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福井ツーリング #002 福井 – 敦賀 – 小浜 – 天橋立 – 豊岡

5/2(日)福井 – 敦賀 – 小浜 – 天橋立 – 豊岡 284.1km [Map]

朝1時間ほど走り、まずは敦賀へ。気比の松原で朝のお散歩。日本三大松原だそうで、海岸はとても気持ちがいい。犬の散歩や釣りの準備をする人たちがいた。

R0022878少し走らせて三方五湖へ。レインボーラインを走る。ここは交通量も少なく(なんとかラインにいがちなぎゅんぎゅん攻める系の人もいなかったしw)、実に気持ちよく楽しい道だった。しかも通行料半額(以下)になっていて 300円。素晴らしい。途中、一番大きい駐車場にはリフトがあって、山頂公園に行けるようになっていた。神戸のビーナスブリッジみたいな鍵のやつがあった。どこにでもあるんだなあーゆうの。

つづいて小浜へ。アメリカの大統領選のときにやけにハシャいでたあの小浜(笑)。わたしは見てないのだが、NHK の朝ドラの舞台になってたりしたそうだ。

R0022935まず寄ったのが明通寺。小浜市街から少し離れているのだが、とてもいいお寺だった。山門からしてものすごくリッパで圧倒され、受付から本堂に至るアプローチがやけにかっこいい。本堂・三重塔ともに国宝に指定されているが、三重塔は改修工事中。ああ、これは残念。でも、工事中のその中には入れるようになっていて、工事の足場越しに見るのもなんだかかっこよかった。

R0023001つづいて市街地へ。三丁町というところでは昔ながらの町並みが残っていてなかなかいい雰囲気であった。人も少ないので、「古い町並みにバイク」という画を撮りたかったのだが、なんだかうまく撮れなかった。ちーん・・・。「ちりとてちん ロケ地」という看板もあった(笑)。

小浜を後にして少し走り、ごはんを食べようと道の駅高浜。しかしすさまじく人が多く、とてもごはんにありつけそうにない。しかたないので売店で焼き鯖寿司とお茶を買い、海辺で食す。あ、こういうのもいいな・・・。焼き鯖寿司、美味しゅうございました。そしてさらに西へ向かう。舞鶴を通過し、天橋立へ。

ここまで渋滞知らずで来た北陸の道、しかしそこは日本三景、天橋立に至る道は、5km 手前くらいからすさまじく渋滞していた。すり抜けようにも道が狭く、あまりにも進まないのでエンジン切って歩道をバイク押して歩いていたら、大阪ナンバーの VOXY さんに「ガス欠か!? 大丈夫か!?」と心配される。ごめんなさいごめんなさい、ぜんぜん大丈夫です、ありがとう。

で、着いてみれば、駐車場とてもじゃないけど止められない。でも臨時バイク置き場と化した公園があったので、他のバイクに倣ってそこに停めてみる。

DSC_6279天橋立、前知識なしで行ったんだけど、あの松林、3km も続いてるのね。延々歩いて向こう岸着いちゃったよ。しかも行ったら戻らなきゃいけないよ。それに、天橋立そのものに行ったらそりゃあのつながってる風景は見えないよねってなもんで。展望台ちっくなところにいくにはまた渋滞、もうだいぶ日も沈んできていて、とても行けなかった。もうちょっと下調べしておけばよかった。

さて先程バイクを停めた公園に戻る。するとここ、やはりというか停めてはいけない場所だったようで、紐で出口を塞がれてしまっていた。やば・・・とおもったところ、ちょうど同じように停めていた隼さんが公園の管理人のおばさんに謝って通れるようにしてくれていた。便乗して謝って出させてもらった。隼さん、ありがとう。

天橋立を出てしばらく走り、この日の宿泊地は豊岡。お店がなさすぎて(居酒屋はあるんだけどさすがにひとりで居酒屋はちょっとね)、やっと見つけたコンビニでおにぎりを買って食べる。こ、こんなのも、いいよね・・・。

福井ツーリング #000 予告編
福井ツーリング #001 東京 – 湯沢 – 福井
福井ツーリング #003 豊岡 – 餘部 – 投入堂 – 鳥取
福井ツーリング #004 鳥取 – 津山 – 岡山 – 徳島
福井ツーリング #005 徳島 – 東京

