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テキトーな感じ

ちかごろ諸事情あって、完全放置だった mixi をまじめに使っている。で、その昔友人たちが書いてくれた紹介文にふと目をやると、こんな一節が。

くにぴょんは、まじめだけどテキトーな感じが落ち着く。

なんつーか、mixi の紹介文ってやたらとお互いに褒めくさっててえらいこっ恥ずかしかったりするんだけど、こーゆうの見るとああわたしのことよくわかってくれてるなあっておもうよね。なんかうれしいよね。

愛という名の彼女の

先日、鴻上尚史の「ドン・キホーテのピアス」を読んでいたら、見覚えのあるエピソードにぶちあたった。

大学の時、友人とスキーに行ったその新幹線の中で、彼女は SPA! を読んでいた。聞けば、その週刊誌に自分のことが書かれているんだと言う。何ごとかとおもったら、当時彼女は出会い系サイトで母親の友達をみつけたり、出会い系サイトのサクラのバイトをしたりしてたんだけど、大学で鴻上尚史が客員教授をつとめる演劇のワークショップの授業をとっていて、飲み会かなんかでその話を鴻上氏にしたらえらいウケて、SPA! で連載しているエッセイに書かれたのだそうだ。

で、まさにその話が「言葉はいつも思いに足りない」に収録されており、8年(!)もの時間を経て、いまわたしはふたたびその話を目にすることになったのである。

そんな彼女の、今日は結婚式である。めでたい。

新宿にて

久しぶりの友人と会う。なんか前に会ったのもちょうど1年前の今頃だった気がする。あまりにもあっという間すぎてビビる。そして、いろいろ言い当てられてまたビビる。友人、あなどりがたし。

江本典隆写真展 “r”

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昭和初期に建てられたというクラシカルなビルの3階。エントランスを入り、古くからの佇まいを感じさせる階段をのぼる。美術関連の洋書があつめられた古書店、そのギャラリースペースで、彼の初の個展は催されている。

雨は、わたしも好きな被写体のひとつだ。雨の日の泣いているみたいな空気が好きなのだ。だけど彼の撮る夜の雨は、ビニール傘越しの街の光が反射してキラキラと美しい。パッと見てクールでかっこいい画面、だけど無数の雨粒の中に映り込んだちいさな反転された世界は、なんだかポップでかわいい。一貫したテーマがあって、だけどいろんな表情がみてとれる、素敵な展示だった。

帰路、雨がぱらぱらと落ちてきた。なんだか楽しい気分になった。

雨が夜の街の光を乱反射しながら路上に降りそそぎ、日常のあらゆるものを洗い流すさまが、とても美しいと思う。

江本典隆写真展 “r”(アール)- 森岡書店

ぱつきんアフロ

わたしはプレゼントを選ぶのが苦手だ。何をあげたらいいやらさっぱりわからないし、たとえ相手が欲しいって言ってたものでも「もう既に手に入れちゃってるかも」とか考えてしまうし、「悪いなぁ」とおもわせない程度の適度さでかつ喜ばれるものってすごく難しい。

しかし今回は我ながら天晴なプレゼントを贈ることができた。まあ、モロモロのタイミングがよかったというだけなんだけど、あれだけ喜んでもらえるとなんかこっちがありがとうと言いたくなってしまう。選ぶのは苦手だけど、やっぱり「何かしたい」っていう気持ちは大事だし、それがちゃんと伝わって喜んでもらえるってのは、たいへん嬉しいことだなと改めておもった。

ちいさいパン

ああ、ついにこの日が。わたしゃうれしいよ、ほんとうにうれしい。

今日はオランダで活動されている3人組のライブへ。友人多忙につき単独で突撃、ひとりでドギマギ。満員御礼で居場所確保するのがやっと。でも、音楽がはじまってしまえばアウェー感なんてなんのその。かわいいのあり、ナゾなのあり、かっこいいのあり、怪談あり、クスリとするのあり、バッハあり。3人それぞれの色があって、いいかんじにミックスされた萌エレクトロニカを楽しませていただいた。トイピアノっておもしろい音するなあ。よーたさん作のがかっこいかった~。

とにかく、5年越しくらいなのかな、お会いできて感無量。終演後またドギマギしつつやっとのおもいで話しかけたわけだが、よーたさんは予想以上のナイスガイであやうく惚れるところであった。ふう、あぶないあぶないw

明日オランダに帰るそうですが、来年、また。
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手紙

すこし前に、香港にいる友達からハガキが届いた。

彼女はブログとか mixi とかやってなくて(少なくともわたしは知らない)、わたしのこのブログも知らない(はず)。お互いメールにまめなほうじゃないから(いやもしかしたら彼女は他の友達に対してはまめなのかもしれないけど)、何か用事がなければ特にメールのやりとりもしない。

ハガキには「私は元気だよ。ともは元気?」とか「引っ越したよ」「来月日本帰るから遊ぼうね」くらいのことしか書いてないけど、小学生の頃から変わらないその文字や、性格のよく表れているさっぱりした文面を見るとなんだかとても嬉しくなる。

遠くにいても近くにいても、いろんなウェブサービスで近況を把握し合えるのもインターネットの恩恵ではあるけれど(現にそういう知り合いがここ数年でものすごく増えた)、年に数回手紙が届いて近況を報告しあう、そんなのもいいなっておもった。

彼女は旦那さんとふたりで海辺の見晴らしのよい素敵なところに住んでいるようだ。近いうちに遊びにいきたい。

くぎる(気持ちの上では)

友達が結婚するんで熊本にいく。淋しいけど、遊びに行けるからいい。今日(てか日付的には昨日)はいつものメンツで(いちおう)最後の飲み。我々が出会った場所である帝国ホテルで。たまには贅沢するのもいいよね。おいしいことは幸せなことだ。いささか食べ過ぎた感はあるけど。

日比谷公園の桜は満開だった。春は環境がかわる人が多いけど、わたしは何も変わらない。でもそろそろ変わらないといかんのじゃないかともおもう。

今日、わたしの心の中で、ひとつのくぎりをつけた。つもり。まあ今まで何度も自分の中で区切ったつもりで区切れてなかったんだけど。ちゃんと次にいけるか、まだわからないけど、とりあえず区切り。