月別アーカイブ: 2010年12月

巨人@サントリーホール

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ほんとうに今年はマーラーが多いけれど、もうこれはしかたないのでどっぷり浸かるしかないのだ、という結論に至った。

というわけで日本フィルの定期演奏会。演目はまたしても「巨人」。ここ数ヶ月で3回目? 4回目? 誘われるコンサト誘われるコンサト巨人。まあいいんだけどさ。あとシベリウスの組曲「クリスティアン2世」。指揮はピエタリ・インキネン。この指揮者は若くてピチピチであった。某友人氏に似ていた。

席が2列目のど真ん中やや右寄りってなもんで、やけにヴィオラがよく聞こえた・・・。演奏者の表情まではっきり見えるし時折目が合ったりするのが若干気まずい(笑)。まあでもしかたないんだけど、でもやっぱり弦の音はいいなぁとおもうなどした。最近よく聴いてる巨人だけど、あ、こんなとこでヴィオラのソロっぽいのあったんだ、なんてちいさな発見もあったりした。

ホームベーカリー

DSC_1303なんか最近各方面でホームベーカリー買う人がやけに多い。ホームベーカリー、はやってんの? しかもそのホームベーカリーで作ったちょうウマそうなパンをいんたーねっつに垂れ流すもんだから迷惑だ。ひじょうに。おなかすいた。

実家でもよくパン焼いてるけど(写真)、ホントおいしいんだよねぇ。そしてあのパンの焼けるにおいがたまらない。土曜日の昼下がりに学校から帰ってきて、玄関のドアを開けるとパンの焼けるにおいが広がるのを思い出す。幸せににおいがあるとすれば、あのにおいを言うんじゃないかとわたしはおもう。

セゾンカードのポイントが貯まってきてて、カタログみるとパナソニックのホームベーカリーがもらえそうなのである(型番:SD-BM103)。どうなんだろう・・・いやでも置く場所ないし・・・わたしひとり暮らしだし・・・近所においしいパン屋さんみつけたばっかだし・・・うーん・・・みたいな気分。

新宿にて

えー、本日は新宿で飲んでまして、友人と別れた後、先日のエレベーター残酷物語 ぷちともの巻リベンジということで、やってまいりましたツタヤ。

しかしながら、麻布茶房が 22時ですでに閉店しておりましてですね、いやもうこれ調査不足以外の何ものでもないんですけどね、これではわたしはただのアダルトフロアに突撃していく血気盛んな痴女じゃぁないですか。。。なんなのもう。。。

譜読み

譜読みしてる。楽しい。
新しい曲に手を出すのはわりと久しぶりな気がする。
ああ、この曲ってこういう構造だったのか、と納得したり。
すこしずつさらっていくこの感覚、やっぱりいいなぁ。
・・・でもそのうち挫折するんだろうなーw

全音クリアファイル

ちょいと他所で見かけてこりゃ欲しい! とおもいましてですね、ヤマハあたりに行けばあるかなとおもって、楽譜を買うついでにゲットして参りました。
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ピアノを習ったことがある人ならばいちどはお目にかかったことがあるっていうかむしろさんざん泣かされたであろう(そのつまらなさに!)、全音のハノンとツェルニー30番の風貌をしたクリアファイル。ていうかなんでこの2つなんですかね、嫌がらせでしょうかねコレw パデレフスキ版のショパンとかヘンレ版のバッハやベトベンとかもあったら集めたくなっちゃうだろうなー。

母上がクリアファイルコレクターなのであげようとおもう。さぞや喜んでくれることであろう!

インド人のカレー

インド人に香辛料をもらったのは、もう一週間ほど前のことである。しかしながら、わたしは無駄を省くため常に綿密な食材消費計画を立て、それに沿って日々過ごしているため、急に「じゃあ今日はカレー!」とはいかないのだ。

さてようやく食材買い出し日。タマネギやらトマトやら鶏肉やらを買い込み、インド人直伝チキンカレーを制作。このカレー、ふつうにルウで作るカレーとは違うのはもちろんだけど、インド料理屋とかで食べるのともまたちょっと違う。家庭ごとの味があるんだろうなー。手間も時間もかかるけど、うん、ウマい。
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東京ゲートブリッジ

昨日チェーン交換したし今日は走りに行きたいところなんだけど、所用により断念。でもせっかくのいいお天気なので、用事を済ませた後は若洲へ。

東京港臨海大橋(仮称)は、「東京ゲートブリッジ」に名称が決定したらしい。うーん、まぁ悪くないけど、「東京港臨海大橋」のほうが断然かっこいい。なんかこういう建造物の名称って、たいてい仮称のほうがいいんだよな。

まあ名称はともかく、あいかわらずかっこいいな東京港臨海大橋(仮称)。
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チェーン交換など

ホネたんのチェーンとスプロケを交換した。ついでにオイル交換もして、立ちゴケしたとき曲がったあれやこれやも直してもらった。バイク屋に「ちゃんと乗っててえらいね」と言われた。え、えらいのかそれ?w

作業待ちの間、地図を見てて見つけたバイク屋近くの公園をぶらぶらしてたんだけど、すごくいいお天気で、ポカポカして、ベンチで読書して、眠くなって、ニャンコがいて、子供がサッカーしてて、なんだかとてもいい公園であった。秋(っていうかもう冬か?)の日差しってやわらかくていいなぁ。昼間なのに夕方みたいな光。戦闘機もってけばよかったなぁ。
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有言不実行

昨日友人の個展を見にいったわけだけど、「やる」って言って、ちゃんと行動に移して、実現させる行動力に改めて感心した。

わたしは今年、ひとつやろうとおもっていたことがあって、「やる」って言って、まわりをすこし巻き込みはじめるところまで行ってたのに、その上ちょう張り切って制作物まで先走って作っていたにもかかわらず、結局実行しなかった。有言実行の友人たちの中にあって、自分がなんかひどく情けなくなった。

来年こそ・・・とおもうんだけど、どうだろう。。。つくづくダメ人間だなぁ、わたしは。

江本典隆写真展 “r”

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昭和初期に建てられたというクラシカルなビルの3階。エントランスを入り、古くからの佇まいを感じさせる階段をのぼる。美術関連の洋書があつめられた古書店、そのギャラリースペースで、彼の初の個展は催されている。

雨は、わたしも好きな被写体のひとつだ。雨の日の泣いているみたいな空気が好きなのだ。だけど彼の撮る夜の雨は、ビニール傘越しの街の光が反射してキラキラと美しい。パッと見てクールでかっこいい画面、だけど無数の雨粒の中に映り込んだちいさな反転された世界は、なんだかポップでかわいい。一貫したテーマがあって、だけどいろんな表情がみてとれる、素敵な展示だった。

帰路、雨がぱらぱらと落ちてきた。なんだか楽しい気分になった。

雨が夜の街の光を乱反射しながら路上に降りそそぎ、日常のあらゆるものを洗い流すさまが、とても美しいと思う。

江本典隆写真展 “r”(アール)- 森岡書店