福井ツーリング #001 東京 – 湯沢 – 福井

まるで示しを合わせたかのようにずらり並んだ晴れマークに、否が応でも気持ちは昂る。5月の連休の目的地を福井と定めたのは、単に地図を赤く染めたいから。4月下旬はカッパ祭に追われていたため、気づけば連休が目前に迫っていた。あわてて宿の手配をしたところ、思いの外あっさりと予約完了。うむ、幸先いいぞ。

4/30(金)東京 – 湯沢 192.6km [Map]

退勤後、湯沢へ。関越渋滞するかと思いきや、まったくなし。練馬 IC まで1時間以上かかってるのがばからしいくらい快調に流れて21時には湯沢到着。夜はまだだいぶ冷える。いつもの湯沢の基地で1泊。ここに基地があることにほんとうに感謝。

5/1(土)湯沢 – 福井 443.6km [Map]

予報どおりの青空だ。湯沢を出発し、どうせ 1000円なので長岡経由でフル上でもいいんだけど、高速つまんないし、多少遠回りだし、六日町~上越の R253 はけっこう気持ちのいい道なので上越までは下道を行くことに。まだ雪が残っている。1ヶ月前は雪景色だったことを思いつつ走る。

R0022595上越 IC から北陸自動車道をひた走る。連休の初日だというのに、北陸道は渋滞知らず。素晴らしい。昼前に加賀 IC を下り、まずは福井といえばこれでしょう、東尋坊。切り立った崖はたしかにすごい迫力。自殺の名所、火曜サスペンス劇場のラストシーン、とかそんなイメージばかりだったけれど、連休で観光客がとても多く、天気がよく波も荒れていないので、そんな雰囲気ではない。元気に岩場を歩くなどした。

R0022667日本海の海の幸を! てことで東尋坊近くで海鮮丼(いくら抜き)を食した後は、丸岡へ。さっそく城である。ここ丸岡城は天守が現存する。犬山城に雰囲気が似ているなとおもった。規模も小さめでよろしい。どの城もたいてい階段の勾配は急だけど、ここは最初から最後まで尋常じゃなく急だった。ロープにしがみつきながらの昇降であった。

DSC_6065宿は福井市内にとっているが、まだ時間があるので勝山の方へ足を伸ばしてみる。平泉寺白山神社。先の東尋坊の地名は、ここの僧侶に由来するらしい。背の高い杉の林の中を参道が伸び、苔生す境内は神秘的な雰囲気。前を行く年配の夫婦が「せっかく参道の雰囲気がいいのにみっともない、がっかりだ」とか言っていて笑ってしまったのだが、その素朴な拝殿もわたしはなんとなく気に入った。奥の方にも社があって、安産の神様が祀られていた。残念ながら特に子供を産む予定もないのだが、とりあえず安産を祈願しておいた。御手洗池もすごくいい雰囲気だった。

福井市内に戻る。もう日が暮れる時間で、通りかかった城が夕日に映え、田んぼに反射してきれいだった。市内に戻ればもう夜。ごはんを食べるところが・・・と困った結果、北陸にくるといつも頻繁に目にするので 、8番らーめん(店名は国道8号に由来するものとおもわれる)で野菜ラーメン。ふつうにウマカッタ。福井市泊。

福井ツーリング #000 予告編
福井ツーリング #002 福井 – 敦賀 – 小浜 – 天橋立 – 豊岡
福井ツーリング #003 豊岡 – 餘部 – 投入堂 – 鳥取
福井ツーリング #004 鳥取 – 津山 – 岡山 – 徳島
福井ツーリング #005 徳島 – 東京

福井ツーリング #000 予告編

久々に絵日記を。恒例の自己満長文放浪記の前に、福井(とさらに西)ツーリングをダイジェストでお届け。長文ダルいよ! 写真多すぎるよバーカ! って方はこれでオッケー(何が)。詰め込みすぎで若干見づらいけど。クリックで拡大します。

写真もイッキに大量うpしました。
Fukui Trip May2010 – a set on Flickr

地図はこちら
Google Maps – 福井ツーリング

福井ツーリング #000 予告編
福井ツーリング #001 東京 – 湯沢 – 福井
福井ツーリング #002 福井 – 敦賀 – 小浜 – 天橋立 – 豊岡
福井ツーリング #003 豊岡 – 餘部 – 投入堂 – 鳥取
福井ツーリング #004 鳥取 – 津山 – 岡山 – 徳島
福井ツーリング #005 徳島 – 東京

