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富津岬にて

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勝浦・鴨川をくるっとまわり、マザー牧場の横を通って、富津岬にやってきた。途中華麗にわたしを抜き去って行ったクソ速いオネーちゃんかっこよかったなぁ。。志駒あたりがとてもいい道だった。

今日は天気よくて、気温も上がってとてもイイんだが、いかんせん風が強くてかなわん。帰りアクアラインで帰ろうとおもってたんだけどどうしようみたいなかんじ。

解体中の製鉄所に行ってみた

いやはや、二日連続で解体現場について書くことになろうとは。どうもこんばんは、作業着が汚いことで有名なぷちともです。

さて昨日のエントリにコメントいただきましてですね、千葉のとある製鉄所が絶賛解体中ってんで巷で(っていうかごく一部で?)話題になってることを知りましてですね、ちょうど天気よくてバイク乗りたいなーとおもってたとこでしてね、コリャもう行くしかないわけですよ。というワケで行ってきましたよ。

慢性的な渋滞に悩まされる千葉街道をひた走ること1時間ほど、蘇我駅西側交差点を右折するとその風景は目に飛び込んでくる。
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やばい、かなりアツい。

「関係者以外立ち入り禁止」となってるところでバイクを止める。巷で(っていうかごく一部で?)話題になっててどこかのブログでは「週末のレジャーにいかが?」なんて書かれちゃってるもんだからかどうかはわからねど、先客もいた。その人たちは撮り終えてちょうど帰っていくところだった。外人さんだったんだけど、車の中からすごい笑顔で手を振ってくれた(笑)。「工場萌え」は、日本の文化だろうか? その後は人の姿はなく、わたしひとりで観賞。

どうよこれ。グロテスクにすら感じられるほどのディテール。圧倒的な迫力。こんなもんが見られるなんて。ああ。ユンボの配置がまたよろしい。
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露になった高炉。ハァハァ。一昨年の夏に行った、足尾銅山の製鉄所を思い出した。
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せっかくなので我がシュトックハウゼン2号とからめてみる。エンジンとの対比にしたかったんだけど、今ひとつ成功してない。
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ひとしきり堪能した後、蘇我駅前あたりに移動。人もまばらな田舎町と、廃墟と化した工場の取り合わせ。ステキすぎる。
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で、せっかく千葉くんだりまでやってきたしおやじのお墓参りに行こうかなあとおもい、でも地図を持ってなかったので交番で地図見せてもらおうとおもったら広域の地図って置いてないらしく、しかたなく本屋の場所だけ聞いて立ち去ろうとしたら、おまわりさんに「いいカメラもってるねー! 何か撮りにきたの?」とか聞かれちゃって、「解体中の工場を撮りにきた」と答えるのもアレだしナニなので、ニッコリ笑って「ええ、ちょっと」と返事しておいた。たぶん正しい判断だったとおもう。w

いや本当に素晴らしいものを見させていただいた。こてつさんありがとう。製鉄所が完全に取り壊されるまでの期間限定のこの風景。工場萌えな方もそうでない方も、一見の価値ありです。

走り納め南房総ツーリング

スキーは年明けに行くことにしたため、なんとなくぽっかり空いた週末。とにかく走りにいきたい! ということでふらりと出かける。山の方は路面が凍結したりしてバイクでは危険きわまりないため、冬のツーリングと言えば比較的暖かい伊豆か房総。伊豆方面も行きたかったけど、伊豆は日帰りするのはちょっとキツい。てことで房総を目指すことに。

朝、最初は 7時くらいに出ようかと思ってたんだけど、あまりの寒さに8時でよくね? となり、朝ベッドから出られずさらに遅れ8:30を過ぎた。しかしすばらしくいいお天気! シャツにセーターにフリース2枚、革ジャンの上にダウンジャケットというミシュランマンばりの着ぶくれっぷりで南を目指す。

蔵前橋通りから千葉街道に入り、東京湾沿いにくるっとまわっていく。日が高くなるにつれ寒さはやわらいできた。ひとりで走っているとどうも休憩という考えが浮かばず、黙々と走り続けてしまう。船橋辺りでいったん給油。ガソリン安すぎワロタ。95円て。夏の北海道の半額じゃんか。いつもガソリンはカードで入れてるんだけど、この日たまたま持っていなくて、しかたなく現金で入れることに。と言っても所持金1000円。いちおう念のために100円だけ残しておこうかな・・・ってかんじで9リットルほど入れたらこれでちょうど満タン。よかったよかった。

袖ヶ浦を過ぎ、木更津あたりで国道410号に入る。久留里という町があるんだけど、くるりとは関係あるのかな、などと思いつつ、久留里城というのがあるというので寄ってみようと思う。ところが、なんだか城の入り口を見落としたようで、通過(笑)。仕方ないのでそのまま走り続ける。やはり休憩は、なし。

R0027619久留里街道とされている410号をそのまま下っていく。本当はそのまま410号を行くはずだったんだけど、気付けばそのまま久留里街道という名の県道24号を南下していた。おかしいおかしいとおもいつつ走り続け、鴨川有料道路に来てしまう。うっ。有料道路は困る! だって所持金100円だもの! てことで、Uターン(笑)。お金さえあればそのまま鴨川行ってもよかったんだけどね・・・。

大幅な遠回りをしつつ、若干迷いつつ、ようやく410号の分岐に戻ってくる。その分岐はまるで市道への分岐のようであった・・・。わかんねーよこれ・・・。そして市道のようなせまーーーい道をうねうね走る。ここはどこだ・・・。

