年別アーカイブ: 2015年

確定申告

会社を辞めたので、今年は自分で確定申告せねばならぬ。が、出産手当金もらってたり相続関係のことがあったりでいろいろとフクザツらしいので、税理士さんがやってくれた。さてどれくらい戻ってくるやら。

5ヶ月

最近の太郎さん。寝返りする。ゴロンゴロン。人見知りっぽくなってきたかも。自らおもちゃをつかみにいくようになった。そしてなんでもかんでも口にもっていく。授乳間隔は 3〜4時間あくようになってきた。1日の生活リズムが(ずれることもあるけど)ついてきた感じ。今日で予防接種が一段落、次は1歳以降。

大人がごはんを食べていると、不思議そうにじーっと見ていて、興味をもってきている様子。時期的にもそろそろ離乳食を始めてもいいんだろうけど、めんどくさいので 6ヶ月からの予定。でも離乳食始めるの楽しみなんだ。楽しみなんだけど、めんどくさいw

というわけで今日で太郎 5ヶ月。体重は 8kg を超えて成長曲線の大幅に上を行くかんじで成長中。そろそろ体重増加落ち着いてくれんかのう。。

2月終わり

本日、友人来訪。またまたちょうリッパな朝採れ野菜たちをたくさん携えて。どうもありがとう! 今日は太郎グズグズだったけど、明日は大丈夫かな〜。なんか人見知り始まってるっぽい? まだ早くね? とおもったけど、今日で 2月終わりってことはもうすぐ 5ヶ月になろうとしてるんだよなぁ。早いなぁ。。

光琳アート

光琳アート
紅白梅図屏風と燕子花図屏風が同時に展示とか、盆と正月がいっぺんに来たような贅沢なわけで、こんな機会そうそうない。こりゃ行かねばなるまい。熱海はすこし遠いけど、ドライブにはちょうどいいんじゃない。てことで、MOA 美術館で開催中の燕子花と紅白梅 光琳アート 光琳と現代美術展に行ってきた。

展示室入って、いきなり来ました2大国宝。これらが向かい合わせで展示してあるとかどんだけ贅沢。どちらも過去にも見てるけど、何度見てもやっぱりすごい。江戸時代に描かれたとはおもえないデザインなんだよなぁ。紅白梅図は寄って、燕子花図は引いて見てる人が多かった。

今回の展示は光琳の傑作たちだけでなくその影響を受けている現代美術もたくさんあって、こちらもとてもよかった。特に杉本博司の月下紅白梅図。展示室は照明をかなり落としてあって、本当に月の光でぼんやり浮かんでるみたい。白と黒の階調表現が素晴らしくて、ただモノクロームになったってだけじゃない不思議な存在感があった。すごいなぁ。個人蔵になってたけど、これ持ってる人いいなぁw あと面白かったのが会田誠の群娘図 ’97 。都会の女子高生と修学旅行で東京に来ている女子高生の対比。光琳の箔押しみたいなキティちゃんとケロッピ。1997 年の作品だから、微妙な古さと自分の高校時代ど真ん中であることもあってなんか見入ってしまった。あとスゴかったのが高田安規子・政子という姉妹のユニット?による切手を切り抜いたアート。すんごい精緻な切り抜き。ちょっと他の作品も見てみたくなった。

燕子花と紅白梅だけでもすごいんだけど、全体的に楽しめて大満足であった。いいお天気で美術館からの眺めもとてもきれいだった。平日の午前中だってのにすごい人で、これが週末だったらとおもうとゾッとするわ。道の混雑もあるからと有休とって車出してくれた配偶者の人、そして観覧中おとなしくしててくれた太郎にも感謝。

天災と国防

天災と国防ずいぶん前に文体一致診断で寺田寅彦と言われたので(今日やってみたら浅田次郎だった)買って積んでいたところの寺田寅彦「天災と国防」。著者は物理学者で「天災と国防」ってんで、さぞや小難しい論説文なのかとおもいきや(だから長年積んであったw)、2011年の東北地方太平洋沖地震の後にまとめられた災害関係の随筆集だった。

書かれたのが戦前なので現代には当てはまらないこともあるのは当然だけど、深い考察から得られたものは現代の問題を考えるにも参考になる部分が大きいとおもう。「津浪と人間」の冒頭で、こんなに度々繰返される自然現象ならこれに備えて災害を未然に防ぐことができそうなものなのに実際はそうもいかないのが人間的自然現象だと言っているが、まさにその通りで同じように災害は繰返された。そして「天災と国防」の中で「文明が進むほど天災による損害の程度も累進する」と指摘しているが、先の震災での原発事故を思わずにはいられない。