ニッサン他

招待券をいただいたので、カー・デザインの歴史 -NISSAN 情熱と機能の美-をみに平塚市美術館へ。わたしあれだ、車のクレイモデルつくる職人になりたい。うん。

んで、平塚までいくなら、てことで、ちょっと足を伸ばして伊豆スカイライン走ってきた。いやーきもちよかったほんとうに。ツーリングマンたちいっぱいいたからひとつの集団の最後尾につけたんだけど、じぇんじぇんついてけないしwww 一瞬で点にされたわ。こりゃアコガレのおねいさんとツーリング行ける日はまだまだ遠いな。ということでした。

伊豆スカ走って、伊東でごはん食べて、網代によって、平塚市美術館。んで横浜でお友達とごはんたべて、帰ってきた。昼間はかなりあったかかったけど、帰りはずいぶん寒かった。

総走行距離:340.3km [Map]
写真:GRD 0/60, D80 4/120 [Flickr]

御座松の思い出

我が家は家族旅行というと夏はキャンプ・冬はスキーと決まっていた。わたしが高校入るくらいまでは、毎年必ず夏休みは家族でキャンプに行っていた。キャンプ場近くの川で遊んだり山にのぼるなどすることもあったけど、ほとんどがごはんの支度と片付けとあとはぐだぐだ、というアウトドアなんだかなんなんだか、わざわざフル装備で山ん中にぐだぐだしに行く、みたいなキャンプだった。

早起きして眠い目こすりながら車の中で食べる朝ごはん、ペグ打って張るテント、薪でおこした火と飯盒で炊いたすさまじくおいしいごはん、ツーバーナー点火前の儀式ポンピング、ランタンの灯り、朝露で濡れたテントの冷たさ、ほんとうに降ってくるかのような満天の星。そういうのぜんぶ、ほんとにすごいいい思い出。

そうやって10年くらいの間毎年どこかしらに行っている中、後に長く語り継がれるキャンプがあった。それが、御座松というキャンプ場でのキャンプだった。

いつもは夏休みに行っているのだが、11月の連休でも行くことになった。我が家ではテントサイトに車の乗り入れが出来る「オートキャンプ」というものを善しとせず、「男子たるもの、荷物は運べ!」みたいな謎の風潮があった。いやうちの一家半分女子だけどさ。でこの御座松キャンプ場というのは川をはさんだ南北両側にサイトがあり、車両乗り入れができるのは北側サイトのみ。我が家はもちろん南側にテントを張る。11月という季節もあって、敷地内には管理者はおろか我々一家のほかに人っこ一人いない。吊り橋を渡った林の中に、ぽつんとひとつ、テントを張る。そこで我々のキャンプが始まったのだ。

11月の長野だ、とにかく寒い。暖を取るべく、一家は模索する。そこへ、次男坊が巨大な枯れ木を引きずってくる。そこらへんに転がっていたドラム缶にその枯れ木をブチ込み、火をおこす。薄暗い林の中、高く立ち上る炎と、バチバチと音を立てて舞い上がる火の粉。大きな木の枝を丸ごとブチ込んでいるので、かなり豪快な焚き火である。他に利用者がいないからできた芸当だよな。テントサイトの雰囲気のよさもさることながら、この焚き火の印象があまりにも強烈で、そのワイルド感からなのか、とにかく素晴らしいキャンプだったと後に長く語り継がれることとなったのだ。

そして去年。父も母もとっくに還暦をむかえ、子供たちのうち誰かが家庭を持ってもおかしくないような年齢になってきているが、そんな気配は微塵も感じられないのが我が家である。そんな大人6人で連れ立って、またキャンプに行こうではないか、そうあの御座松にもう一度行こうじゃないか、という企画が持ち上がった。でも、結局全員の予定を合わせることができず、福島で父上を拾って新潟に洗濯機運んで焼肉をする、という謎の家族旅行が催されたわけだが、もういちど御座松に行きたいなぁ。と、11月の連休にあっておもうのであった。

