母上がボランティアでやっている市の小学生の集いで、四市合同 丸沼芸術の森コレクション展というのに行くというので、一緒についていくことにした。朝霞市にある丸沼芸術の森のコレクションを、朝霞市・志木市・新座市・和光市の 4市 5会場で展示するというもの。ひとつひとつの会場は小規模ですべて無料。正直そんなに期待してなかったんだけど(笑)、これがなかなか楽しかった。
まずは朝霞市「アンドリュー・ワイエスとベン・シャーンの世界」。地味だけど好きな雰囲気。小学生たちは博物館の常設展(縄文土器とか竪穴式住居とか水車とか)の方が興味津々のようだったけど(笑)。つづいて志木市「モノクロームの世界」では、なんと杉本博司「劇場」シリーズが! 知らずに行っていきなり杉本博司あるもんだからめっちゃテンション上がった。あとベン・シャーンの「チェロを弾くカルザス」がとっても好き。絵はがきとかあったら買ってたな。モノクロのシャガールとかもあった。最後に新座「東海道五十三次 ― 江戸の錦絵の世界」。歌川広重の「東海道五十三次」の全作品を通して見たのってもしかしたらはじめてかも。あの薩埵峠も実物が見られて感激。
というわけで今日は 3会場を回った。スタンプラリーなんかもやってるらしい。わたしはあとの 2会場は回れないだろうからやらなかったけど、こういうのも面白い。何しろ無料で、ひとつひとつの展覧会が小さいからすごく気軽に見ることができる。いい企画だなぁとおもった。今度丸沼芸術の森にも行ってみたい。