DSC_7357鴨川方面へ出ずに410号を南下したかったのは、ここがちょっとワインディングが楽しめる道だという情報があったから。なんでツーリングに出るかってアナタ、クネクネしたいからですよねー。つーわけでクネクネ。まあまあ楽しめたぞ。前に車がいるときは停止して待機(笑)。直線ではスピードを落として前の車と距離を置き、コーナーは攻める。あーたのしぃーw ま、そんな攻めないけどね。ヘッポコライダーだもの。また立ちゴケしたんですよね。しかも交差点で。あー恥ずかしい・・・。助けてくれたオジサンありがとうございました。はあ。

そんなかんじで走りつつ、410号は 128号へぶつかる。ここで館山方面へ抜ける。海だぁー! ジャカジャン。とりあえず旅人は先っちょを目指すので、洲崎灯台へ行ってみる。ここの駐車場がなんと有料。まじか。100円とっといてよかった・・・。いや、200円て書いてある。むむむ、二輪だからまけてもらおう、ホントにお金ないんだもん、交渉するぞ! フンフン! と意気込んでみたら、「バイクは100円ねー」とおっちゃん。よかった。。。

DSC_7163バイクを置いて少し歩く。高台にひっそりと佇む白い灯台は、とても地味なかんじだけど、景色がよくて、天気がいいため富士山がとてもきれいに見えた。わたしはここで昼食をいただく。館山じゃ海産物とかよりどりみどりだろうけど、ハイ、本日わたくしおにぎり持参です(笑)。貧乏ですから。いやでも大変おいしゅうございましたよ。外で食べるおにぎりは格別です。

しばしぼんやりし、洲崎を後にする。そして房総半島最南端、野島崎へ向かう。

途中、房総フラワーラインを走る。ツーリングマップルには房総ツーリングのハイライトってなってるんだけど、何せ時分は12月末。花のないフラワーラインはただの直線だった・・・。いや、なんかキレイにしてあることはわかるんだけど。バイクを止めて写真を撮る気にもならず(笑)。わたしは直線よりもコーナーに喜びを感じる。

DSC_7190つーわけでなんとなく野島崎に到着。ここで駐車料金とられたらどうしようと本気でビクビクしてたんだけど、だいじょぶだった。ふう。バイクを止めて付近を散策。岩場なんかもいいかんじ。ぶらぶら歩いていると、何やらいいかんじの場所が。漁師さんの詰め所?みたいなとこだった。漁師さん2人がいた。D80をぶら下げて歩いていたので、「新聞記者かい?」などといわれ、いやいや、ただのしがない設備屋の雑用です、と答え、まあ漁師でも撮ってくれよ、といってくださったので撮らせていただいた。町を見渡せる展望台があるよー、とか、灯台にのぼれるんだよー、とか教えてもらった。

R0027644とりあえず灯台に行ってみる。野島崎灯台は日本最古の8灯台のひとつだそうです。でここからの眺めがすごくいいらしいんだけど、200円。これで灯台にはのぼれないことが決定。ちきしょうーとふてくされてたら、ニャンコがおった! 灯台で飼われているようで、えらい人懐っこい。けど、私のことは無視! 後から来た男の子にじゃれついてた。アリャメスネコだな。

DSC_7324ニャンコ撮りを堪能したところで、浜の方へ歩いて行く。ヤシの木みたいなのが生えてて南国ちっく。岩場みたいなとこもあっていいかんじ。残していたおにぎりをほおばり、傾いてきた日が沈んでいくのをぼんやり眺めていた。

日が沈むととたんに寒くなる。昼間はあたたかいくらいだった南房総が牙をむいた。帰りは高速に乗るつもりで、実際のったんだけど、すさまじく寒い。もうね、わたしゃ凍死するかとおもったよ、ホントに。館山自動車道ははじめ片道一車線、真っ暗で何も見えず、手は凍る。一車線で 70km/h 制限なのに後ろからは車がガンガンかっ飛ばしてくる。寒すぎてスピードを出せない私は後続車が来ると道を譲るのに必死。やたら神経使って疲れた。

なんか鬼のように寒いのに途中少し眠くなって、ああ私死ぬのかな、とか本気で思った。バイク乗ってて眠くなる輩はバイクに乗る資格ない、ってウチのヒゲが言っててわたしもそれに賛同してたけど、いやほんとちょっと眠くなって怖かった。怖いので「寒いよおおおおおおかあちゃあああああん」などと叫びながら走り続けた。京葉道路に入って渋滞し始め、心の底から安堵した。渋滞が嬉しいなんて!

「すきやきするから帰ってこい」とのお達しを受けたので、そのまま首都高に入り実家へ帰る。首都高恐るるに足らず。もう怖くないゾ。けっこうコーナーがあって楽しいしw 夜の首都高は、東京の空中を走っているような感覚でとても気持ちがいい。渋滞がなければいいんだけどね。

20時に無事実家到着。死ななくてよかった・・・。帰り来ればお風呂に直行、冷えきった身体をあたためるのだった。いやーしかし館山は遠いわ・・・。よく考えると湯沢くらいあるじゃん。しかし走りまくって満足。写真はほとんど野島崎でしか撮らなかったw
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来年もバイクに乗ってアチコチ行こう。冬はどうしてもスキーにいきがちだけど、春になったらまたいっぱい走りたい。

総走行距離:380km [Map]
写真:Chiba Trip Dec2008 – a set on Flickr

犬吠崎にて

いいお天気に誘われて、犬吠崎にやってきた。
とりあえずなんか食べよう・・・(笑)。

おなじくバイクで来てたご夫婦に、「オネーちゃん東京から来たの?」と。そうだと答えると、「いや〜いいね〜かっこいいよね〜〜」とホメ(?)られた。いぇーい。

走行距離:約 260km [Map]
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