父方の祖母の容態が芳しくない、ということで顔出しに横浜へ。
3ヶ月ぶりくらいに会うのかな。おじいちゃんが亡くなってからの2年くらいで、会うたびに少しずつ衰えていってるのは感じたけど、ほんとにだいぶ衰えてきてた。食事をするにも、噛んで飲み込む、という動作ができない。おしゃべり好きな人なので、顔出すといつもは喜々としてしゃべりまくるんだけど、今回は声を出すことすらままならない。いつもテレビみてたけど、それすらしないで常に微睡んでいるかんじ。
なんていうか、臓器が停止に向かっている、ってのをすごく感じた。ギアチェンジしてる、いま2速くらい? とか冗談言ってたけど、そんなかんじ。
母曰く、この数日でもどんどん衰えてるかんじだそうで。それでも、今日の夜ごはんはけっこうちゃんと食べていて(といってもほんとにすこしだけど)、お酒も飲んでて、母も「今日は夜はちょっと元気になったね」と言っていた。おじいちゃんが亡くなった時も、ごはんを食べなくなってってかんじだったから、ごはんをちゃんと食べてくれると安心する。発声はままならないけど、頭はしっかりしてるから、夜はすこししゃべった。やっぱ顔出しに来てよかったな。モロモロ忙しくて帰って来ちゃったけど、もうすこしいたかったな。
様子をみてると、ほんとにあと1週間とか、そんなんで止まってしまうんじゃないかっておもうくらいで。わたしは今日1日だけだけど、人が衰えていく、死に向かうってのをすんごい感じた。この夏の暑い日に。で、小学生くらいのときに読んだ「夏の庭」をおもいだしたというわけです。
うん。
会いに行って良かったですね。
おばあちゃんも嬉しかったと思うよ。