DSC_3174というわけで、本日は御座松ツーリング。場所的には駒ヶ根のあたり。なんか・・・とてもいいツーリングになった。長野曇りとかいってたくせにめっちゃ天気いいし。朝5時前に家を出て、6時間ひたすら下道を走る。大きな道路から外れ、キャンプ場に至る道は林道で、枯れた松の針葉が大量に落ちていてすごい怖かった。けど、御座松に着いた途端、そんなの吹っ飛んだ。あああ、御座松だよ・・・と声に出してしまった。川で遊んでたら足を滑らせてこける。手を擦りむいた。落ちなくてよかった・・・。吊り橋を渡ってテントを張った場所に行ってみる。うわあ、あのときと同じだ。当時の光景がありありと浮かぶようだ。ほんとはサクっと見て帰ってくるつもりだったんだけど、もう帰りの中央道が渋滞しようがかまわん。心ゆくまで遊んできた。なんか、すごい楽しかった・・・。帰りの中央道も、やたらと景色が良くて、天気もよくて、前方にずっと富士山が聳えていて、なんかもうね、今日、行ってほんとうによかった。ほんとうに。

また家族でキャンプにいきたいなぁ。

総走行距離:509.4km [Map]
写真:GRD 3/124, D80 9/224 [Flickr]

八ッ場ダム

R0013580
最近巷で流行中の、八ッ場ダムツーリングに行ってきた。あの T字型の橋桁はぜひこの目で見ておきたいと。例の問題で報道されることによって観光客が増えているんだとか。吾妻渓谷はちょうど紅葉の時期でとてもきれい。たしかに人多かった。

今日は夜から雨だと予報が出ていたので、早めに行って早めに帰ろうと朝早い時間に出たので行きはそうでもなかったけど、帰り(ったって10時前とかだけど)は周辺の道が混み始めていた。

八ッ場ダムの後は榛名山に寄り、伊勢崎で妙ちくりんを買い、帰宅。行き、藤岡の観覧車が発見できず、さらに道を間違えたため、考えていたルートとはちがくなってしまってちょっと不本意ではあったけど、とりあえず榛名山の道は気持ちよかったのでまあよしとしよう。。

総走行距離:370.6km [Map]

ビーナスライン

11月ともなると山では道が凍りだすので、なるべく今のうちに山方面に行っておきたい秋の休日。走ってみたいとおもいつつ、でもいかにもな場所ゆえいかにもなライダーが多そうだよな・・・と、なんとなく敬遠していたところのビーナスラインに行ってきた。いかにもでなんとなく敬遠してるところ、他にもありまして、どこかってゆーと、奥多摩。今んとこ行く予定ナシw

ウチの近くに R254 の起点がありまして、そこを延々走ってくと実家経由して松本までつながってるんですねー素敵ですねー。つーわけで 254 をひた走り、ビーナスラインは 美ヶ原 → 霧ヶ峰 → 白樺湖 と走って中央道で帰京。朝、ムダに早く出てしまったため渋滞なし。素晴らしい。

ビーナスラインはなんかちょっと遠いんだよな、ってイメージがあったんだけど、全然余裕で日帰りできる距離だった。紅葉というか黄葉がとてもきれいだった。緑の時期にも行こうっと。もうだいぶ寒い。ほぼ冬装備だったけど長野は寒かった。

今日はヘルメットしたまま一眼レフを構える練習をした。構図もピントもメチャクチャなうんこ写真を大量生産して終わった。

↓の写真はビーナスラインではなくそれに至る県道62号。
DSC_2936

総走行距離:478.2km [Map]

芦ノ湖

R0012669
昨晩飲んだくれてたらまんまと寝坊の本日。しかしながら、連休でいちばんいい天気だそうなのでなんとしても走りたい。

つーわけで、芦ノ湖までプチツーリング。行きは1号、帰りは 246 でフル下。なんかもうほとんど渋滞してて、渋滞にはまりに行ったようなもんだった・・・。ま、芦ノ湖・箱根スカイラインは気持ちよかったからいいんだけど。

ろくすっぽ休憩もとらず、ごはんも食べず、黙々と走って帰ってきた。無性にラーメン食べたくなったので久しぶりに上野の一風堂。ウマカッタ。

総走行距離:240kmくらい [Map]

紀伊半島ツーリング #005 – 帰京

9/23(水)大阪 – 東京 537.2km [Map]

昨夜飲んでたこともあり少しゆっくりめ 8時起床。今日は帰るだけである。でもその前に、アヒルアヒル!

