MobileMe 期限

本日で、MobileMe の期限が切れる。しかしながら、まだ更新していない。てかこのタイミングで更新できるわけないがな。
自動更新もあらかじめちゃんと切っといた。

WWDC で iCloud が発表されるそうだけど、どうなるのか。なんでもいいからなるべくお金のかからないようになってくれ(切実)

料理ブログ

わたしはどうも食べ物の写真を見るのが好きなようで(いやじっさい食べるのはもっと好きだけど)、最近巡回先に料理系のブログも増えてきた。

一口に料理ブログといっても、わたしが好きなのはレシピなしでただ淡々と食べたものの写真を載せてるだけ、っていうタイプ。んで、おっしゃれーでいかにもお金かかってまーす、みたいなのより、ごくふつうの庶民の食卓のほうが見てて楽しい。おいしそう、だけどこんなの作れない、ってのじゃなくて、あ、これわたしも作ろ、ってなるからね。家にあるもので作れるって大事。

ある程度のパターンができていたり、組み合わせが和洋中メチャクチャだったり、よく使う食材が決まっていたり、きちんと栄養バランス考えているのが見受けられたり、いろんな人がいる。毎日バリエーション豊富でスゴいな~ってのもあれば、あ、こんなもんでいいのか、なんてのもあって安心したり(笑)。食後のデザートを絶対欠かさない人とか、心底うらやましいわ。
よその家の食卓をのぞくことなんて昔はそうそうなかったけど、いまは見ず知らずの家庭の毎日のごはんが見られちゃったりするわけだから、なんかすごいよな。

そーゆうわけで、今日もおいしそうなあのおうち、このおうち。我が家はといえば、今日も粗食です。

鬼の知らせ

なんとはなしに小藤屋のサイトを見てみたら、祭り開催中ではないか。つーわけで、いそいそと水天宮まで散歩がてら行ってきた。なんかいつもこの半年に1度の祭の時期になんとなくサイト見るんだよな。なんだろう、鬼っ子の神様のお告げというか、鬼の知らせというか。

父上にあげる用と、やっぱり自分用も買ってしまった。ああ、危険。

Musik Treffen

毎年この時期の恒例となっている津田理子さんの “Michiko Tsuda Musik Treffen in Yokohama” へ。今年は第4回目、東神奈川のかなっくホールにて。

前半はノイエ・ムジカ東京という若い演奏家たちのアンサンブルとプーランクの六重奏曲など。ノイエ・ムジカの方たちは初々しくて見てるこっちがなんだかドキドキw 後半はシューマンの子供の情景、リストのパガニーニの主題による大練習曲。津田さんのピアノを聴くといつもピアノ弾きたくなる。そういや7月に発表会するとか言ってたな・・・無理だけど。もう発表会やりたいとか言うのやめるけど、でもピアノは弾こうっと。シューマンもっかい譜読みしよ。今度こそ。

金髪

毎度お世話になってる近所のホンダ屋さん、いつも対応してくれる店員さんとはすっかり顔なじみになってしまった。年齢は20代後半くらいだろうか、いかにもバイク好きといったかんじの、物静かで優しげな青年である。

彼の髪は、目映いばかりの金色だ。初めの頃は、穏やかな雰囲気にその金髪が少々似つかわしくないような気がした。しかし何度もお店に行くうちに(主にブレーキレバーを買うため)だんだん愛着が湧いてきたようで、最近ではお店の前を通るときはなんとなくその金髪を確認するようになっていた。

先日、折れた右のミラーを生やすためにまたそのバイク屋を訪ねた。いつものように、あの店員さんが店頭で作業している。青いホンダの作業着を着て、手をオイルで真っ黒にして。ただ、いつもと違うことがひとつだけあった。あの見慣れた金髪が、落ち着いたダークブラウンになっていたのだ。

茶色は茶色で、彼によく似合っていた。やっぱり日本人だから、おそらく、たぶん、金髪よりもしっくりきているようにおもう。だけど茶色になってしまったその髪を見るにつけ、一抹の寂しさを感ぜずにはいられなかった。

なんで金髪やめちゃったんですか、なんて聞けるはずもなく、店を出る。バイクに跨り、彼が直してくれたミラー越しにもういちどその髪を見てみる。初夏を思わせる日差しに透けて、茶色の髪が明るく光った。それはまるで、金色のように。

活版アートのチカラ

活版アートのチカラ展
雨で予定が流れてしまいヒマな週末をぼんやりと過ごしているところへ、ちんまり隊の片割れから活版アートのチカラ展に行かないか、とのメールが入る。会場はなんと台東区鳥越、ウチのちょう近所ではないか。てなわけで、じゃんじゃか降りの雨に少々ヤラレつつ、行ってきた。

会場はおもいっきりわたくしの生活テリトリーであった。こぢんまりしたいくつかの会場、どこもたくさんの人で賑わっていた。やっぱり活版印刷のあの味わいは素敵だなあとおもう。なんか名刺とか作りたくなっちゃった。

あゆみさんが活版印刷に興味を持つきっかけとなったという「つるぎ堂」さんのブースのある第3会場はお蕎麦屋さんの上。つるぎ堂のタダヨウヘイさんは、その味わい深い作品の雰囲気からも感じられるように、とてもおもしろい方であった。「しっくりくる違和感」て、すごくいいなぁ。あゆみさんに便乗していろいろお話が聞けてよかった。なまけものとおばあさんのバースデーカード、いつかわたしもどこかで手に入れるぞ、と決意して会場を後にした。

浅草橋に出てお茶して、ウチの近所でもんじゃ食べて、土砂降りの雨でずぶ濡れになってしまったけど、たのしい1日であった。

はんぶんこ

チョコモナカジャンボは、1個 310kcal ある。
全部食べてしまうとけっこうな摂取カロリーである。
でも半分にすれば、155kcal に抑えることができる。
幸いチョコモナカジャンボはブロック分けされているので半分にしやすい。
しかしチョコモナカジャンボを半分でやめるなんて到底できるわけもない。
だから誰かと一緒にいるときに、半分こして食べるのだ。

幸せだなぁ
ぼかぁチョコモナカジャンボを半分こするときがいちばん幸せなんだ

悪人

悪人(下) (朝日文庫)九州から東京に戻るフェリーの中で読もうと持っていったものの、船酔いするため結局読めなかった、吉田修一「悪人」。帰ってきてから読んでみてびっくり、舞台がちょうどわたしがこの連休に駆け巡った九州北部ではないか。主人公は車好きの青年で、道の描写も多くちょっとワクワクする。殺人現場となる三瀬峠は今回通らなかった道だけど、連休前に読んでいたらルートにいれたかもなぁ。登場人物の博多弁がかわいい。

田舎で祖父母と共にひっそりと暮す青年が、出会い系サイトで知り合った女性を殺害する。はじめ、「悪人」はこの男のことと認識される。しかし読み進めていくうちに、好きな車に乗りながら慎ましく暮らし、出会い方はどうあれ不器用ながらも出会った女たちを愛してきた男の姿を見ると、こういう人って現実にけっこういるんじゃないかとおもうし、被害者の女性や周囲の人間の描写を見るにつけ、彼が悪人ともおもえなくなる。そして終章に向かうにつれ、この「誰が悪人だったのか?」という問いが濃いものとなっていく。

この物語はフィクションだけど、同じような事件はきっと数多あるんだとおもう。被害者の遺族の心情なんかも胸を刺すものがあった。