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ちんまり隊、競馬へ行く。

DSC_9330あゆみさんが「競馬に行ってみたい」と宣ったのは去年の暮れ。ちんまり隊の2011年は、競馬でスタートを切ることとなった。しかしちんまり隊は可憐な乙女2人組、競馬のけの字も知らない。三連単? なにそれおいしいの?
そこでわたしは、友人とも後輩とも役員ともつかない男(競馬好き)に助言を求めた。彼は嬉々としていろいろ教えてくれた。さらに JRA のビギナー用の解説サイト(※音注意)を熟読し、予習。そしてついに、ちんまり隊が競馬デビューをする日がやってきた。

東京競馬場。東京都府中市にある中央競馬の競馬場である。競馬場というとなんだか薄汚くて、これまた薄汚いオッサンがカップ酒片手に酔っ払ってるみたいなイメージがあったけど、まったくそんなことはなかった(笑)。とにかく広い。そしてきれい。まるでホテルのロビーのよう。なんか日本庭園まである。何ここ。若い女性や家族連れなんかも多い。だけど競馬新聞を真剣に眺めて赤いペンでチェックしているおじさんももちろんいっぱいいて、やっぱりここは競馬場だ。

パドックというのを今回はじめて知った。走行前の競走馬たちを間近で見られるのだ。そしてそれを予想に役立てるわけだ。競走馬ってすごくきれいで、しなやかで、躍動感にあふれてる。かっこいい。だけどつぶらな瞳はかわいかったりして。そんな中から自分の運を託すお馬ちゃんを選ぶ。ロジポケット、頼んだぞ!

さっそく馬券を買ってみる。単勝、複勝、枠連、などなど、馬券の種類も勉強してきた。レーシングプログラムを真剣に眺めて、いろんなパターンで買ってみる。馬券を買ったらすぐさまスタンドへ。そしてレーススタート。馬・・・速い!! ちょっと、写真どころじゃない。目の前で見るレースはすごい迫力。ゴール直前になるとスタンドも否が応でも盛り上がる。秋山〜!!←ジョッキーの名前だと知る

はじめのうちは適当に買ってたんだけど、そのうちオッズとかで人気度をみてみたり、予想をみて「かたい」とされるのをうまく絡めて買ってみたり、とするようになっていく。でもなかなか的中しなくて、う〜ん、数百円とかでいいから払い戻しを味わってみたいよねぇ、などと話す。

さて今日のメイン(?)らしきレース、第25回根岸ステークス。これで最後の賭けに出る。的中させるのが最も難しい三連単でも買ってみる。ビギナーズラック、来い!

結果、わたしは枠連で的中。320円だけだけど戻ってきた! ワーイ。あゆみさんはと言うと、あ〜だめだった〜、と言っている。まあとりあえず機械に入れてみよう、ああ、戻される馬券、哀しみの馬券。・・・あれ? なんかいっぱいお札出てきたんだけどwww えええ!?!? なんでなんで!?!?

ハイ。前のレースのだめだとおもってた馬券、当たってたんですね。荒れたレースだったらしく、300円で買っている馬券が 17000円くらい。す、スゴいw なんだかわけがわからんうちに大儲けして、ほくほく顔でちんまり隊は競馬場を後にし、新宿に出て中華で豪遊(?)いたしました。いやぁ、もう、本当にありがとうございました。

競馬なんていうとギャンブルなんて! とおもうけど、純粋にレースを楽しむだけでもおもしろいもんだ。宝くじなんかは完全なただの運任せなわけだけど、競馬は過去のデータや当日のコンディションだとかの情報を集めて徹底的に調べて、それに基づいて予想を立てるわけだから、なんだか奥が深いなぁとおもった。お昼ごはんを食べてるとき、まわりのオジサンたちはみんなテレビにくぎづけで、ああほんとに競馬が好きなんだなぁ、なんかいいなぁ、とおもった。ほんとに好きで、真剣なまなざしで競馬新聞をチェックするオジサンたちは、なんだか生き生きして見えた。