ホテルをチェックアウトし、アヒルにむかう。アヒルアヒル言うてるけど、オランダのアーティスト、F・ホフマンの作品「ラバーダック」が水都大阪2009の会場内にやってきたわけですね。

R0012310で、若干迷いつつ、おったおった、アヒルおった! うん、デカい(笑)。カワイイ。アヒルのおけつも拝んでおいた。そういえばお台場ガンダム、もういろんな人が撮りまくってて上げまくってて若干食傷気味になり、なんかもういいやって結局みにいかなかったけど、やっぱ見とけばよかったなとちょっとおもった。

で、アヒルのことで頭がいっぱいで、すぐ近くなのに大阪城をチラ見するのをこってり忘れておった。まー大阪城はそうそうなくならないとおもうから、そのうちまた行くことにします。通天閣は通りすがりに見えたよ。

国道25号を行く。渋滞。途中斑鳩とか通過する。奈良をスルーするのは忍びないけど、今日はもう寄り道せずにおうちに帰るのみ。名阪国道目指してひた走ってたら、信号待ちで原チャリのおっちゃんにどこまで行くの? と話しかけられる。東京です、名阪国道で亀山まで行ってーと言うと、「名阪国道? 亀山って伊勢のほうだろ? 逆方向だぞ。Uターンしる!」と宣う。ん? そんなはずないとおもうけど・・・とおもいつつ、近くの駐車場に入って地図を確認。あっとるがな。なんか攪乱されたぞw

で、福生から名阪国道。これ自動車専用道路で一般道ってことになってるけどもうほとんど高速道路だよね。誰一人として 60km/h なんかで走ってないよ。そんなんで走ったら逆に危ないわ。ってくらいハイスピードで流れてるけど、対向車線には覆面パトが赤色灯つけて走ってた。

そのまま東名阪、伊勢湾岸、東名。名古屋付近で一瞬ザーザー降りの雨にふられたけど、もうすぐ先が明るいのでブン回す。1分くらいで雨雲から抜けた。カッパを着たら負けかなとおもってる。っていうか、高速じゃ PA まで止まれないし。お昼ごはんを食べるのを忘れていたので給油がてら牧之原SAに寄り、うなぎパイがあったのでそれを会社のお土産に買って積んだ。紀伊半島なのにうなぎパイでごめんなさいw

で、無事に帰京。今回いちどもこけなかったゼ! と喜ぶ。
紀伊半島ツーリング
というわけで、紀伊半島ツーリング、とっても楽しかった。天気にも恵まれ、雨女パワーだんだん衰えてきてるみたい。うれしい。とにかく今回も出会った人々に感謝。旅先で人に会えるってほんとにいいなぁ。
おしまい。

総走行距離:1640.3km [Map]
写真:GRD 57/661, D80 17/362 [Flickr]

紀伊半島ツーリング #001 – 伊勢
紀伊半島ツーリング #002 – 熊野
紀伊半島ツーリング #003 – 白浜
紀伊半島ツーリング #004 – 高野山・大阪

紀伊半島ツーリング #004 – 高野山・大阪

9/22(火)白浜 – 高野山 – 大阪 215.6km [Map]

6時起床。今日は曇天。予報によると、雨が降るかも。とりあえず朝の段階では降っていなかったのでよかった。

珍しく朝食付きの宿なのでおいしくいただいた後、お友達は京都へ向かう。8時前に宿の前で別れ、出発。給油して、まず R42 に出る。少し走って、あれ、道まちがえた? と引き返す。あれ? やっぱりあってた? あれあれ? ちょっと勘違いしてたもよう。やっぱりあってた。再び引き返す。ああ、なんて無駄な時間。

R0012131気を取り直して走る。R311 から R371 に入る。この R371 、予備知識なしで行ったはいいけど、酷道業界ではわりと知られた存在? はじめのうちは、あ、狭いかな、くらいだったんだけど、だんだん舗装が荒れていき、ガードレールは朽ち果て、去年のものであろう落ち葉はそのまま堆積し、そこらじゅうに落石がごろごろ。石がいちばん怖いわ。もうね、「酷道」って、ことえりに登録しましたよ。ハイ。途中分断されていて県道735に入るんだけど、道間違ったかと思ってキョドってしまった。現在地がどこなのか知ろうにも目印になるような物が何ひとつなく、ヘルメットかぶったまま辺りをウロウロ。怪しい(笑)。民家があったのでそこにいた人に道を確認して、なーんだあってるじゃん、で、再び走る。

