バッハと向き合う

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音)こないだの恵比寿映像祭での作品に触発されたのか、ここんとこグールドのゴルトベルク変奏曲をよく聴いている。この曲を聴くと兄上を思い出すのはわかるんだけど(昔よく弾いてた)、なぜかピアノの先生のことも思い出す。特にひとつひとつの曲が終わるところで。ピンポイントで。ああなんか伊藤先生っぽいなぁって。なんでだろ。でもなんかそれがなつかしくてうれしい。

まあ、それで、やっぱり弾きたくなるわけで、楽譜を買った。最近あったかくなったから、ピアノ弾いてても手かじかまなくなったし(笑)。昔はあんなに避けたがっていたのに、バッハを避けてショパンとかの華やかな曲ばかり弾きたがったのに、この歳になってバッハがほんとうにしみるよ。はぁ。

バッハと向き合うのは、音楽の芯のところに真摯に向き合うようで、背筋がのびる思いがする。それがすごく心地いい。

2 thoughts on “バッハと向き合う

  1. by sugi at

    お、すごい! 昔から大好きで、特に風邪ひいて寝込んでいるときとかにきくと、すうっと楽になる不思議な力をもった曲です。ぜひ、がんばってください。あと、平均律もいいですよね。

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  2. by klavierchen at

    残念ながらワタクシ今「バッハ」と聞くとじんましんが出そうw
    でもゴルドベルク大好き。
    楽譜は持ってるけど弾けるときはきっと、来ない(爆)

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