というわけではじめての競馬、ものすごく楽しかった(笑)。またいきたいなぁ。府中はちょっと遠いけど、船橋の中山競馬場も行ってみたいね。フフフ。

深大寺など

お久しぶりのちんまり隊である。ちょっとしたハプニングに見舞われつつ、お昼につつじヶ丘で集合してまずは友人の写真展を拝見。お店のかわいらしい雰囲気とよく合った素敵な展示だった。お店はこぢんまりしたかんじだけどずいぶんと盛況なので、早々に退散。

そういば深大寺近いんだね、ということでバスで移動。深大寺は紅葉がはじまっていて、そのためかものすごい混雑っぷりだった。参道で買い食いなどして、植物園に行ってみる。林の雰囲気がいい。バラ園のバラはもう終わりなんだろうけど、それでもきれいなもので、めずらしくバラを撮りまくった。

あっという間に日が暮れる。もう冬だなぁ。
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ちんまり隊がゆく 〜 小湊鉄道

F3000707千葉県市原市・五井駅。JR のホームからとなりのホームにうつると、とたんにそこは古めかしい雰囲気を漂わせる。1両、または2両編成のそのオレンジ色の電車は、小湊鉄道線。

ホームで1日乗車券を購入し、いざ小湊鉄道の旅。駅舎や車両のに古くからの雰囲気を残していて、切符を見に来る車掌さん(なぜかみんな女性だった)の手にはなんともなつかしいハサミ。ゆったりとレトロな電車に揺られつつ、途中下車しつつ、ぶらぶらと散歩。車内でたべたシャビイ(正確にはサクレのだが)はひときわおいしく感じられた。

前回の印西牧の原では「田舎は田舎だけどなんかちがう・・・」だったのだが、今日はまさに思い描いていたのどかな田舎風景がつづく。日差しは強いけれど、風もあって木陰にはいれば涼しい。電車は1時間に1本とかそんなもんで、ずいぶんと待ち時間が長い場面もあったけど、まあなんとか。久しぶりにたくさん写真を撮った。
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印西牧の原

本日のちんまり隊、適当な田舎を適当に歩くっていうのをしてみよう、と選んだ場所は、印西牧の原。全国でも屈指のボッタクリローカル路線・北総鉄道、滅多に乗る機会はないのでちょっと小旅行気分。

しかし、なんというか田舎は田舎なのだが思い描いていた田舎とちょっと違う。うーむ、これは狙いがはずれたとしか言いようがない。今回の反省点をぜひ次回に生かしたいところである。
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ちんまり隊がゆく 〜 渡良瀬遊水地

梅雨入り前の最後のあがきとでも言わんばかりに、真夏のような太陽の日差しが容赦なく肌に突き刺さる。今回の我々ちんまり隊の遠足は、過去に類を見ないほどに過酷なものとなった。

DSC_7490東武日光線板倉東洋大前駅からレンタサイクルを借りて、渡良瀬遊水地を自転車でめぐる。はじめのうちは緑の中を軽快に走り、広大な敷地も自転車ならば余裕で巡れるのではないかという気がした。

DSC_7564しかし、真夏のような暑さにくわえ木陰などがほとんどなく、想像以上に体力を奪われる。朝浅草駅で買ったペットボトルの中身はあっという間に減っていく。

R0024867やっとの思いで木陰を見つけ、ただの道端であるそこにレジャーシートを広げ、早起きして作ったおにぎりを頬張る。せっかく竹の皮に包んでみたものの、なんだか画的にハマらず写真も上手く撮れなかった。だけど外で食べるおにぎりはひときわおいしく感じる。木陰は涼しく風も気持ちいい。桑の実を採る人々が時折通る。

昼食をすませ、このままでは干涸びてしまうと判断し、ぐるっと回って県道に出て道の駅を目指すことにする。そこでならきっと休めるはずだ。残り少なくなったペットボトルのお茶はあまりにも心許ない。しかし自販機もまったくみあたらず、命の水を少しずつ大切に飲みながら道の駅を目指すのであった。県道に出ると交通量が多く、車が我々を抜いて行くのがとても怖い。道の駅までの道のりは、本当に過酷なものだった。最後の坂を上りきった時、二人はもうとうに限界を超えていた。

