ここ数年マスコミなどで広く用いられるようになって一般に浸透した感のある、「ゲリラ雷雨」や「ゲリラ豪雨」という言葉が嫌いである。すごく下品な響きだ。
つまりは「局地的大雨」でしょ。ただの夕立にも馬鹿の一つ覚えみたいにゲリラ豪雨。「夕立」には風情も感じられるけど、「ゲリラ豪雨」ってどうなのよ。
もとより、雨にまつわる日本語って美しいものが多い気がする。時雨、五月雨、秋雨、涙雨、氷雨、驟雨、雨だれ、等々。なのに、「ゲリラ豪雨」。品性の欠片もない。誰が使いはじめたんだろうこの言葉。ほんと嫌い。
しかしその局地的大雨そのものはとても好きで、そんな日の東京アメッシュは見てるだけでテンション上がる。雨雲くるーー!!ってね。最近ないけど。
夏にツーリングしていて突然の大雨に見舞われ、慌ててバイクを走らせると、角を曲がった途端に嘘のように雨がやみ、あれっと思ってもう一度その角を戻るとやっぱり雨が降っている…っていう体験が今でも忘れられない。(笑)
僕もその言葉が嫌い。
きっとバカなメディア関係者が始めたんだろうけど、
センスなさすぎ。
少なくとも新聞やニュースでは使わないで欲しい。