置かれた場所で咲きなさい

置かれた場所で咲きなさい母上が読んでたいそう心に響いたそうで、貸してくれた。渡辺和子「置かれた場所で咲きなさい」。30代にして大学の学長職に就任し、様々な困難を乗り越えてきた著者がどのように生きてきたのか。また著者は敬虔なクリスチャンなので、神や愛でも人生が語られる。

この手の自己啓発本って、突き詰めるとみんな言ってることは似たり寄ったりで、ああうん、そうだよね。そのとおりだよね。ってなるw これもまたそうで、結局は自分が変わらなければ周りは変わらないってことで、それはそうだなってわかるし、自分の行動を改めないとなってのも大いにおもうし、おもうんだけど、なかなか実行に移せないし、移してもそれを持続させるのってほうとうに、いやほんとうに大変。それができたら、自分を変えられるんだろうなぁ。まあ、少しずつ、小さなことから、できることからやっていくしかないよな。と、いつもおもうことを同じようにおもって終わった。

ただ、この本の内容が心に響いて、いまがんばってる母上は、かなり精神的に参ってるんじゃないかなぁとおもう。父上が死んで、会社の経営者という立場に立たされて。あの歳で、ものすごく重いものを背負わせてしまったんだと思うと、すごく心が痛くなる。わたしにできることって、何だろう。

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