道の駅きたかわべ。渡良瀬遊水地は栃木県・群馬県・埼玉県・茨木県の県境に位置し、今日も何度もこれらを行き来したものだが、ここは埼玉県になる。ここのフードコーナーのようなところに冷水機が置いてあり、それを発見するなり何杯もがぶがぶ飲んだ。身体の底から水分を欲していた。全身に染み渡るかのような、こんなにおいしい水がかつてあっただろうか。そしてシャビイを買う。これもまた、水分補給なのである。このシャビイもまた、大いに染み渡った。ありがとう、と、シャビイに感謝するほどに。

R0024921結局そのまま道の駅でぐだぐだ過ごし(ふたつめのアイスまで食べ)、レンタサイクルを返却する時間になってしまったのでそこで返却。その後は徒歩での移動になる。日が傾き始め、だんだん涼しくなっていったので、少しずつ体力が回復してきた。夕日を拝み、そして日没。「またきてね」の看板に苦笑いしつつ、渡良瀬遊水地を後にするのであった。

とにかくあまりにも広大すぎ、また晴れを狙って来たとはいえその日差しが厳しすぎた本日。かなり過酷ではあったものの、これもまた思い出深い遠足の1日となったのであった。夏はもうちょっとごめんというかんじではあるが、冬や早朝なんかにはまた来てみたいなとおもった。

建築はどこにあるの?

ここ数日のわたしは、遠足にワクテカして眠れない小学生そのものであった。しかしながら週末の天気予報は芳しくなく、結局今日予定されていた遠足は延期となってしまった。モロモロ小道具まで用意して楽しみにしていたというのに非常に残念ではあるが、やはり遠足は天気のいい日に行きたいもの。「中止」ではなく「延期」であるので、ぜひ晴れた空の下で楽しい遠足を執り行いたいところである。

そこで今日は、わたしが見に行こうと思っていた企画展に付き合わせるかたちで東京国立近代美術館。「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」展である。この特設サイトからして凝ってておもしろいんだけど、展示もまたすごくおもしろかった。ある程度の条件のもと写真撮影が可になっていて、flickr に公式グループがあったりして投稿できるようになってる。もともとひとりで行くつもりだったんだけど、友達と一緒にいって本当によかった。こーゆうインスタレーションてあーだこーだ言いながら、今回は写真撮れることもあってそのほうが何倍も楽しめるかんじ。特に盛り上がったのは赤いところ。内藤廣さんという方の作品。レーザーの中に入れるようになっていて、布にシマシマが映ったりしてハシャぐ。すごく暗いので写真も難しいんだけど、かなりおもしろかった。今日はなかったんだけど、ダンスパフォーマンスとかもあるみたい。伊東豊雄さんのはいかにも彼っぽいかんじ。忘れていた「建築はどこにあるの?」というテーマを思い出す。その答えを写真に収めて・・・とパンフに書いてあったことに、会場を出てから気づいたのであった(笑)。うーむ、建築はどこにあったのだろうか・・・。建築云々忘れててもすごく楽しめる展示だった。欲を言えばもっとたくさん見たかったかなというかんじ。でもたっぷり楽しんだ。

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内藤廣「赤縞」
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伊東豊雄「うちのうちのうち」



所蔵作品展と「いみありげなしみ」という展示も見て、その後はぶらぶら歩きながら神保町に移動。しかしながら本屋さんなどは日曜日休みでグダグダな展開になりつつ、素敵な喫茶店でおいしいコーヒー飲んでまったりして、遠足は行けなかったけどたいへん楽しい1日であった。

で、今日もたいやきを食べました。
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ちんまり隊がゆく 〜 月島もんじゃ

少し前からもんじゃが食べたくて食べたくてどーしょもなくて、もんじゃもんじゃ・・・でもひとりでもんじゃってさすがにさみしいよな・・・ああもんじゃ・・・と、悶々としておった。もんじゃもんじゃ騒いでいたところ、見かねた友人が「もんじゃ食べ行こうよー」誘ってくれた。わーわー。嬉しいねえ。涙がちょちょぎれるねえ。関西人なのにありがとねえ。

つーわけで本日は銀座で写真展を拝見し、ぶらり月島を散歩し、カメ散歩に遭遇し、老犬の哀愁感慨深く、そしてもんじゃを存分に食して参りました。ああウマカッタ。もんじゃ後ふたたび散歩し、スペインクラブをチラ見し、素敵なカフェを見つけ、甘いのとコーヒーでシメて大江戸線。よい休日でした。ありがとう。
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都内カッパツアー

