7月8日(日)
天気は曇り。晴れてないのは残念だけど、雨が降らないだけありがたい。朝起きて、さっそく桂浜へ。宿から歩いていくと、まず坂本龍馬の銅像に行き当たる。この銅像は坂本龍馬のあの写真をモデルにしてるんだけど、写真では足をクロスさせてるけど銅像だと安定が悪いからまっすぐにしてるらしい。んで、その目線の先には中岡慎太郎の像があるらしい。んで、その坂本龍馬越しに美しい桂浜が見える。と、そこで若い男二人組みに羽交い絞めにされたんじゃなくて写真を頼まれたので快く引き受ける。妙に感謝される。
そしてさっそく浜へ降りていく。土佐湾は荒々しい。波の音がごおおおっていってる。しかし海を見るとそっちに引き寄せられていくのが人間ってもんですよねそうですよね。ええ、ご多分に漏れず波打ち際で夢中で写真撮ってましたとも。んでビッグウェーブキター。はい、びしょぬれ。もちろんカメラは守りますが。膝下までどっぷりつかりました。でもまあほっときゃそのうち乾くからいいんです。気にせず浜をウロウロ。桂浜、とてもきれいなところです。ここで月が見えたらそら最高だわ・・・。んでお酒飲んだら極楽だわ・・・。
小さな神社があるので岩にのぼる。おみくじを引いたら末吉。待ち人は来ないそうです。商売は下るそうです。残念でした。
しょんぼりしつつ、さらに上にのぼってく。またここでしばし、というかかなりの時間ぼんやりしておりました。とてもきもちのいい場所。
また長いことぼんやりしていたので、そろそろ移動。坂本龍馬記念館へ。高知行くならってことで読んでおきましたとも、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」。この坂本龍馬記念館では龍馬の手紙とかすんごいたくさん展示してある。暗殺された時に返り血を浴びた屏風とかスゴすぎる・・・。本も読んだばっかだったから、いろんなことがシンクロしてすごい楽しめた。それにしてもほんとに龍馬とお姉ちゃんは仲良しだねえ。なんだか楽しげで、龍馬の人柄が伝わってくるようでもありました。ここは屋上に上がれるようなので、屋上に上がってまた海を眺めつつぼんやり。わたしはぼんやりするために旅をしてるのです。そうなのです。
土佐日記(一)
土佐日記(二)
土佐日記(三)
土佐日記(五)
きれいですねえ。桂浜。
曇天でも、かえって雰囲気が出ている気がします。
そーなのです。しっとり感がいいなって。