たまたまなんだけど、ここんとこ読む本にエッセイが続いた。で、谷川俊太郎「ひとり暮らし」。なんかまったりとして穏やかで心地いいかんじ。ユーモラスで、それでいてときどきはっとするようなこと書いてる。家族のあり方とか、友人との関わりとか、メディアアートに対する考えとか、音楽のこと、そして詩のこと。興味深い。詩人の日常ってなんだか仙人みたいなのを妄想しがち(?)だけど、普通の素敵なジイサンだなぁと。
この人、中学とか高校の合唱曲の作詞でよく出てきて歌ったもんだけど、文章もなんかいい雰囲気で好きだなとおもった。
個人的には、
「二十億光年の孤独」集英社文庫
がベスト(ピーク?)です。
ひとり暮らし、装丁がかわいいなぁ。
美しい言葉って、あるんだなぁ、って実感するには、
「詩」っていいなぁ、って思う。
僕も、区切らなきゃ。