年別アーカイブ: 2008年

卒業

今日は母校(大学)の卒業式だったようだ。卒業してもう3年も経ったという事実に軽く戦慄。このままあっという間に5年経ち10年経ち20年経ち、なんだろうな。

なんか、節目はいろいろと考える。でも結局何もしないままなんとなく過ぎちゃうんだけど。

もののたはむれ

松浦寿輝「もののたはむれ」を読んでた。あーなんか似たような題名の本前に読んだよなあ。なんだっけなんだっけ。

ああ、「獣の戯れ」だ・・・。

なんかこの短編集すごく好きだなあ。どれもなんか陰鬱で、もの哀しくて、現実と非現実が錯綜してて。
もののたはむれ

土曜日

先日観た「フリータイム」は、朝の30分の話だった。微妙にちがうけど、土曜日の午後のことをふと思い出した。

土曜日というのは特別な曜日である。いまはもう(官公庁とか公立の学校、たいていの会社は)完全に休みでそーゆうのはないのかもしれないけど、土曜日は学校が半日で終わる。その「半日」というのは、なんだかとても魅力的なものだったなあと、いまおもう。まる1日休みの日曜日よりも特別なものが、土曜日にはある。同じ意味で夏休みとかの長期休暇前後にある短縮授業ってのも、すごく好きだった。

授業が半日で終わって、家に帰る。家に帰ると、ごはんが用意してある。してないことも、もちろんあったとおもうけど。学校がはやくおわって家で食べるお昼ごはんというのは、ちょっとだけ非日常感があってすごく好きだった。お昼で日は高く、部屋は電気をつけなくても明るくて、兄弟もそれぞれなんとなく帰ってきて、みんなで食べる母親の作ったテキトーなごはん。なんかその光景が鮮明に浮かぶ。

土曜日は、ピアノのレッスンの日だった。学校が半日で終わるから、午後にレッスンにいく。電車で1時間くらいの江古田の先生のとこまでいく。学校から帰ってきてごはんたべて、ピアノのレッスンにでかけるまでの時間、それは至福の時間だった。土曜日の昼下がり、ぽかぽか陽気の中で、おなかは満たされ、ざぶとんの上で微睡む半刻ほどというのは、冬の朝にいつまでも布団から出ないでぬくぬくしているあの気持ちよさに匹敵するものがあった。

半日って、なんかいいよなあ。かといって今土曜日が午前中は出勤、とかなったらすんごいイヤだけど。

気怠い

なんとなくジムノペディが聞きたくなったけど、iTunes に入ってなかったので自分で弾いといた。なんとなく聞きたくなったのがプロコフィエフのピアノソナタ7番とかだったらこうはいかない。

でもアレだね、簡単だけど難しいね。

雨音

ネコが暴れるので目が覚めてしまい、そのまま眠れない。外は雨である。雨の音をぼんやり聞きつつ思考の迷宮タイム。なんとはなしにブログの昔のログを眺めてたら、妙にテンション高くて笑た。なんでこんなに元気なんだろう・・・当時の私。なんか羨ましい。

なんか、ときどきこうやってログを見返すと、あ、この人これが初コメントだ、とか、ああ、この人いなくなっちゃったけど元気かなあ、とか、思ったりする。

って前にも書いたっけな

おなかすいたな・・・

古本

アマゾンのマーケットプレイスで文庫本を買った。えらい日に焼けていて「うわぁ」とおもったけど、仕方ない。

で、読んでたら、中からはらりと紙切れが落ちた。なんだろうとおもって見てみると、レシートだった。

そこには「東京医科歯科大学生協」と書いてある。さらに下には「1-12-81」と書いてある。2001年12月81日ではないだろうから、1981年12月1日か1981年1月12日なんだろう。奥付を見てみると「昭和五十五年十月一日発行 昭和五十五年十二月五日四刷」とある。うん、時期も合う。値段も一致。

これ、27年前に医科歯科大の学生が大学生協で買った本なんだ。その人がレシートを本にはさんで、27年間ずーっとそのままだったんだ。なんか、すごい。

古本って、前にいったいどんな輩が触ったかわかんない、どこのウマノホネともわからん人物がハナクソほじくった手でページめくってるかもしんない、おおキチャナイ、とかおもって頑に買わなかった若き日もあったけど、今はそんなに気にしない。てか古本でないと手に入らないものもあるしね。で、こうやって医大生が生協で買った本を27年後にわたしが手にしているというのもなんだか不思議なめぐりあわせだね、と。あまり状態のよくない本つかまされてチキショー「良」ってなってたけど「可」くらいじゃね? とかぶつくさ言ってたんだけど、なんだかちょっとだけうれしくなった。27年前に医科歯科大の学生だったってことは、いまはきっと立派なお医者さんになってることだろう。立派じゃないお医者さんかもしんないけど。

よーし、そのお医者さん探しの冒険に・・・出ないけどさ。
20080319

スキー用プレイリスト

ここ2,3日、おうちでは、iTunes Store 新春クラシック祭(と銘打たれていたかは定かではないが)で買ったマーラーの交響曲を延々垂れ流していた。で、昨日(ってか日付的には今日か?)ようやく全曲おわった。しばらくマーラーはいいや・・・w

マーラーといえば、いやマーラーまったく関係ないけど、スキー用にプレイリスト作って滑るときにイイなって曲を集めてた。いちばん多いのは今んとこダントツでケミカル兄弟。Setting Sun, The Private Psychedelic Reel あたり、かなりキモチイイ。ポイントは疾走感だね。疾走感のある曲募集。
20080318