食卓の情景

食卓の情景どこかのごはんブログで紹介されていてポチったところの、池波正太郎「食卓の情景」。池波正太郎の食にまつわるエッセイ。老舗の料理屋から下町の屋台、家庭料理に至るまで、ああこの人は食べることが好きなんだなぁというのがすごく伺えて、わたしも食べること大好きだから、なんか親しみがわく。生まれが浅草なので、わたしが以前住んでいた場所のものすごく近くの描写があったりしてそんなのも楽しい。漂う昭和の空気が昔懐かしい感じ。今もある老舗のお店もけっこう登場するから、行ってみたくなってしまう。文章はさらっと書いてあるようだけど、その食べ物やお店、人、そういう情景がありありと浮かんでくるようで、さすがだなぁとおもう。そして食べたくなる(笑)。

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