで
って感じですあー参ったー参ったーほんとやられたー

WORLD HAPPINESS 2009

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相対性理論、pupa、砂原さん・・・楽しみにしてたのはいろいろあれど、このフェスはやっぱり YMO なのだった。圧倒的。大人の余裕。いろいろこみ上げてきちゃって冷静に観ていられなかった。。かっこよかった。感動した。もう、そんだけ。

YMO に限らず、もういいお年のオジサマたちがえらいかっこいいんだよなぁ。適度に曇って、雨にも降られず、終演直後地震あったけど、よかったよかった。楽しいイベントでした。ご一緒したみなさまもありがとう。おつかれさまでした。

しかしこう、夏の楽しみがひとつひとつ終わっていくごとに淋しくなる。日本海おわったら何を心の支えに生きていけばいいんだ。泣けてくる。

LIQUIDROOM 5th ANNIVERSARY


GRD3? 何それおいしいの?

・・・つーわけで、8万落っこちてなかったので秋葉原でなく恵比寿へ。出るの遅くなっちゃって最初の agraph が終わったくらいに到着。。無念。が、ASA-CHANG & 巡礼なんかおもしろかったし、rei harakami そして Y. Sunahara ですよ奥さん。いやかっこよかったー。至福の時だった。

なんつーか、やっぱ爆音ってキモチイイねw砂原さんワールドハピネスも出るんだよねあー楽しみ! 日曜日、曇るといいな。

千住真理子とイタリアの名手たち


今日は定時でそそくさと上がってオペラシティへ。最近うちの母上が千住家の教育白書を読んで以来千住家にはまっているらしく、こないだの鎌倉でもふらっと立ち寄った画廊で千住博の版画の前でじっと見てるもんだから画廊の人に「千住博は次の平山郁夫になる画家ですよこの作品は版画で小さめなのでお手ごろなんですよ」とか言われてて、お手ごろったってウン十万とかウン百万とかなわけで、弟と「おいおいまさか買うんじゃないだろうな」とか言いながらすぐに止められるよう背後でスタンバってたんだけど、杞憂に終わったのでよかった。

そんな母上が嬉々としてとってきたチケットが今回のコンサート。千住真理子とイタリアの3人の名手との共演で、ヴィヴァルディを中心としたバロックの名曲の数々。ヴァイオリン×2、チェロ、チェンバロで、ちょっと珍しい編成らしい。協奏曲もこれでやっちゃうんだもんね。千住さんの手にはもちろんストラディヴァリウスの名器「デュランティ」。その音色は彼女の演奏をより素晴らしいものにしていたんじゃないかな。生音を聴けて幸せ。

終演後、会場で売っていた本や CD にサインをしてくれるようで、うちの母ももらってた。千住さんは笑顔がとても素敵な方だった。

安全運転講習、トゥーランドット、屋上ビール

免許とって1年半ほど。その間、違反やら事故やらひととおりやっちまった感がありますが、ここらでちょいと安全運転の意識向上のため、警視庁の二輪安全運転講習に参加しようかなと。で、今日は月イチの初心者部門の日。かなり行く気でいたんだけど、警視庁のサイトみるとどうもプロテクタが必要らしい。わたしそんなの持ってない。ので、とりあえず今回は見送り。うーん、行ってみたいんだけどね。。。

そんなわけでどんなわけで、今日はチケットもらったので芸劇にオペラ見に行ってきた。トゥーランドット。オケは読売日本交響楽団、指揮は井上道義。で、演出が茂山千之丞、この方は狂言役者なんですね。なので、舞台の端々に狂言のテイストがもりこまれたちょっとおもしろいオペラだった。といってもそんなに奇を衒ったものでもなく、普通に楽しめる感じでよかった。
個人的に、目を引いたのがリュー役の小林沙羅さん。まあオペラだからしょうがないけどああも愛、愛、って連呼されるとちょっとげんなりするんだけど(笑)、でもありゃ確かに愛だねぇ。とかおもった。ちょっとグっときた。最後はトゥーランドット姫も心が動いて大団円、みたいな急にご都合主義っぽくなるわけだけど、ま、オペラですから(笑)てことで。久しぶりにオペラ観たけど、やっぱ贅沢なエンターテイメントだよね、これ。ソリストもオケも合唱もよかったし、タダで堪能させてもらっちゃって感謝なのであった。

で、帰り来ればそうだった隅田川花火だったね。屋上上がろうかと思ったけどメンドクチャイのでベランダで、お中元にもらった缶ビールを1本。たまには家ビールもいいもんだね。ベランダからじゃ花火見えないけどw
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