5/6(火) 湯沢 – 沼田 – 東京
さて最終日。妄想作戦会議中に、某迷走部員氏が「ボードしたい」と宣ったことにより実現した今回の春スキー。実は今回の旅は、「新潟に置いてきてしまったスキー板を取りに行く」これがわたくしの主たる目的であって、能登だの金沢だのってのはもののついでなのだ。ホントホント。とにかく板はあるので問題なく、ウェアは持って行けないけどバイクにつんでるカッパでも着ときゃいいし、グローブはバイクのがあるし、おとなりガーラ湯沢がまだ営業している。というわけで行ってきた。バイクでスキー、ちょっと実現した。
よく晴れた5月の空は青くまぶしく、暑いくらいの気温でTシャツで滑走してる人も。わたしはカッパだけど。前日の夜の豪雨もあって、雪はいっきになくなってしまった模様。当然ながらジャバジャバ雪で、ブッシュで、土まみれで、2コースしかなくて、グダグダだったけど、シーズン最後の最後に滑った! という満足感。7年ぶりに滑ったという某迷走部員氏はお疲れのご様子。来シーズンは雪山部を発足させ、ぜひとも華麗なジャンプをみせていただきたいものだ。マシンガンな連写で撮るぜ。
コースもないし雪の状態もどうしようもなくなってきたし、なによりオジサンがお疲れなので(笑)、お昼頃に引き上げ、いったん部屋に戻る。そして作戦会議。まだ時間も早いし、帰りは高速だし、今日の夜に東京の家で眠れればいいから、吹割の滝に寄ってかね? てことで、寄ってくことに。どんだけ欲張りなんだ。
17号を走り、120号に入り、ものの2時間くらいで吹割の滝到着。
天然記念物に指定されているこの滝は、東洋のナイアガラとすらいわれている。滝への入り口付近では終始転落しないように注意を促すアナウンスが流れていた。いやでもこりゃ転落もするわ。巨大な岩が織りなす景観は圧巻。写真を撮ろうにもどうやって撮っていいものか。わたしのヘボ写真ではなかなか伝わらないが、とにかくすごかった。
滝の付近は遊歩道があるので、そこを通って周辺を散策。その後ひっそりと営業していたお蕎麦屋さんでまた蕎麦を食べる。なんか麺ばっか食べていた気がするなあ。もう店じまいをしようとしていたとこだったが、快く通してくれた。なかなか雰囲気のいいお店で、なんかのドラマの撮影にも使われたそう。昔ながらの帳場がいいかんじ。お蕎麦もおいしかった。
そんなこんなで吹割の滝を後にする。すこし走って沼田ICから関越に乗り、赤城高原SAで会社のお土産を買う(でかでかと「赤城山」と書かれたお菓子w)。赤城高原での夕日がきれいだった。
そのまま高速をひた走り、21時ちょうどに東京の自宅に帰還。無事生きて帰って来れた。
今回の旅、いきあたりばったりの無計画すぎて失敗も多く、でもだからこそ楽しかったり。某ヒラ部員1号氏には死ぬほど世話になり、彼がいなかったらわたくしいまごろまだ千里浜で砂に埋もれていることでしょう。いや、滋賀県あたりで路頭に迷ってるかもしれません。本当にありがとうございました。そして、すでに次の旅(への妄想)ははじまっている。旅は終わるけど終わらない。まだ見ぬ土地を目指し、わたしは風を切るのだ。
おしまい。
総走行距離:約1230km [Map]
写真:Hokuriku Trip May2008 – a set on Flickr
北陸珍道中 #000 東京 – 湯沢
北陸珍道中 #001 湯沢 – 能登
北陸珍道中 #002 輪島 – 金沢
北陸珍道中 #003 金沢 – 湯沢
計画的なのは”旅”ではない…と言う人もいますね。
知らなかったことを知る。見たことないものを見る。
これだけで、自分の日常を客観的に見ることができるようなきがします。
ちょっと、カタイ?^^;)
旅行記お疲れ様でございました。
たのしう読ませてもらいました〜。
次なる妄想の地は北ですか。
びゅーんと飛行機で私も飛び立ちたい。
そして道内一周ナゾ敢行してみたいとか日々妄想してます。
あーーー旅行行きたいちきしょーめ!(いや、失礼つかまつった
どうもこんばんわ。この間はコメントありがとうでした。この滝にいつか行きたいと思ってました。見ると滝付近に立っている人が・・・。どこが歩けるのかどうなっているのか、興味津々です。
>ひびさん
自分の日常を客観的に見る・・・
そうなのかもー。
いやなんか、コメントありがとございます。
>ひちゃこさん
旭川空港で待ってますよ。まじで。
いらっしゃるならぜひご一報を。お盆休みに突撃です。
>なんでもぴくちゃさん
どもどもコメントありがとござます!
滝、スゴいです。ぜひに。
珍道中、おつかれさま。 楽しく読ませてもらったよん♪
かなり色々なところに周れてステキな旅行だったみたいじゃないのー
それにケガや事故が無いことが一番。