千住真理子とイタリアの名手たち


今日は定時でそそくさと上がってオペラシティへ。最近うちの母上が千住家の教育白書を読んで以来千住家にはまっているらしく、こないだの鎌倉でもふらっと立ち寄った画廊で千住博の版画の前でじっと見てるもんだから画廊の人に「千住博は次の平山郁夫になる画家ですよこの作品は版画で小さめなのでお手ごろなんですよ」とか言われてて、お手ごろったってウン十万とかウン百万とかなわけで、弟と「おいおいまさか買うんじゃないだろうな」とか言いながらすぐに止められるよう背後でスタンバってたんだけど、杞憂に終わったのでよかった。

そんな母上が嬉々としてとってきたチケットが今回のコンサート。千住真理子とイタリアの3人の名手との共演で、ヴィヴァルディを中心としたバロックの名曲の数々。ヴァイオリン×2、チェロ、チェンバロで、ちょっと珍しい編成らしい。協奏曲もこれでやっちゃうんだもんね。千住さんの手にはもちろんストラディヴァリウスの名器「デュランティ」。その音色は彼女の演奏をより素晴らしいものにしていたんじゃないかな。生音を聴けて幸せ。

終演後、会場で売っていた本や CD にサインをしてくれるようで、うちの母ももらってた。千住さんは笑顔がとても素敵な方だった。

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