そして高野龍神スカイライン。この道は走りやすいしとっても楽しかった! 昔は有料道路だったらしい。スーパースポーツでびゅんびゅんかっ飛ばしてる人もおった。走るのが楽しすぎて写真がない。天気がよければもうちょっと眺望もよかったのかもしれないなぁ。ちょっぴり残念。

そして高野山にたどり着く。高野山に着くなり、すさまじい渋滞。高野山てこんな繁盛してる観光地だったんだ。金剛峯寺の駐車場、そこに入るのに普通車は大渋滞してるんだけどそこはバイクの利、隅っこのほうにしれっと停めて歩き出す。

R0012153あんま下調べしてなかったのでよくわからんが、とりあえず真言宗総本山ってなってるから金剛峯寺に行ってみる。ウチ真言宗だしね。いやもうそれはそれはリッパなお寺でねぇ・・・。襖絵が素晴らしかった。狩野派の襖絵が多くあり、撮影禁止なんだけど、ほんと豪華。お寺で見る襖絵はいいね。

お腹が空いたので適当に歩いて適当なお店に入る。混雑はしているけど、さすがに繁盛している観光地だけあって従業員はみな慣れていて手際がよい。

蕎麦をすすっていると、隣に座ったオーストラリア人の女性が話しかけてきた。娘が大阪の大学に留学していて、その娘のところを拠点に1ヶ月ほど日本中を旅しているそうだ。来週豪州に帰るけど、また絶対日本に来たいと言っていた。いろいろ話してるなかで、「彼氏いないの?」と聞かれたので、「うん、いない」と答えるのについ “Yes” と言ってしまい、「えーじゃあなんでひとりなの? 一緒に旅すればいいじゃない」と言われて、ああ違う違う、となった。否定疑問文て難しいねw ←中学英語 まー日常会話なんてほんとごく簡単な英語なので、言ってることはわかるんだけどなかなかしゃべることができないもんで。拙い英語だったけど、楽しい時間を過ごさせてもらった。ありがとう。

そんな出会いもしつつ、とりあえず高野山をもう少し歩く。どこ歩いても素敵なお寺がいっぱい。高野山、こんな移動の途中にちょろっと寄るなんて無理だね。いずれまたじっくり歩いてみたいな。歩いているとき、かすかにパラパラと雨が降ったりしたんだけど、強まることもなくじきにやんだので本当によかった。高野山
高野山を後にし、いよいよ最後の目的地・大阪へ。いろいろ行き方はあるけど、R370 → R371 → R310 というルートをとることにする。途中からすごい渋滞しており、道幅が狭いのでバイクの利を生かすこともできずずいぶん時間がかかってしまったけど、とにかく無事に大阪到着。夕方には着けるかなーと思ってたけど、夕方というにはちょっと遅い時間になりかけていた。まあとにかく着いてよかったよかった。

バイクを駐車場に入れ、ホテルにチェックインして荷物を置いてすぐに向かうその先は、アップルストア心斎橋。ですよね。いやいや、べつに聖地巡礼とかそんなんじゃないんです。ホントホント。待ち合わせだから。ま、ついでにコレ買ったんですけどね。地味だけど必要なものなのよね。特にこーゆう長旅では。冬になるとスキーには shuffle が欠かせないし。「なんで大阪で買うねん」言われたけど、いいのいいの。

で、無事にお友達と合流。お好み焼き食べて、ビール飲んで、大阪の中心部をぶらぶら歩いて、再び飲んで、もう楽しいったらありゃしない。実は彼とは3年前にも会う予定だったんだけど、わたしが伊丹空港でヒコーキ! とかやってたら時間なくなっちゃって断念したのだった。もうほんと申し訳なくて。だけどこうしてリベンジを果たし、共に楽しい時間を過ごさせていただき、まったくもって感謝感謝であります。時間が過ぎるのはあっという間で、名残惜しいけどもまたお会いしましょうと約束し、心斎橋で別れたのでした。

大阪
↑ cova 氏が撮ってくれた私。手にはリンゴ屋の袋w

紀伊半島ツーリング #001 – 伊勢
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紀伊半島ツーリング #005 – 帰京