月別アーカイブ: 2011年1月

イスカバー

ウチのダイニングテーブルのイスは、トンデモネーことになっている。ネコ助さんが背もたれの部分で爪とぎしてしまうためである。無数の引っ掻き傷がつき、見るに堪えない。さわり心地も最悪。

そこで、寸法測って CAD で図面引いて型紙つくって、妹にイスカバーを発注した。発注はしたものの、妹はモロモロ忙しいようなので、まあいつでもいいよ、と言っていたらそのまま放置され、気付けば1年ほど経過していた。無惨なイスの背もたれを見るにつけ、「おでん、イスカバーつくってくれないな」とおもうんだけど、まあ催促するのも悪いし、とおもってほっといた。

突然、できたとの知らせを受け、さっそくそれをイスに装着。うむ、素晴らしい。完璧である。キツすぎずユルすぎず、長さもぴったり、まるでもとから附属していたもののようである。あまりにも完璧なので、たいへんうれしくなり、ここに記す次第である。おでんよ、ありがとう。

山口晃展 東京旅ノ介

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ちょいと銀座に用事があったので、ついでに銀座三越で開催されている 山口晃展 東京旅ノ介へ行ってきた。今回の新作では、何気ない狭い路地だとか、路面電車のような小形電車だとか、水のある風景だとか、そんな下町の風情が感じられる。その発想はなんというか、すさまじくクオリティの高い小学生のラクガキみたいな、そんなファンタジックな印象すら与える。とおもったら、本人が自分で「41才児」と書いていた(笑)。

代表作も充実。時空を超えて事象が絡みあうあの緻密な画面の中には、ちいさな物語が無数に詰まっていて、ひとつひとつじっくり見たいから時間がいくらあっても足りない。見慣れた東京の風景がものすごくわくわくする世界になっている。

グッズもたくさん。東京タワーがとってもかわいくて、ポストカードを3枚も買ってしまった。いつ使おうか、楽しみ。あと前から欲しかった馬バイクのTシャツがあったんだけど、色が白地にピンクしなかくて、紺地に白は他の図柄。あああ、馬バイクが紺地に白だったらよかったのにぃぃぃいいい! ものすごく迷ったけど、買わなかった。いつか紺地に白の馬バイクTシャツにもう一度めぐり会えますように。

Mac App Store

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Mac App Store がオープン。これ、iTunes Store の一部としてではなく単体のアプリケーションとして起動するんだね。今朝、うっかり会社の Windows PC で iTunes 起動してソフトウェアアップデートかまして(会社ではめったに iTunes 立ち上げないからいつもソフトウェアアップデートになる)、あれ? App Store なくね? あれ? とかやってたのはナイショです。

さらば am/pm

ampmついにこの日が来たか。

am/pmがファミリーマートに買収され、至る所で am/pm → ファミマの転換を目にしてきた。あ、ここも。あ、ここも。オセロのコマを返すように、am/pm がファミリーマートに置き換わっていく。

ウチの最寄りのコンビニは am/pm である。今はなき実家の最寄りコンビニも am/pm だったこともあり、am/pm が最も馴染み深いコンビニだったと言える気がする。強盗が入ったこともあった*1。毎日のようにシュークリームを買いに行っていた時期もあった*2。チョコモナカジャンボの凍りっぷりに感嘆したこともあった*3

その最寄りの am/pm が、ついにファミマになる日が来たのである。一抹の寂しさを感ぜずにはいられない。ここ最近、無駄遣いをなくすためコンビニには近寄らないようにしていたのだが、慣れ親しんだ am/pm 最後の日とあらば仕方あるまい。今夜は「とれたてキッチン」で、別れの宴とすることとしよう。

・・・とおもったら、最終日の今日は AM9:00 までの営業だったらしい。無念。

さらば、am/pm 。
またどこかで。

*1 コンビニ強盗、アンパン、D5000
*2 シュークリーム・スパイラル
*3 チョコモナカジャンボ

親がお金をかけたもの

親の年収を知った(今はどうだかわからないけど)。そして愕然とした。我が家の世帯年収は、想像(したこともなかったけど)よりもはるかに多かった。金額だけ聞くと、まるで金持ちのようである。違う世界のできごとのようだ。

だけど我が家の暮らしは金持ちのイメージなんかまるでなくて、むしろ貧乏だとおもっていたし(幼少時、「ウチは貧乏なんだから」とよく言われたものだ)、じっさい倹しい暮らしをしていた。もちろん、使うべきところにはガツンと使っていたけれど(そこはきっちりわたしにも遺伝している)。それをおもうと、いったいどんだけ稼げば余裕の暮らしができるんだよ、と、すこし絶望するなどした。

親がいちばんお金をかけたもの。それは紛れもなく、4人の子供たちであった。今まで、漠然とはわかっていたつもりであまり意識してこなかったけど、自分で生活するようになって、子供4人を大学にやるのがどれだけ大変なことなのかを痛いほどに実感する。なのにその4人は誰も彼もうだつがあがらなくて、親が甘いのをいいことにそれに甘えまくって、もう30も目前だというのにちっとも自立していなくて、なんだかひどく申し訳ない気持ちになった。ひどく。

普通のサラリーマンなら退職しているであろう年齢である今でも、会社のため家族のため必死に働いている親。白髪が増えたというか、もうほとんど真っ白に近い。早いとこ楽させてあげたい。あげなければいけない。けど、このわたしもご多分に漏れずうだつがあがらない1人で、まったくもって、どうしようもない。どうにかしなきゃとおもってるだけじゃもうだめなのはよくわかってる。いいかげん後回しにもできなくなってきてる。動かなければなにもはじまらない。

わたしに何ができるだろうか。思考の迷宮の年頭。

カレンダーのまる

実家の茶の間にカレンダーがかかっているんだけど(近所の電気屋がくれるカレンダーである)、そのカレンダーに毎日◎印がつけられている。だいたい毎日◎なんだけど、ところどころ○であったり、なにもついていない日もある。

なんだろな、とおもったら、ラジオ体操をした日だそうだ。外側青丸が父、内側赤丸が母。もう2年くらい続けているらしく、カレンダーもずいぶんたまっていてファイリングされている。

これ、後々きっと財産になるんだろうなぁ。ふたりにはこれからも元気にラジオ体操を続けてほしいものである。
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箱根駅伝

早稲田素晴らしかったな。東洋も。総合優勝は18年ぶりだったのか。ほんとうに嬉しい。すごく幸先いいなぁ。今年はいい1年になりそうだw 風邪ひいたけど熱もふきとんだわ。ありがとう。

とこ
ろで

6区の山下り、左コーナーで早稲田の選手が転倒したけど、あの画がものすごくバイクでの転倒を彷彿とさせる。ウェットな路面こわいよー。。

弟と語らう

実家で弟とたくさん話をした。
弟といろんなことをしゃべるのは楽しい。
わりと深刻なこともじっくりしゃべる。
友達とはあまりしないような話も多い。
家族のことであったり、自分自身のことであったり。
いろいろと考えるところの多い正月であった。
物事がよい方向に動くといいなあ。