ジョブズ本。なぜにこのタイミングかというと、父上が買って積んであった(たぶん、未読w)ものをまず弟が読み、わたしに回ってきたとまあこういうわけ。
わたしはアップル製品がとても好きだけど、ジョブズその人(がどんな生まれでどんな性格でどんな生き方をしたのか)にはあんまり興味が無い(んだね、って言われた。そもそも他人に興味ないよね、とも)ようなんだけど、でもそのアップル製品は、ジョブズの魂がこもりにこもった結晶みたいなものだから、やっぱりジョブズという人を知るのは真だろう。
この本を読むと、ジョブズって、ほんとうにヒドい人だったんだなとw わたしゃこんな人と付き合いたくないよ・・・っていう。上司なんかにしようもんなら、ストレスで胃に穴がいくつあいても足りないんじゃなかろうか。でも、それでもなお人を惹きつける、やっぱり天才であり、カリスマだったんだなぁとおもった。
癌のくだりは、どうしても父上と重ねてしまう。あと、食事法って半分宗教じみてるよな、とかおもう。信じる信じないは人それぞれだし、体質とか生活スタイルに合うかとかも人それぞれなんだろうけど。何にしても、極端な食事がよくないのは明らかで、何事もバランスが大事だわな。と改めておもうなどした。
ジョブズの伝記であるということは、同時にアップルの歴史を辿ることにも近いので、20年来の Mac ユーザとしては、読んでいていろいろと感慨深いものがあった。なんかすごいな。本当に。