四国ツーリング #002 松山・四国カルスト・宇和島

5/3(日)尾道 – 松山 – 四国カルスト – 宇和島 282.8km [Map]

朝5時にホテルを出る。まだ暗い。5時って、もう5月だし明るくないか?とおもったんだけど、そうか西だから日が昇るのが遅いんだなぁなどと思う。

駐車場で荷物をバイクに積む。荷物を積むその勢いで、バイクを倒してしまう。ブレーキレバーポッキリ。なにやっとんじゃわたしは・・・。立ちゴケどころか積荷ゴケじゃんかこれ。笑うに笑えない。折れたレバーをポッケに入れ、ひとりバイクを起こし、「でもこれで1ツーリングにつき1ゴケは達成した、もうだいじょうぶだ」などとわけのわからないたかをくくる。

DSC_0267さてずっとずっと走ってみたかったしまなみ海道。2006年に全面開通した瀬戸内海の島々を結ぶこの道は、とてもとてもきもちのいい道だ。雲は多いけれど、朝の空気は清清しい。朝早いこともあって他の車もほとんどいない。展望台があるというので大浜PAに寄ってみるも、遊歩道は8:30からで入れず、しょぼん。というわけでコーヒーだけ飲んでさっさと大浜PAを後にする。走っていると「ああここ撮りたいいい」って場面がどんどん飛び込んでくるんだけど、何しろバイクなので撮れない。たまりかねて待避所で GR を取り出すも、走っているときのあのかんじにはならなくて、難しいなあとおもう。時間があったら島にひとつひとつ寄っていくような旅もしてみたいなあとおもった。

DSC_0281今治北ICで西瀬戸自動車道を下り、糸山公園に行く。島々が点在する来島海峡と来島海峡大橋を眼前に見ることができる公園だ。島に架かる大きな吊り橋、それは大自然と人工美の調和とでもいうのか、すごい風景だとおもうのだ。瀬戸内海にちょうど朝日がのぼるところでほんとうにきれい。足立ナンバーを見て驚いたおじさんが話しかけてくる。話していると、昔金町に住んでいたそうだ。じつにローカルである。

今治城をチラ見するのも忘れて(笑)、松山へと向かう。松山へは海沿いを走る R196 がメインルートになってるんだけど、あえて山の中を行くことにする。ワインディングを走りたかったからなんだけどね。

DSC_0313まずは道後温泉へ。朝7:30くらいなんだけど、浴衣着て風呂桶もってウロウロしてる人がいっぱいいた。わたしはなんとしても温泉につかりたい! というタイプの人間ではないので、坊ちゃんとか千と千尋とかもこのまちから生まれたんだねぇとかおもいつつ、その温泉街の雰囲気だけ楽しんできた。まだ朝早いのでお店とかはなにもやっていなかったけど、わりと人はたくさんいた。昼間だったらトンデモネーことになっていただろう。朝のうちにきてよかった。

DSC_0329そして松山城に移動。8:30、松山城にのぼるロープウェイとリフトがちょうど動き出す時間だった。わたしはもちろんリフトを選択。スキーを履いていないリフトは乗り降りがけっこう難しかった。べつに前にこちらをふりかえって手を振るきれいな奥さんはおらねども、一眼レフを構え撮る。こりゃ高所恐怖症にはこたえるよなあなどとおもう。w

R0030645松山城の天守は、日本の12箇所に現存する天守の一つ。やっぱり現存天守は風格が違う。ちょうど開門の儀式をやっていて、お客さんたちがみんなで門を開けるというプチイベントがあって楽しかった。かいもーん!の声とともに門が開かれ、そして入っていく。たのしい。天守の中も雰囲気があってとてもいい。例によって這いつくばって撮っていたら、また具合が悪いと思われてしまった。松山城はいいお城だった。

最初は松山あたりでお昼を、と思っていたんだけど、思いのほか予定通り以上に順調に進んでいるので、このまま四国カルストまで行ってしまってもいいかもな、ということで四国カルストへ向かって R33 を走り出す。この R33 にはネズミ捕りが多くいるというのは事前に予習済み。あせる必要もないし、制限速度キッチリ守って後ろから飛ばしてくる車に道を譲りながら走る。案の定、やってるやってる大ネズミ捕り大会。何台かバイクや車が捕まっていた。わたしはなぜかミニパトの後ろにつけた。パトカーの後ろ走ってて捕まることはないだろう、とかおもいながら悠然と走る。

