ナンシーとの遭遇

先般、はじめてナンシーに遭遇した。ナンシーをご存知ない諸兄は是非リンク先を参照されたし。

バイク乗ってて知らない人に話しかけられることはよくあるけど、ナンシーに遭遇したことはなかった。出先でオジサンに話しかけられるたび「おっ ナンシーか!?」なんて身構えてたけど、いつも空振りに終わっていたのでいつのまにかナンシーのことは忘却の彼方。しかし忘れたころにやってくるというのが世の常というもので、先週末ついにこの未確認宇宙生命体との遭遇を果たしたのである。

平塚市美術館について駐輪場にバイクを止めると、警備員のオジサンが近づいてきた。なんだなんだ、ここに置くなとか怒られるのか? とかおもってたら、「東京からきたの? いいバイク乗ってるねー」と声をかけてきた。そして、

「大きいねぇ、すごいねぇ。これ、なんしーしー?

うおおお! 不意をつかれた! ナンシーだッ!!

夢にまで見たナンシーとの遭遇。内心ニヤけるわたくし。平静を装って、あ、250 なんです、とにこやかにかつ爽やかに答えると

「250!? これで!? 大きいねぇ。ななはんかとおもったよ

おおお! 鳴き声も模範的!!

しばし会話をした後、「美術館は17時までだから、ゆっくりみていってね」と、ナンシーは仕事へと戻っていくのであった。

いやー、ようやくナンシーを捕獲することができて、これでわたしもようやく一人前のライダー・・・とも言えないけど、ひとつ経験値を上げたぞ、みたいな、そんな気分。場合によっては煙たがられる存在みたいだけど、こんな出会いもまたバイク乗りだからこそだなとおもうわけだ。

ありがとう、ナンシー。またどこかで会おうぜ、ナンシー。ああ、愛すべきナンシーに幸あらん事を。May the nancy be with you. ←ちがう

4 thoughts on “ナンシーとの遭遇

  1. by cova at

    へえー、そんなふうに言うのか。
    ひょっとして、ぼくもそう訊いたかも・・・

    返信
  2. by Danjun at

    わらた。
    ナンシーって言うのか、あやつら。(笑)
    昔、よく遭遇しました。ほら、SRXってバイクはサイドカバーに排気量とか書いてないし、シングルだから分からないんだよね。
    そう言った意味じゃ、恵まれた環境だったのかも。
    最近は自転車でもライクナンシーに遭遇します。
    「これ、いくらすんの?高いんでしょ?」とか。(笑)

    返信
  3. by mini-may at

    あははっ!
    ナンシー。。。
    私も笑わせていただきました。
    私もたまに遭遇してますね☆

    返信

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