志賀草津道路、毛無峠など

今年はよく走りにいってるけど、群馬方面に行ってない。志賀草津道路が冬期閉鎖になる前に行っておこうか。ついでに毛無峠も行ってみたい。

というわけで、榛名湖から R145 → R292 と走って白根山方面へ。草津白根レストハウスで休憩するも、湯釜などはけっこう歩くので今回はスルー。

DSC_8769志賀草津道路は写欲との闘いである。そういえば前に走った時はホネたんぶっ壊れてて友達の後ろにのっけてもらってタンデムで行ったんだっけ。人が運転してる後ろで好き放題撮ってたなぁ。自分で走ってても、もうどこもかしこも景色が素晴らしくていちいち止まりたくなっちゃってホント進まない。いかん。

渋峠でお約束の日本国道最高地点の記念撮影などして、志賀高原の手前で r66 に入る。狭いグネグネ道をつないで r112 で毛無峠へ。

DSC_8817毛無峠。ここはいったいどこですかみたいな空間。スゴすぎてもう。道はとぎれてその先はダート。オフ車であのダートの先にぶっ込んでみたいなぁ。ちょうどお昼なので、毛無峠の景観をオカズに母上が持たせてくれたおにぎりを頬張る。ウマい。節約。

草津方面へ戻る。上の方はところどころ雪があったりして、上信スカイラインあたりでは日陰になってるとこなんかその雪が凍結してて、もうちょう慎重に通ったけどすんごい怖かった。こんどから夏に行くことにしよう。

その後は適当に上信越道にのってぴゅーっと帰ってくる予定だったんだけど、「妙ちくりん食べたい!」とおもってしまったのが運の尽き。伊勢崎まで下道を走るんだけど、行きと同じ道はヤダ、ってんで違うルートにしようとしたらなんか間違えて、再びやってきてしまった吾妻渓谷のあたりは紅葉渋滞気味で、でも去年の八ッ場ダムのあのT字型の橋桁が完成してつながっててちょっと感動して、高崎の市街地は混んでるし、ウロウロしてやっとこさ妙ちくりん到着したのはもう16時半過ぎ。あぁ、帰りがけ早稲田祭チラ見しようとおもってたのにもう間に合わないな・・・。本庄児玉ICから関越、渋滞、ヘロヘロ。

さて帰宅して写真を iPhoto に読み込んでみたらば、なんだか今日の写真はどれもおんなじような画である。走ってるときのあの感じって、どうやっても写真に納められないんだよなぁ。
R0010312-R0010317
ま、そんなわけで今日は前半はよかったけど後半かなりグダグダなツーリングだったw それでもそんなの吹き飛ぶくらいに、ウマいなぁ、妙ちくりんは。あー、さっきいっこ食べたんだけど、もいっこ食べちゃおうかな・・・。

総走行距離:478.8km [Map]
写真:GRD 6/89, D80 6/104, iPhone 0/26 [Flickr]

シールド閉める

男性がネクタイをぐいぐいっとやる仕草に萌えるのはまあ一般的な話ですが、ていうかわたくしも大好物ですが、最近それに匹敵する好きな仕草がありまして。

ヘルメットのシールドをスチャッと閉める

これですねー。これはイケませんねー。スチャッとやるだけで3割増ですねー。たいへん危険ですねー。俺に惚れるとヤケドしますねー。

しかし最近寒くなってきたからか、道ゆくライダーたち、信号待ちでシールド上げないのよね。上げなきゃ閉められないじゃんか! んもうっ!

