Más libros, más libres.

つるぎ堂さんが千駄木の古書店でプチワークショップをするというので、ちんまり隊でお邪魔してきた。ついでに谷根千をぶらり散歩。路地を抜けながら根津神社まで歩く。厚い雲に覆われて日差しはそんなにないものの、湿気がすごくて蒸し上がるようだ。いつもは行列ができている根津のたいやきも、さすがに閑古鳥が鳴いていた。今川焼 千駄木のおばさんが、人間暑いとあんこ食べたがらないから夏は店を閉めてしまう、と言っていたのを思い出す。じっさい、今日は閉まっていた。

会場の「古書ほうろう」に着くと、数名が順番待ちをしていた。盛況である。本屋の本をパラパラと立ち読み(「デジカメに1000万画素はいらない」「人はなぜ太るのか」)しながらしばし待っていると、じきに順番が回ってくる。

今回作るのはミニカード。版が何種類か用意されていて、選んだのは “Más libros, más libres.” 。「本があればあるほど人は自由になれる」というスペイン語の諺だそうだ。つるぎ堂さんとあゆみさんがいろいろお話をしているのを横でふむふむと聞いておった。活版印刷のような昔ながらの技法は現在デジタル化の波の中にあっていろいろと大変ではあるとおもう。でも伝統を守りながらも新しいものを取り入れ裾野を広げていくことが生き残る道なんだ、と仰っていた。

古書ほうろうを後にし、5月にできたばかりだというひみつ堂というかき氷屋さんへ。最近メディアへの露出が多いらしく、20人ほどが行列を作っている。一瞬怯んだが、まあせっかくだから、ということで並ぶ。途中にわか雨に降られたりもしつつ40分くらい並んだのか、ようやくかき氷にありつく。ふたりとも甘夏を選択。天然氷と天然果汁のかき氷、果肉も入っててさわやかおいしかった。

今日は谷中でニャンコを見かけなかった。すこし靴擦れができた。

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