DSC_0527R440 に入り、地芳峠で県道383四国カルスト公園縦断線に入る。狭い山道が続き、突然視界が開ける。日本三大カルストに数えられるこの四国カルストは、多くの乳牛が放牧され、カルスト特有の風景をさらに牧歌的にしている。曇っており、まだ草も緑でないのがちょっと残念。秋吉台も走りたいなぁ。

ごはんを食べようとレストハウスに入ると、人でごった返している。店員はたくさんいるのに、なぜかうまく回っていない。客は行列を作って待っているのに、店員はそちらに見向きもせずに慌しく動き回っている。去年の北海道の足寄レストランメイプルを髣髴とさせる情景だ。こりゃカレーひとつに40分じゃ済まないかもしれないぞ・・・。ということでここで食事をとることを諦める。まあ走ってりゃどこかにあるだろう。

県道383 から県道48 に入る。ここからは再び狭くて急カーブの連続。走っていると、ミラーが右も左も両方くるくる回るようになってしまった。これじゃ後ろが見えない。車載工具はあるものの、シートを外すのが面倒でそのままにしていたけどさすがにこのままではいかん。ということで道が広くなったところでバイクを停めて降りる。とそこで、立ちゴケ。あーああーもうーーー。まーたやっちまったよ・・・。なんかもう立ちゴケでいちいちしょんぼりしなくなった(笑)。しかし倒しどころがよくなかったようで、ハンドルが若干土に埋まってしまい、なかなか起こせない。ひとり悪戦苦闘していると、そこへハーレーに跨がったかっちょいいオジサンがやってきた!

R0030693こけている私をみとめるなり、おじさんはバイクを停めて「大丈夫か? 起こしてあげよう」といって起こしてくれた。そこへおじさんの仲間たちもやってくる。東京から!? ひとりで!? とひとしきりビビられる。んで、ミラーがくるくるしちゃってるのまで直してくれて、ついでに先日の転倒時にまがったシフトペダルまで直してくれて、いやはやおじさんどうもありがとう。会社のおじさんが「だいじょーぶ、女の子がバイクこかしてたらまわりの連中がわーってよってたかって起こしてくれるからw」とか言ってたけど、ホントだったw とにかくおじさんありがとう!

R439 に出るとようやく走りやすい道路になる。ふう、よかった。R197、R320 で宇和島へ。予定通り・・・より若干早いくらいのかんじでホテル到着。すごい順調だ。と、そこでお昼ごはんを食べていなかったことを思い出す。ああ、やってもーた。またごはん食べるの忘れてた。しかし今日は夜はおいしいもんたらふく食べる予定なので、今へんに食べておなかいっぱいにしてしまうのはよろしくない。というわけで何も食べないままカメラだけ持って宇和島のまちへ繰り出す。

DSC_0558やってきたのは宇和島城。本日2つめの城である(笑)。小高い山みたくなっていて、軽く登山気分で上がって行く。天守はこぢんまりしていてかわいかった。地味だけどこーゆうの好きだ。天守の中に入れるのは16時までだったらしく、入れなかった。うう、無念。しばし天守の前でぼんやり。山の上からは宇和島の町が一望できるようになっていて、とても眺めが良い。

DSC_0614さて山をおりようかというところで実家が宇和島でちょうど帰省しているお友達から連絡が入る。18時にホテルに迎えに行くよーということだったので、ゆっくり町を撮りながらホテルに戻ることにする。古い町並みが写欲をそそる。

R0030735そして最大の楽しみであるところのおいしいもん(笑)。じゃこ天、こんにゃくのやつ*1、鯛のお頭、サメ*2、鯛飯、もうどれもおいしくておいしくて。ひとりじゃ食べられるのは限られてくるけど、ふたりだったからいろいろたくさん食べられてシアワセ。東京で飲むのとはまたひと味違うとても楽しい時間を過ごした。ほんとにありがとう。

R0030790んでそのまま夜撮。雨が降ってきてしまったのとわたしが翌日また朝から出かけるのとで日付変わる前くらいには撤収だったけど、宇和島のコアな部分を堪能した。それもこれもすべてフトン氏のおかげなわけで、本当にありがとうございました。楽しかったー。

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*1 ふくめん
*2 鱶の湯ざらし

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