みんなもっとスチャッとやろうぜ。スチャッと。

道志、箱根など

道志で縄張りチェックしてー(チャリダーナンシー捕獲)
山中湖でほうとうとかぼちゃアイス食べてー(雪見大福味)
箱根で温泉ゆっくり入ってー(大名行列にハマる)
帰ってきた

今日も楽しかったぁ

すごくいい天気で日差しはあたたかいけど空気は冷たい
山中湖のあたりはきれいに紅葉してた
箱根は上の方が色づき始めってかんじ
温泉にたまゆらの塩があったので
いつか買いたいとおもう・・・

道志みち~山中湖~東富士五湖道路~R138~箱根~小田原厚木道路~東名
総走行距離:285.9km [Map]

晩ごはんは

今シーズン(?)初シチュー
ちゃくちゃくと冬に向かってるな
あとは鍋すれば冬完成だ
いいなあ冬いいなあ

とこ
ろで

昨シーズン(?)は、シチューはルー使わないでホワイトソースから作ってたけど、バター高いし、手間と時間と汚れる鍋の数とか考えたらルーのが経済的な気がしたので今シーズン(?)はルーでいくぜ。楽ちんだぜ。

袋分家計簿

袋分家計簿今までもいちおう家計簿らしきものはつけていたんだけど、それはおよそ家計簿とは言えないシロモノで、ただ単にエクセルで出費の記録をしていただけ。で、ああ、今月は〇〇万使ったな、赤字だな。以上。みたいな。それではあんまり意味がないので、iPhone に家計簿アプリ入れてちゃんとやることにした。

友人にオススメされて買ったのが袋分家計簿(iTunes Store)。すんごい使い勝手よくて、家計簿つけるのが楽しくなった。エクセルのときはめんどくさくて入力ためこんじゃってたんだけど、iPhone ならその場で入力できるし。毎日入力するからお財布もレシートまみれにならないし、いいことづくめ。

ちゃんと予算を決めてそれに収まるようにがんばる。これはたいへんいいことだ。もともと節約はちゃんとしてたけど、何にいくら使ったのかがものすごく明確になるので、より無駄を削るようになった。そして一ヶ月きちんと予算内に収まったこの達成感といったら! まーいくら節約しても使うところでガツンと使うってのは相変わらずなので、一向に暮らし向きはよくならないんだけど。

そんなわけで、11月。今月もがんばろう。予算内達成したら、おいしいもん食べにいくんだ。

マーラー祭り

R0010271
台風一過の晴天とはいかず、つくりかけのスカイツリーの先端は雲の中に消え入るように見えた。錦糸町まで歩き、すみだトリフォニーホールで演奏会。最近マーラーが多いな、とおもったら、生誕150年だそうだ。

交響曲第1番「巨人」は、初め「交響詩」として構想され、交響曲となったのは1896年の改訂による。今回マーラーが何度か改訂したものの第2稿、1893年の改訂版が演奏されるそうで、日本では4回目だとか。ちょうど同じ頃に作曲されている「さすらう若人の歌」とこの「巨人」と、ちょっと変わったマーラーのプログラム。

演奏はまぁ、アマオケだし、みたいなアレでナニなわけだけど、第3楽章の後にチューニング入ったのはびっくりした。よくあることなんだろうか。最終的には削除された第2楽章ブルーミネ、いわゆる「花の章」はたぶん初めて?聴いたけど、その名前の印象よりも渋い雰囲気だった。きれいな曲だとおもうど。これだけ単独で演奏されることもよくあるみたい。

最後の物たちの国で

最後の物たちの国で新刊が出たばかりのオースターだが、わたくし文庫化を待つ人なので旧作の未読のものに手を出す。で、立て続けに3作品読んでしまった。その中でいちばんよかったのがこれかな、「最後の物たちの国で」。オースターの作品はいつもアメリカの空気をすごく感じるけど、これはどちらかというと欧州っぽいイメージを抱いた。今までいくつか読んできた彼の作品の中でもちょっと異色なかんじ。

行方不明の兄を捜して主人公アンナが乗り込んだ国は、極度の貧困によって盗みや殺人が犯罪ですらなくなっているような国だった。未来のディストピアというよりは、むしろ現在においてどこかで起こっていることに近いのかもしれない。極貧と絶望に支配された終末の街で、極限状態の中で生き抜いていく人々。絶望の中にあって、アンナはとてもたくましく、生命力に満ちて魅力的だ。それでも破滅に向かう悪夢みたいな物語のラストに、救いがあるのかはわからない。だけど読後感は悪いものではなくて、それは根底に希望があるからなのかなぁ、とおもった。