北陸珍道中 #003 雨ニモマケズ

5/5(月) 金沢 – 湯沢

朝7:30頃かな、起床。8時頃出発。

DSC_0843まず向かうは前田利家を祀った尾山神社。和洋中の三様式が取り入れられる神門は、異国情緒漂う造り。鳥居もあって不思議なとりあわせがおもしろい。そういえばここでバイクこかしてる人がいたけど、誰だろ? なんか足立ナンバーだったけど。

DSC_0854次に向かうは絶対来たかった金沢21世紀美術館。「まちに開かれた公園のような美術館」が建築コンセプトらしい。じっさいそんなかんじだった。館内は迷路みたいでおもしろい。写真は「タレルの部屋」。この日曇っていたので気づかなかったんだけど、天井が四角く切り取られていて空が見える。10mm でぱちり。広角万歳。

しばし探検した後、あのプールを見つける。レアンドロのプールである。ここに入るにはロン・ミュエック展の観覧券が必要なので、みていくことに。

10時からなのにすでにかなり長い行列が出来ている。ロン・ミュエックの作品は、ファイバーグラスやシリコンなどの素材を駆使して人間の身体を細密に表現する。髪、皮膚、血管、しわ、毛の細部に至るまで、実に精緻で写実的。まーひとことでいうとキモチワルイなわけだけど、しかしあのスケールは迫力。泣き叫んでいる子供がいたのもまた事実。巨大赤ちゃん、10mm で撮りたかったな(笑)。

R0021739そしてやってきたレアンドロのプール。水中から見上げる風景はゆらゆらと揺れて、オサカナになった気分。上から見ると人間が水中をウロウロしてるよう。というワケで、上からも下からも撮りまくり。ここも天気がよければなー、っていうのはもうしょうがないにしろ、あとで見たら微妙なアングルばっかで、もっとうまく撮りたかった。ちきしょー。

DSC_0904美術館のカフェで朝ご飯とも昼ご飯ともとれるかんじのごはんを食べて、出発。もうお昼近くなっている。次に目指すはひがし茶屋街。藩政時代の情緒が色濃く残る人気の観光スポットだそう。しばらく走ると到着したのだが、近くに駐車場がひとつしかないらしく、その小さな駐車場に入ろうとする車が大行列を作っている。雨も微かにパラつきはじめており、この日のうちに新潟に戻りたい我々は、昼頃には金沢を出なくてはいけないため、あえなく断念。無念・・・。

8号に入る時、あやうく左折しそうになって福井に行っちゃうとこだったのはまあいいとして、雨がだんだん本降りになってくる。もと来た道を戻っているわけだが、一昨日とは全然違う道のように思える。休憩に立ち寄った能生の道の駅には船があったりしたが、雨がすごいため萎えてしばしぼんやり休憩するだけでオシマイ。少し雨脚が弱まったところを見計らって出発。

じきに上越に入り、 253号 へ。253 に入ってからがまた長く感じられる。雨はかなりの土砂降りになり、日も暮れてきているためとにかく視界が悪い。なかなかのワインディングが続き、たのしい道ではあるものの、もうハングオン! とかやって遊ぶ余裕はない。シールドに付着する雨粒を手でぬぐいつつ、前の車のテールランプをたよりに必死で走る。途中、多少の渋滞があったものの、それほど長く続くわけでもなく、なんとか19時過ぎに無事湯沢のマンションに到着。

このときは湯沢は雨は降っておらず、濡れたカッパも乾いていたのでよかったのだが、その後夜遅くに台風かと見紛うような豪雨。ああ、雪が融けてしまう・・・。そう、明日はスキーなのだ。

北陸珍道中 #000 東京 – 湯沢
北陸珍道中 #001 湯沢 – 能登
北陸珍道中 #002 輪島 – 金沢
北陸珍道中 #004 湯沢 – 沼田 – 東京

One thought on “北陸珍道中 #003 雨ニモマケズ

  1. by petite-tomo at

    あ、そうそう、ペスカトーレは大失敗こいた。見た目も味も。作ったことなくてもテキトーにつくればたいていなんとかなるんだけどなあ・・・。研究しなきゃw

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