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女は皆そうしたもの。

招待券をいただき、久々にオペラ観てきた。大学の時図書館で観たのが最初だったなあ「コシ・ファン・トゥッテ」。昨日の公演は全体的にこぢんまりしていて、でもモーツァルトだし、それもカワイイね。歌手の人々がみんなスマートで、舞台装置も衣装もわりとシンプル。コミカルな演出もおもしろい。ドラベッラはあっさり誘惑に負けるんだけど、フィオルディリージは「私の操は岩のように固い」とはねつける。でも最終的には落ちちゃう。あー落ちちゃったーーー。まあ、これ観るとやっぱ彩子を思い出すね(笑)。あとああいうオペラって、デスピーナみたいな脇役がいい味出しててなんか好き。声色変えて歌うとことかつい吹き出してしまったよ。

コミカルな劇と美しい音楽は実に楽しかった。オペラ楽しいよオペラ。でも「女は浮気をする。女は皆そうしたもの(コシ・ファン・トゥッテ)」て…。えー。男だってするじゃんか。別にいいけどさ。なんか腑に落ちない(笑)。

ご一緒させていただいたみなさまありがとうございました。

夢遊病の女

Paellaベッリーニのオペラ『夢遊病の娘』を観てきた。実はオペラを生で観るのははじめて。あー、もしかしたら小学生ぐらいのときに音楽鑑賞教室とかそんな類いの学校行事でアイーダかなんかの1場面とかぐらいならあるかもしれないけど。前々からオペラは観てみたかったので、すんごい楽しみにしてたのだ。いけませんねーこれは。やばいですねー非常に。すっごい楽しい。すっごくいい。ハマりそう。いろんなのいっぱい観たいなあ。

『夢遊病の女』ってのは知らなかったので、軽く予習してった。でも字幕(っていうのかな)が出てたのでストーリーちゃんとわかった。オペラってーとすんごい豪華な舞台装置とか思い描いてたんだけど、非常にシンプルだった。透明?なスクリーン?みたいなのに背景みたいのが映し出されてて、その後ろで歌ってた。その背景との遠近感が不思議な感じで、舞台装置と重なって立体的に見えるような見えないような、なんかおもしろかった。歌ってる人の前にそれがあるから、声がこもっちゃったりしないのかな?とかおもったけど、そうでもないらしい。

IMG_0627でもクライマックスでスクリーンが上がるとやっぱりなんかもっと直に響いてくるかんじで鳥肌ものだった。なんか脳みそにぐわーんってくる感じ。ソプラノのアレはしびれるね。いやーすごい。人間の声ってすごいなーっておもった。

ラスト、黒い舞台装置と黒い衣装とブルーのグラデーションのスクリーンに、主人公アミーナの白いドレスが映えてすごいきれいだったのが印象的だった。オーケストラピットの中の人たちが見える席だったらまたおもしろいだろうなあ。またぜったい行きたい。

IMG_0599それにしてもオペラに出てくる男ってなんであんなにバカばっかなんだろ。ていうか、オペラのストーリーって、すんごいバカみたいな話ばっかだよね。なのになんか、グッときた。うん。音楽の力って素晴らしい。

そんなワケで、今日はオペラと横浜おさんぽで超充実の一日ですた。誘ってくださった&ご一緒してくださったみなさまありがとうございました!

※写真と本文は関係ありません

かながわふぃる

神奈川フィルの演奏会に行ってきました。初ですよ。いろいろと。ひひひ。

パッと見地味なオケだと思ったんだけどとんでもない。演奏始まったら真逆だった。シュナイトさんはかわいいおじいちゃん。ご高齢のためか、座って指揮してた。でも途中で立ち上がったりしてたけど。すごい楽しそうに指揮してた。笑顔がステキ♡コンマス石田さんは話には聞いていたけどまさにリアル峰くん。そのまんま。あんなヴァイオリン初めて見た。めっちゃハデ!半分立ち上がっちゃってるしw 音ももちろんだけど視覚的にものすごく楽しめた。こーゆうの受け付けないひとはだめなんだろうけど私はおもしろかった。

