トルコ旅行記 #003 エフェソス

4/26(金) アイワルク – エフェソス – パムッカレ [Map]

R00231645:30 起床。トルコはサマータイムなのでこの時間だとまだ薄暗い。朝食の前に少しだけホテルの周りを散歩。エーゲ海が朝日に染まってとてもきれいだった。

ちなみに写真の手前に見えている四角いのは、全部観光バスw

朝食の後、8:00 にホテルを出発。この日はまず 250km 離れたエフェソスに向かうが、途中パックツアーのお約束であるらしいお土産屋に連行される。第1弾は、トルコ石屋である。

R0023181トーチャンが石とか好きなので、ちょうどいいのがあったらお土産に買っていこうと話していたんだけど、トルコ石屋ってつまりは宝飾品店なわけで、我々の想像とは違っていた。おばちゃんグループや金持ち夫婦などは盛り上がっていたけど、宝石に興味のない貧乏人には無縁なかんじで早々に退散。店員も「こいつぁ貧乏人だな」と了解したのか、しつこく言い寄ってくることもなかったw

再びバス移動。途中イズミールを通過。ころすけはイズミールの街のゴチャッとした感じが気に入ったらしく、ここを歩いてみたいとしきりに言っていた。

R0023191セルチュクという村に到着。セルジューク朝トルコにちなんで改名されたそうだ。ここでまずはアルテミス神殿の柱が1本だけ残っている場所に行く。でもあるものは本当にそれだけなので、バスを降りて、サクッと写真撮って、はいまたバス、みたいなかんじ。物売りの人が「ヨンジュッコセンエン! ヨンジュッコセンエン!」とかいいながら魔除けの目玉の束を売っていた。

バスにオリエンタルな雰囲気漂う謎の日本語の歌が流れる。「いかがです~ 焼きたての~ シシカバブ~♪」江利チエミの 串かつソング(シシュ・カバブ)である。江利チエミすら知らなかったけど、これ頭から離れなくなっちゃったんですけど・・・。油で揚げて~ 串に刺し~ 炭火でも一度炙ります~♪

R0023197というわけで、昼食はシシケバブ。なんかイメージしていたものと違って、普通の焼き鳥? ってかんじだった。羊肉のもあったような気がする。トルコはイスラム教なので豚肉は NG で、かわりに羊がけっこう出てくる。

R0023201続いてお土産屋第2弾。今度は革製品屋である。お店に入ってまずはちょっとしたファッションショーがはじまる。モデルに混ざり、客の中からも3名ほど選ばれてステージへ。おばちゃんノリノリで楽しそうだった。こういうの楽しめるのはいいことだ。うんうん。

ファッションショーの後、お店へ。この地方の子羊の革は品質がよく、すごく柔らかい。まあでも、いくら安いといっても元の値段が値段なので、やはり貧乏人には手が出ない。小物でもあればいいけど、ジャケットとかコートばかりなのでどうにも。ここでは買い物をしている人もけっこういたけど、我々は早々に退散。店の外には孔雀がいた。亀もいた。野生なのか、飼っているのかは謎。

革屋を後にし、エフェソス遺跡へ。現存するギリシャ文明最大の遺跡である。
エフェソス遺跡
ヌルハンさんがざくっと説明してくれた後、各々自由にみて回る。最大の見所はやっぱり図書館だろうか。あれだけのものが残ってるってスゴい。大劇場の音響効果は抜群で、現在でも実際にコンサート会場として利用されているとか。どこかの国の団体が大合唱をはじめて、みんなで歌っていた。とにかく広範囲にわたって残っているので見応え充分。歩いていると、当時の情景が思い浮かぶよう。ヌルハンさんも言っていたけど、なんでこのエフェソス遺跡が世界遺産に登録されていないのかが不思議。トルコに来てからというもの毎日晴天であるが、この日は6月並みの気温だとかで、日差しも強く汗ばむくらいだった。

再び 185km 走って、本日の宿泊地パムッカレに向かう。ところがこの日自転車レースが行われていて通るべき道が封鎖されており、ものすごく遠回りして行ったため、かなり時間がかかってしまった。途中、お腹の調子が悪くなった人が出て緊急停車したりしつつ、予定より大幅に遅れてなんとかホテルに到着。

R0023296夕食はバイキング。ピデ(写真左、トルコのピザ)がとてもおいしかった。奥のスープ皿がどえらいことになってるけど、取ってくるときに盛大にこぼしてしまったもの。韓国で買ったニセハーレーTシャツはトマトスープまみれになり、あえなくご臨終となった。

この日のホテルは温泉プールがあったので入った。泳ぐというようなかんじでもないし、かといって温泉っていうかんじでもないんだけど、部屋のバスルームにお湯は張れないのでゆっくりあったまってよかった。

トルコ旅行記 #001
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