消えた八月

クラス分けの際、ピアノの弾ける生徒を均等に配置するという。そういえばいつもうまい具合に誰かしら弾ける子がクラスに1人はいたものだ。

我が兄は、ピアノを弾けることを公言していなかった。だけどなぜか彼の中学3年の時の担任の先生が知っていて、彼女はどうしても彼にピアノを弾かせたかったらしく、中学最後の合唱祭でピアノ伴奏を任命されていた。他の生徒は度肝を抜かれたこととおもう。えっ? あいつピアノなんか弾けたの? とおもったらちょう上手いしなんなの。みたいな。ちょっといいなとおもった。

わたしは普通にピアノ要員になってたけど、お兄ちゃんみたいにピアノ弾けることを公言せず、でも実はちょう弾けるっていう人が潜んでいて、あいつヘタクソだな、とか思われたりしてたのかなぁ、とか、おもったりしたw

One thought on “消えた八月

  1. by おでん at

    お兄ちゃんて中3の時しか伴奏してないんだ。歌うより弾く方が良かっただろうに。

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