タグ別アーカイブ: 言葉

脳天ファイラー

母方の祖母が存命時、よく「脳天ファイラー」という言葉を使っていた。これ、かあばあの造語かとおもってたんだけど、ググッてみたらでてきたw 「ファイラー」は中国語で、漢字では「壊了」と書き、「壊れた」「ダメになった」の意だそうだ。中国語だったとはねぇ。

ゆら子さん

ウチ語シリーズです。
このブログのことを、「ゆら子さん」といいます。

「ちょっとゆら子さんするから待っててね」
「今日ゆら子さん書くことないな〜」
「もう23時半過ぎたよ、ゆら子さんしなくていいの?」

このように使います。
たま・ゆら子さんです。

藁半紙

小学校とかで大量にもらってくるプリント、わらばんしだったなぁ、当時わらばんってなんだろうっておもったりおもわなかったりだけど、20年以上の時を経て「藁半紙」であることに気づいた。

のべつまくなし

のべつまくなしって使いたいんだけど、あんまり使う機会がない。のべつまくなし。戸塚のおばあちゃんがよく使ってたな。のべつまくなしにどうのこうの。なんかのべつまくないことないかなー。

ぽるぽる

ウチ語シリーズです。
なんと! ウチ語シリーズ、「ぽるぽる」が登場していなかったとは。

ウチの母上の髪の毛は、かなりきつい天然パーマです。ぐるんぐるん。この母上の髪の毛のぐるんぐるん具合を、「ぽるぽる」と言います。「ポルポル」と表記したくなるけれど、じっさい書いてみてなんとなく「ぽるぽる」のほうがしっくりくるのは、「ぽるぽる」がなんか丸がいっぱいだからでしょうか。

最近母上は髪の毛がかなり寂しくなってきており、ぽるぽる頭もちょっと元気がないです。帽子をかぶってごまかしますが、そうすると脱いだ時さらにペチャンコになって貧相です。悲しいことです。
Mother's Day 2006

こぴっと

その昔、mixi において友人の紹介文を書くという文化があった。わたしはそこに、「こぴっとした」という表現が似合う人だ、みたいなことを書かれたことがある。てか、今も書かれてるとおもう。「こぴっとした」って、なんだかよくわからんけど響きがかわいいし、たしかにわたし「こぴっと」してる気がする! とかおもってた。「こぴっと」は、その紹介文を書いてくれた友人の造語だとおもっていた。

そしたら、facebook で知人のお母様と思しき方が「認知症の人でも医者の前ではコピっとする、あのタイプです。」という一文を書かれているのを目にして驚愕。えええええ!「こぴっと」って、一般的な日本語なの!?!?

で、Google 先生に聞いてみたらば、これ、甲州弁なのね。ああ、そういえばたしかにその紹介文を書いてくれた友人も知人(のお母様?)もあの辺りの出身なはず。「こぴっと」ってのは、「しっかり」とか「きちんと」とかそんな意味らしい。へーへーへーーー。わたしきちんとした人だったのか。きちんとしてるように見えて、実はちょうテキトーだよ。ほほほ。

マルマラ海

ウチ語シリーズです。

夕食を終えて片付けをし、翌日の仕込みも全て終えてまだ時間に余裕がある場合、お風呂が空くまでガスファンヒーターの前で丸くなって寝ます。そうそれはまるでネコのように。この丸まってる状態、これを「マルマラ海」といいます。

マルマラ海は、トルコのアジア側とヨーロッパ側の間にある内海。去年トルコ行ったとき、ガイドのヌルハンさんのしゃべりの中によく出てきたんだけど、この発音が独特で耳に残る。で、丸まる、まるまる、まるまら、マルマラ海、と。

「ちょっと疲れたからマルマラ海してるわ」
「マルマラ海さん、お風呂空いたよ」
「そんなとこでマルマラ海やってないで布団行きなさい」

このように使います。

マルマラ海イメージ図
cat

蝸牛考

蝸牛考 (岩波文庫 青 138-7)同僚とも以下略男と話していてこの本の話になり買ったところの柳田邦男「蝸牛考」。蝸牛を表わす方言は、京都を中心としてデデムシ → マイマイ → カタツムリ → ツブリ → ナメクジのように日本列島を同心円状に分布する。それはこの語が歴史的に同心円の外側から内側にむかって順次変化してきたからだ、と柳田国男は推定した。すなわちわが国の言語地理学研究に一時期を画した方言周圏論の提唱である(解説より)。こんな解説みて、読まずにおれませんて。

今となっては方言周圏論だけで説明することはできないんだろうけど、方言がどのように広がっていったのか、そのひとつの説としてとても興味深い。わたしは「かたつむり」で育ったクチだけど、本当にものすごい量の方言がある。また、その派生に児童が大きく影響しているというのも面白いなぁとおもった。