なんか今日駅風呂重くないかい?気のせいかな。まあいいや、こんばんはぷちともです。
こちらの方のエントリ見て読みたいと思ってた本がこれ、「世にも美しい数学入門」。私小川洋子さんの「博士の愛した数式」、大好きなんですわ。この本に数学の「美しさ」ってものを教えてもらった。私数学って超絶苦手だったんですが。で、この本はその小川さんと数学者でエッセイストの藤原正彦さんの数学にまつわる対談だそうで、読みたいなーと思ったのでした。今日久しぶりに本屋の開いてる時間に本屋に行けたもんで。で、すんなり見つかりました。平積みってゆうかなんて言うんだ、平並べ?本棚にこう、背表紙をこっちに向けてるんじゃなくて表紙がこっちむいてるの。そうゆうふうに置いてあったのですぐ見つかりました。
そしたらその本の隣に同じく平並べ?されてたのがこれ、「通勤電車で座る技術」。思わず手に取ってしまったw ぱらぱらっとめっくてみたんですが…ぷぷぷ。オモシレー。 まじめなんだかふざけてんだかなんなんだか、とにかく座ることに命かけてます感がウケルw てことでこちらも一緒にお買い上げ〜。日曜日の午後のガラガラの有楽町線(上り)で一人笑いをこらえながら読んでやりました。これで明日からの戦闘に備えようと思います。
そんなわけで、「世にも美しい数学入門」はまだなのです。早く読みたいな。
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豊饒の海 第一巻「春の雪」
Bonne nuit!とか言いましたがこれだけは今日書いときたい。三島由紀夫 豊饒の海 第一巻「春の雪」、読み終えました。パリ往復のヒコーキの中で。イッキに読みましたよ、もう。こないだピアノの先生と初版本で盛り上がって三島トークしてくれた時、「読んでないの!?あんた学生時代何やってたの!」とのお叱りを受けましたが、ほんと、その通りです。すいません。仮にも文学部の学生だろうがと。ああ。
三島由紀夫。なんて美しい文章を書くのだろう。「潮騒」を読んだときも美しい、と思ったが、それとはまた違う美しさ。沈鬱な雰囲気、憂いを帯びているが故の美しさとでも言えばいいのか。以前に超音速氏が彼の文章を関数と表現していたのが記憶に残っているが、関数、その表現まさにそれ。全てが計算し尽くされたかのような文体。でも関数でありながら、そこから紡ぎ出される言葉は音楽のように響いてくる。私はひたすらその美しい音楽に酔っている、そんな感覚。「春の雪というにはあまりに淡くて~」のくだりで一気に涙が溢れて、最後の20ページくらいは涙流しながら読んだ。泣ける、とかじゃなくて、涙が出てくる。そんなかんじ。いや、泣けるっちゃ泣ける。確かに泣ける、悲しい恋ですよ。でもそうじゃない。涙が出る。三島の描き出す人の哀しさに、そして美しさに心揺さぶられて涙が出る。とにかく、こんな読後感久しぶり。最後の1ページを読み終えた後、しばし放心。お空の上で。あとはぼーっと窓から空を眺めていました。
しかしまあ、これを映画化しようって、チャレンジャーですね。こんなん映像化できるのだろうか?この文章を?まあ、別物として楽しむしかないでしょうね。そらそうだよね。文学への冒瀆にならないようにスバラシイ作品作ってください。たのんます。
おフランスな本
パリに行く前に読んでおきたい本がふたつばかりあり、それらをようやく読み終えた。
まず松浦寿輝「エッフェル塔試論」。こちらはまいどおなじみ超音速氏にオススメされて思わずamazonポチっとなしてしまったもの。超音速さんもおっしゃってます通り、超絶ムズイ。ええ、そりゃもう。なんかもう、ちまちま読んでたら読むのに一ヶ月近くかかった…orz一気にガーーーッと読みたいところだが、そうはいかない。辞書なしで読めん。知恵蔵と辞書傍らに、すっごい頭使いながらじっくり読み進めました。ぼーっと読んでると頭に内容が入って来ない。腐りかけた頭に素晴らしい刺激。
そんなムズカシイ書物(「書物」という表現がぴったりだ!)ですが、がんばって読んでみるとこれ、内容がとてつもなく興味深い。建築の専門家かと思いきや、フランス文学のセンセイでいらっしゃる。文体がまたよい。最初読み始めるのに尻込みして、なぜか跋を先に読んだのですが、この跋だけでもえらく感動してしまった。これまじでパリ行く前に読んでよかった。そしてこれを読んだ後にパリ行って実際のエッフェル塔を見ることができる、それに上ることができる、これ、とても幸せなことです。これ読んでから行くのと読まないでいくのとじゃ、エッフェル塔の感動全然違う。エッフェル塔の見方、体験の仕方が全然違ってくる。断言できる。素晴らしい書物をありがとう。
あともうひとつ。ダン・ブラウン「ダ・ヴィンチ・コード」。言わずと知れたベストセラー小説。私ミステリーてあんまり読まなかったけどちょいと気になりつつも、でもなんかやたらと雑誌とか帯とかで煽ってるのでなんとなく気乗りしなくて、でもなんかパリ行くよって言ったらいろんな人にこれ読んでから行けって言われたのでハードカバー上下2冊まとめて買ってきて、こちらは上の30倍くらいの速さでイッキに読んでやった。めっちゃおもしろかった。
象徴学とか図像解釈学とか美術史とかキリスト教とかの知識が得られます。ものすごく興味深い。思わず世界史の資料集引っ張りだしてきて参照しつつ読んでしまった。さらに、前述の「エッフェル塔試論」で得た知識やらエッフェル塔そのものがちらっと出てきたりしてにやけてみたり。
でも象徴学とか図像解釈学とか美術史とかキリスト教とかの知識のある人ならもっと楽しめるんじゃないかと思いきや、amazonのレビュー読んでみるとそうでもないようですねw でも私は普通に楽しめました。私の周りのみんなが薦めてくれたとおり、パリ行く前に読んでよかった。楽しみがまたひとつ、いや五つくらい増えました:-)
こちらは映画化も決定しておりルーヴル美術館での撮影も5月だっけ?始まるそうですが、この作品は映画化されるために書かれたようなもんなんじゃなかろうか。とか思ってみたり。だってこの小説自体が映画っぽいんだもん。これは映画化楽しみです。是非見たいです。
間宮兄弟
江國さんの間宮兄弟読みました。よかった。
なんかいいね、こういう兄弟。
私と妹は本間姉妹のかんじに似てるかも。
夕美ちゃんの彼氏がいいかんじだ。