またカッパかよ、とおもわれそうですが。いや、おもってください。大いにおもってください。カッパ。

今日はイエローとホワ・・・あ、いや、ちんまり隊で都内のカッパめぐり。錦糸町、六木、合羽橋とめぐったわけだが、やはり地名にその名を冠している合羽橋はさすがとしか言いようがない。その数にしろクオリティにしろ、他の追随を許さない。さすがだ、さすがは合羽橋だ。

このカッパツアーについても、後日詳細を追記予定。今はまだ、ヒミツ。

・・・でもちょっとだけ(笑)。
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クラフト、金魚、農業少女

まだ咳は出るものの、体調は97%くらいまで回復。病み上がりだからと約束の時間を遅めに設定してもらったのに、ずいぶん暖かいし天気もいいので出かけることにした。招待券をいただいていたので、丸ビルでおこなわれている日本クラフト展へ足を運ぶ。知った名前を発見する。いいデザインのものはいいなぁ。

池袋に移動、楽しいちんまり隊のお時間である。ジュンク堂で遊ぶなどし、夕日がきれいだというので西武百貨店の屋上へ行ってみる。が、なんか想像とちがう。壁に囲まれている。でも夕日は見えなかったが、金魚と戯れた。ずいぶん撮った。そして腹ごしらえを。「いくぶんおかゆに近い」という理由で魚介とトマトのリゾットを食す。おいしいけど、胃はまだ本調子ではないんだなぁとおもう。

そして本日のメインイベントは芸劇にて「農業少女」。悪くはないし楽しいんだけど、咳こんだりするのでそっちがどうにも気になってしまい集中できず。うーんよくわからなかった。難しく考えなくていいらしいけど。でも久しぶりに芝居が観られてよかったな。もっといろいろ観てみたい。多部未華子はむっちりしたかんじがいいかんじのお嬢さんですね。江本純子がおもしろかった。

終演後に寄った喫茶店が、店名が「巴里」なのに店内はなんだか怪しげなエスニックなんだかなんなんだかわからんけどとにかくギンギラギンなかんじでウケた。

ちんまり隊がゆく 〜 押上・向島

R0017955町のどこを歩いていてもその姿が目に入ってくる建設中の白い建造物は、ちょうど 2ヶ月前に見たときよりもだいぶ高さを増していることがよくわかった。東京スカイツリー、現在 274m だそうだ。

我々ちんまり隊はお昼前に押上駅に集合し、まずはごはんを食べられるところを探す。路地を抜けてたどり着いたカフェは、以前にも来たことがあるところだった。そして、前回同様、すでに満席で入ることができなかった。人気店らしい。

しかたなくもと来た道を戻ると、すぐに素敵な佇まいのお店をみつける。中は古めかしいピアノが置いてあったり、二階は屋根裏っぽいギャラリーになっていたり、干し柿が干してあったり、とてもいいかんじ。「さっきのとこ入れなくてよかったねぇ」とか言いながらお蕎麦をいただき、柚子胡椒の利用方法を伝授していただき、今日の散歩の方針を決定する。

まずは東京スカイツリー。青い空に白いトラス構造が映える。大きすぎてそのスケール感がいまいちピンとこないんだけど、近づいてみるとその大きさに圧倒される。まわりの重機や働くオジサンを見てるのも楽しい。

押上駅に戻り、京成線に乗って一駅、曳舟へ。ここから路地巡りをしながら向島方面へ歩いていく。向島百花園に行ってみたが、見事なまでの冬枯れ。百の花の園が冬枯れ。つまり、何もない(笑)。ベンチに座って「何もないから私ここを動かないの」と宣っていたおばさまが印象的だった。

百花園を出た後は、近くにある商店街へ。商店街のメインストリートそのものも狭くていいかんじなんだけど、そこから伸びてる支流(っていうのか?)がまたたまらんナイス路地で、大いに楽しんだ。

あまりにもお腹がすいてしまったため少し早めにごはんを食べ、ここで日没。浅草まで歩いて浅草寺にお参りし、途中で買った言問団子をいただき、私の GRD は充電切れ。今日のちんまり隊もかなり充実のおさんぽカメラとなった。ありがとう。