昨日、銀座にケーキ買いに行く用事があって、じゃあその時一緒に観に行こうと決めていた展覧会。アーティゾン美術館で開催中のパリ・オペラ座 − 響き合う芸術の殿堂に行ってきた。パリ・オペラ座の歴史を17世紀から現在までたどりつつ、様々な芸術分野との多様なつながりを見ることができるとても興味深い展示だった。
まず引き込まれたのが建築の立面図。ものすごい緻密で、でもこれアナログでしょ? コピペじゃないから手描きでやってるわけでしょ? す・・・すっっご・・・ていう。まじまじと見入ってしまった。時間さえ許せばいくらでも見てられるなあれ。それからオペラやバレエの舞台美術、衣装デザイン。ミュシャが「ル・レーヴ」の衣装デザインとかしてるのよ素敵すぎる。グルックやモーツァルトの自筆譜とかあったりしてこれまたすごい。もちろんドガの踊り子などの絵画も。桟敷席の様子とかも興味深かった。
あと、毛利臣男が衣装を手がけた白鳥の湖の女王の衣装の実物があった。いやこれ・・・私が大学の図書館で初めて?見たバレエ、パリ・オペラ座の白鳥の湖だった。ブルメイステル版の、ピエトラガラとデュポンの、そして衣装が毛利臣男だったよ。ビデオ(VHSだよ!)買ったよ。何度もみたよ。うわあ。。。もうなんか、すごいとしか言いようがないわ。
まあそんな感じで、色々と私のツボにハマるものが多くてとても楽しかった。本当に、パリ・オペラ座は様々な芸術が交わる場所なんだなぁ。いやあ、昔パリに行った時前を通ってるとは思うんだけど、いつかあそこでバレエとか見てみたい・・・無理かなw