ぎぼぢわるい

暗がりでマクロって写真撮ってたら急にひどく気持ち悪くなった。前に一眼レフにマクロレンズつけてぐりぐりやってたら気持ち悪くなったことあったけど、GR では今までいちどもそんなことなかった。

うええ、きもちわるい。すごく。
ちょっと、寝よう。。うおえええ。

富津岬にて

201003201624001
勝浦・鴨川をくるっとまわり、マザー牧場の横を通って、富津岬にやってきた。途中華麗にわたしを抜き去って行ったクソ速いオネーちゃんかっこよかったなぁ。。志駒あたりがとてもいい道だった。

今日は天気よくて、気温も上がってとてもイイんだが、いかんせん風が強くてかなわん。帰りアクアラインで帰ろうとおもってたんだけどどうしようみたいなかんじ。

長谷川等伯展

R0020514
気づけばこの週末までだった。1ヶ月が過ぎるのがあまりにも早い。あわてて東京国立博物館へ。長谷川等伯 没後400年特別展である。

まずは仏画。等伯は、初期は現在の石川県七尾市で専ら仏画を描いていたのだ。行ったよなぁ七尾美術館。「三十番神図」がおもしろかった。パッと見なんだかお雛様みたい。すごい精緻で、オペラグラス持ってる人いたけど、それ正解だわ。

上洛して一転する。花鳥画なんかの屏風とかが出てきだす。「山水図襖」は、桐花紋のパターンの中に浮かぶ山水図が美しい。そしてこれぞ等伯という金碧画。「楓図壁貼付」や「松に秋草図屏風」といった国宝が並ぶ。「波濤図」カッコイイし「萩芒図屏風」もすごくきれい。それから「柳橋水車図屏風」がヤバい。波の曲線と柳の曲線がもう何とも言えない。この展示室はかなり濃密な空間。なかなか人がはけなくて大変だった・・・。

後半戦。また仏画。ここはなんといっても「仏涅槃図」。デカい。デカいってのは、それだけでスゴいってことである。いやほんと。これなんか、東京国立博物館の高い天井からぶら下げても床に引きずっちゃって、どうしよこれどうやって展示すんの? こうするしかなくね? みたいなかんじでもういやはやスゴい。

そして水墨画。等伯の描く竹がすごい。筆の動きと掠れでみごとに表現されていて感心しっぱなし。竹の節がまたいいんですわ。あぁああ。「竹鶴図屏風」の竹林は、霧に溶け込んだ描写が幻想的で美しい。吸い込まれそう。それから「竹林猿猴図屏風」のお猿さんもふもふ!! 「檜原図屏風」の雰囲気も好き。

ラストの極めつけが国宝「松林図屏風」。うん、これは最後まで人がはけなくてほんとにもう・・・。解釈は諸説あるらしいけど、わたしにはなんか亡霊が立ち尽くしてるように見えた。とにかくそんな、幽玄な美しさ。

とまぁざっと書いたけど、「史上最大にして最上の大回顧展」と謳うとおり、見応えたっぷりの展覧会。混雑もすごかったので結局 3周して、1500円分きっちり堪能しましたみたいなかんじ。はぁ。ごちそうさまでした。

iPhoto ブックを作ってみた

R0020492
先日のねこ写真展に触発され、よーしわたしもネコ助写真展開くぞー! ・・・というわけにもいかないので、iPhoto のブック機能で「ネコ助、マイラブ。」というネコ助さんメモリアルフォトブックを作った。ネコ助写真総数 1676枚から選りすぐった珠玉の 68枚で構成されたオールカラー豪華 26ページ! ネコ助との感動の出会いからはじまり、現在の気ままな共同生活をわたしのヘタクソな写真で綴るこの1冊。もちろん flickr にアップしていない未公開ショットも満載。

いやぁ、実にいいブックができた。なんかもう感動的ですらある。iPhoto からこんなに簡単にブックが作れちゃうなんて便利便利。欲を言うなら、もう少しレイアウトの自由度が高ければいいんだけどねー。26ページで 1500円。でも配送料 900円ってのがイタいけど。もう少しページ数増やしてもよかったかもなぁ。

それにしても、たかがブックといえど、これもれっきとした Apple 製品なんだね。配送用のパッケージにもりんごマークが燦然と輝いております。そして信者としては、ブックの裏表紙に刻印された “Made on a Mac” に多大なる価値を感じてしまうわけなのでありました。ははぁーっ。←拝んでる

YASHICAFLEX

DSC_5064
おや? ではありません。二眼は買わないと心に決めております。

エディおじさやんが、ヤシカフレックスを貸してくれたもんでつこてみるんですが、いやー楽しい。機構というか、機械を感じられて面白い。そしてこの、上から覗く世界というのは本当にわくわくする。動きが逆なのもまた楽しい。

1本撮ってみたんだけど、巻き上げ足りてなくてかぶったりそもそも巻くの忘れて超多重露光だったりピント合ってなかったり水平とれてなかったりとけっこう散々だったけど、露出だけはバッチリ。GR DIGITAL って露出計としても超優秀!w ブローニーの12枚ってのもちょうどいいかんじ。なんかいいなぁ。いや、だから二眼は買わない、二眼は買わない・・・ブツブツ・・・。

って、遊んでないで戦闘機で撮らなきゃいけないんだってばー。そろそろ本気でヤバい気がする。どうしたもんかのう。

データでください

せっかくわたしが細部にわたって徹底的にこだわり美しく描いた図面を、他人の手で汚く改変されるのが非常に不愉快である。愛娘をどこのウマのホネともわからん下衆野郎に強姦されるに等しい。だからデータで渡したくない。

でもそういうわけにもいかない。しかたない。

バッハと向き合う

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音)こないだの恵比寿映像祭での作品に触発されたのか、ここんとこグールドのゴルトベルク変奏曲をよく聴いている。この曲を聴くと兄上を思い出すのはわかるんだけど(昔よく弾いてた)、なぜかピアノの先生のことも思い出す。特にひとつひとつの曲が終わるところで。ピンポイントで。ああなんか伊藤先生っぽいなぁって。なんでだろ。でもなんかそれがなつかしくてうれしい。

まあ、それで、やっぱり弾きたくなるわけで、楽譜を買った。最近あったかくなったから、ピアノ弾いてても手かじかまなくなったし(笑)。昔はあんなに避けたがっていたのに、バッハを避けてショパンとかの華やかな曲ばかり弾きたがったのに、この歳になってバッハがほんとうにしみるよ。はぁ。

バッハと向き合うのは、音楽の芯のところに真摯に向き合うようで、背筋がのびる思いがする。それがすごく心地いい。