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福井ツーリング #002 福井 – 敦賀 – 小浜 – 天橋立 – 豊岡

5/2(日)福井 – 敦賀 – 小浜 – 天橋立 – 豊岡 284.1km [Map]

朝1時間ほど走り、まずは敦賀へ。気比の松原で朝のお散歩。日本三大松原だそうで、海岸はとても気持ちがいい。犬の散歩や釣りの準備をする人たちがいた。

R0022878少し走らせて三方五湖へ。レインボーラインを走る。ここは交通量も少なく(なんとかラインにいがちなぎゅんぎゅん攻める系の人もいなかったしw)、実に気持ちよく楽しい道だった。しかも通行料半額(以下)になっていて 300円。素晴らしい。途中、一番大きい駐車場にはリフトがあって、山頂公園に行けるようになっていた。神戸のビーナスブリッジみたいな鍵のやつがあった。どこにでもあるんだなあーゆうの。

つづいて小浜へ。アメリカの大統領選のときにやけにハシャいでたあの小浜(笑)。わたしは見てないのだが、NHK の朝ドラの舞台になってたりしたそうだ。

R0022935まず寄ったのが明通寺。小浜市街から少し離れているのだが、とてもいいお寺だった。山門からしてものすごくリッパで圧倒され、受付から本堂に至るアプローチがやけにかっこいい。本堂・三重塔ともに国宝に指定されているが、三重塔は改修工事中。ああ、これは残念。でも、工事中のその中には入れるようになっていて、工事の足場越しに見るのもなんだかかっこよかった。

R0023001つづいて市街地へ。三丁町というところでは昔ながらの町並みが残っていてなかなかいい雰囲気であった。人も少ないので、「古い町並みにバイク」という画を撮りたかったのだが、なんだかうまく撮れなかった。ちーん・・・。「ちりとてちん ロケ地」という看板もあった(笑)。

小浜を後にして少し走り、ごはんを食べようと道の駅高浜。しかしすさまじく人が多く、とてもごはんにありつけそうにない。しかたないので売店で焼き鯖寿司とお茶を買い、海辺で食す。あ、こういうのもいいな・・・。焼き鯖寿司、美味しゅうございました。そしてさらに西へ向かう。舞鶴を通過し、天橋立へ。

ここまで渋滞知らずで来た北陸の道、しかしそこは日本三景、天橋立に至る道は、5km 手前くらいからすさまじく渋滞していた。すり抜けようにも道が狭く、あまりにも進まないのでエンジン切って歩道をバイク押して歩いていたら、大阪ナンバーの VOXY さんに「ガス欠か!? 大丈夫か!?」と心配される。ごめんなさいごめんなさい、ぜんぜん大丈夫です、ありがとう。

で、着いてみれば、駐車場とてもじゃないけど止められない。でも臨時バイク置き場と化した公園があったので、他のバイクに倣ってそこに停めてみる。

DSC_6279天橋立、前知識なしで行ったんだけど、あの松林、3km も続いてるのね。延々歩いて向こう岸着いちゃったよ。しかも行ったら戻らなきゃいけないよ。それに、天橋立そのものに行ったらそりゃあのつながってる風景は見えないよねってなもんで。展望台ちっくなところにいくにはまた渋滞、もうだいぶ日も沈んできていて、とても行けなかった。もうちょっと下調べしておけばよかった。

さて先程バイクを停めた公園に戻る。するとここ、やはりというか停めてはいけない場所だったようで、紐で出口を塞がれてしまっていた。やば・・・とおもったところ、ちょうど同じように停めていた隼さんが公園の管理人のおばさんに謝って通れるようにしてくれていた。便乗して謝って出させてもらった。隼さん、ありがとう。

天橋立を出てしばらく走り、この日の宿泊地は豊岡。お店がなさすぎて(居酒屋はあるんだけどさすがにひとりで居酒屋はちょっとね)、やっと見つけたコンビニでおにぎりを買って食べる。こ、こんなのも、いいよね・・・。

福井ツーリング #000 予告編
福井ツーリング #001 東京 – 湯沢 – 福井
福井ツーリング #003 豊岡 – 餘部 – 投入堂 – 鳥取
福井ツーリング #004 鳥取 – 津山 – 岡山 – 徳島
福井ツーリング #005 徳島 – 東京

西へ #001 京都

西田。ちがう西だ。とにかく西。そう思い立ったのはいつ頃だっただろうか。大学卒業以来まとまった休みはなかなかとれず、遠出することが極端に減っていた。しかしながらとにかくどっか遠くに行きたいという気持ちだけは絶えずある。見知らぬ土地に足を運ぶのは、なんてわくわくするんだろう。西だ西。西は未踏の地が多い。西だ。西に行くんだ。

8/14(月) 東京 – 京都

Departure前日サマソニ参戦で、帰宅したのは0時をまわっていた。その興奮も覚めやらぬままに用意をしたり、メールのチェックをしたり、返すところには返したりとやっていたら寝たのは2時過ぎになってしまった。そして4時起床。2時間も寝ていない。でもまあ電車でたっぷり寝られるからいいや。駅へ向かう車の中、朝焼けがやたらきれい。今回の素晴らしい旅の始まりを予感させる空だった。

当初の予定では朝新幹線で来て京都国立博物館に行くはずだったのだが、出発の何日か前に月曜日は休館だと教えてもらい、愕然とする。しかしもうどうしようもないので京都国立博物館はあきらめ、今回はのんびり鈍行で行くことに。池袋から東京 → 熱海 → 興津 → 浜松 → 豊橋 → 大垣 → 米原と乗り継いで京都着は15時過ぎ。鈍行でも意外と早く着くもんだ。しかし京都は暑い。暑すぎる。盆地はだてじゃない。

Byodoin Temple - 1ホテルにチェックインして荷物を置いて、宇治に向かう。宇治駅にて京都の部を担当してくださる albertusさんと合流、平等院へ向かう。時間が遅めだったため鳳凰堂の中には入れなかったのは残念だったが、外からその美しさを堪能。池に映し出されるその姿、そして美しきシンメトリー。嘆息。もちろん喜々としていっぱい写真を撮ったのだが、家に帰って改めて眺めてみると…。はー。うまくいかないもんだ。

Uji River - 1宇治川をぶらぶらしつつ、撮りつつ、水と戯れつつおさんぽ。実はお腹がすきまくっていた私、いいぐあいに日も傾いてきたのでごはんを食べようということで京都市内へ移動。「芋は好き?」との問いに「好き」と答えたのだが、そのとき私の頭に浮かんでいた芋はじゃがいも。しかしここは京都、もちろんじゃがいもではなかった。

八坂神社近くの「いもぼう平野家本家」へ。実をいうと里芋とか山芋とかは苦手なのだが、すんごくおいしかった。里芋を見る目が変わったかも。

京料理を堪能した後、まだ時間は早いので京都市内をウロウロしつつ駅方面へ。そして軽く飲みつつ「おまいは海外へ行け。外国暮らしをしたほうがいい」と諭される。行きたいっす、正直なとこ。

そんなこんなで、京都の夜は更けていったのであった。

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