バルトークはなんかすごかった。ディヴェルティメント。3楽章とか水を得た魚みたいにイキイキしてたなあ、オケ。これのせいでその前のモーツァルトのこと忘れちゃったよw そしてお目当てのベト7。大好きなんです7番。好きすぎて冷静に見てられない。もうあの一番最初の音でぐあああーキタキタキターーーってかんじ。大好きな2楽章、幾重にも重なる弦の層がたまらん。鳥肌もの。泣きたい。私はこの曲で死にたい。頼みますよ(遺言)。4楽章がまたすごくて、巻き込まれるううううって感じ。もうなんか疲れました。終始興奮状態だった気がする。いやーよかった。実に。

ご一緒させていただいた皆様、ありがとうございました。すっごく楽しかったです。みなさま詳しすぎてワタクシついてけませんwww でもまたよろしくですよ。よよ。

ウィーンフィル

やっぱ書いとこ。おもしろかったから。メモメモ。

モーツァルト党とか芸術家のカドリーユは有名な曲の引用いっぱいでほんと聞いてて面白かった。こんなのもあるんだーって。電話のパフォーマンスも笑たw あとバレエ。新ピチカートポルカなんかは演奏してるとこも見たかった気もするけど、でもバレエ楽しかった。よかった。正月はテレビくだらねーのばっかとかおもってましたがもうウィーンフィルだけで満足♪ 来年はまたズービン・メータだってね。いつか金持ちマダムになって、生であのラデツキー行進曲やるのが夢です。

そうそ、テレ東のカウントダウン第九。ぴったりキマってよかったねぇ、コバケン。N響の第九もみたし、車の中でも聞いてたから大晦日は第九まみれだったなw

あ、あと、信長のCMオモシロスw いいなー未来!利休呼んでいい?ってやつ。ピエール瀧ワロスw

今年の10枚

今年ももうすぐ終わり。早いもんですねえ。みなさまいかがお過ごしでしょうか。私は他人の年賀状作ったり懐かしい人にあったり飲んだくれたりスキー行きたいって騒いだり掃除したりテレビ見たり寝たりしてました。

さて今年は私的にたくさんの音楽に出会った年となりました。それもこれもあいつらと、そしてブログのおかげ。ほんと、いつもきっかけをありがとう。
それでですね、現在fugazoさんの大正おかん座で開催されております企画・今年の10枚にのっかる形で今年聞いた音楽たちをふりかえってみようじゃないかと。

そんなわけで今年出会ったものからうんうん言いながら10枚、選んでみますた。ふう。あれとかこれとかそれとか入れられなかったけどまあなんの変哲もないかんじに仕上がりましたよっと。まぁコアな音楽ファンの方々だけでなく、こーいうごくごく普通なかんじの人もいていいんじゃないでしょうかってことで、きょーしゅくではございますがトラックバッキング☆させていただきますた。順不同です。

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きのうのNHK

やー、昨日は20時からその後ずーーーーっとNHKだったわけですよ。だってなんかすごいんだもん。義経もうおおおなんだけどその次。まとまんないしちゃんとしたこと書けないからためらいつつもやっぱ書いとこ。

えっとなんだっけ、とりあえず小沢征爾。あのベトベンの運命。運命ってこんなだったけ?とおもった。やっぱベートーヴェン先生ネ申。と、小沢征爾すげえ。なんか4楽章聴いてたら希望が見えてきたよ自分に。なぜか。あとガーシュウィンのピアノ協奏曲。マーカス・ロバーツ・トリオ入ってジャズとクラシックの融合ですかなんですかいやもうかっこよすぎ。何あれ。あんなのあるんだね。はー。あと最初ちょろっと運命の主題をジャズ風に弾いてんのめちゃかっこよかった。そんでベトベンのピアノ協奏曲4番。ピアノは小菅優。これもよかったなー。あとなんだっけシベリウスとマーラーだったかとにかくもうなんかもりだくさんすぎておいおいすげいな

あ、あと古今亭志ん輔が出てたのよしんすけ。しんすけって私が小さい頃お母さんと一緒でなんかやってたようわあえっらいじいさんになってるううううう

とまあいろんな方面で楽しかったのでした。延々見ながらネットさまよったり下のエントリ書いたりしてた日曜の夜。