花鳥の美

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雨雲どっかいけと念じながらアメッシュに張り付き、終業後すぐに自転車で日比谷に向かう。出光美術館で開催中の「花鳥の美 ― 珠玉の日本・東洋美術」展に行ってきた。せっかく急いで出てきたのにチケットを持っていた母上が大幅に遅れ、時間ギリギリで入館。時間がなさすぎてざーっと見て回るかんじになってしまった。

花鳥画だけでなく、花鳥を意匠とした工芸品も多岐にわたって集められており、なかなか見応えのある展示だった。中でもやはり屏風に目がいく。四季花鳥図屏風の前にずっと座って食い入るように観ていた青年が印象的だった。あのスケールには圧倒される。あと金銅蓮唐草文透彫経箱ってのが細工が緻密ですごかった。

人も少なくて静かで、来ている人はほんとに好きな人ばかりなかんじで、ああこれが美術館の雰囲気だよなぁ、なんておもった。出光美術館のロビーからは皇居が見渡せる。空は曇って日没間際なこともありどんより重たいかんじだったけど、なんかいい雰囲気だった。時間あるときに来て外眺めながらのんびりお茶でもしたいな。

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