月別アーカイブ: 2010年3月

ひとり暮らし

ひとり暮らしたまたまなんだけど、ここんとこ読む本にエッセイが続いた。で、谷川俊太郎「ひとり暮らし」。なんかまったりとして穏やかで心地いいかんじ。ユーモラスで、それでいてときどきはっとするようなこと書いてる。家族のあり方とか、友人との関わりとか、メディアアートに対する考えとか、音楽のこと、そして詩のこと。興味深い。詩人の日常ってなんだか仙人みたいなのを妄想しがち(?)だけど、普通の素敵なジイサンだなぁと。

この人、中学とか高校の合唱曲の作詞でよく出てきて歌ったもんだけど、文章もなんかいい雰囲気で好きだなとおもった。

姫路と神戸 [後編]

3月28日(日)

R0021342朝ゆっくりめに起きてのんびりチェックアウトし、まず向かうのは兵庫県立美術館。到着と同時に10時開館。開館を待つ人が入口の前に十数人いたが、それらが入っていくともう人はまばら。これだから地方の美術館はいい。企画展は何かやっていたけど、そんなに興味をそそられなかったのでスルー。なにしろここは、たてものを撮りたかったのだ。ああすてき。しつこく撮った。

R0021439お腹もすいてきたので、移動。南京町へ。この南京町もまた横浜中華街っぽいっちゃぽいんだけど、中華街よりも小さくてすぐに一周できるかんじがよろしい。それに、なんか、安い。中華街ってもっと観光地価格っぽかった気がするんだけど、なんかこの南京町はそこらへんの近所の中華屋と変わらない価格設定ってかんじ。屋台とかもいっぱい出ていて、これも安い。人は多い。

午後は北野の異人館をめぐる。おしゃれな街並みなんだけど、急な狭い坂が多くて、ヒールは低いブーツだったけどそれでも歩くのちょっと怖かった。異人館はどれも微妙に金を取るので、たくさん回ると出費がかさむ。ので、適当に2つくらいだけ入ってみる。古いピアノに心惹かれたけど、フタは閉じられていた。

R0021585夕方より再び移動。神戸市内を海まで見渡せるというビーナスブリッジへ。確かに見晴らしがよかった。諏訪山公園の上部に位置するんだけど、ほとんど山登り状態。デートスポットらしいけど(たしかにカップル多かった)、かなり急な坂道なのでもし彼女の方がピンヒールでも履いてこようもんなら転げ落ちるだろうなぁ。とかおもっていたら、カポーたちはみんな車で来ていたようだ。愛の鍵モニュメントにつけられた南京錠(こりゃ絵馬みたいなもんだな)のコメントを眺めるなどした。幸せそうでいいですね(棒読み)。南京錠の数が少なく感じた。日が沈むのを待って、夜景。きれいだった。

とまあ、ものすごく王道なかんじで神戸と姫路をめぐった2日間。マイナーなとこも行きたかったんだけど、時間なかった。神戸市内の移動は全て徒歩。神戸はおもっていたとおり横浜によく似ているけど、横浜より小さいのがいい。全部歩けるんだもの。それと、神戸はわりといいジャンクションがあるなとおもった。いい街だった。

写真:GRD 34/578, F3 2/36 [Flickr]

姫路と神戸 [前編]

姫路と神戸 [前編]

兵庫県というのはこれまでに何度となく通過しているんだけど、電車を間違えて餘部に降り立ったくらいで、まともに行ったことがない。4月中旬からは前々から行きたかった姫路城の改修工事が本格化し、そうするとあと5年はお目にかかれなくなる。行っとくか、姫路。ついでに神戸でも。という春の遠出 2010。

3月27日(土)

神戸に着いて、まずは芦屋へ。ちょっと行きたい場所があったんだけど、外観は素敵だけど残念ながら中はずいぶん新しくきれいになっててがっかり。庭の池には鯉がいて、「芦屋鯉!」とよろこんだのも束の間、庭には出られなかった。しょぼん。

R0021080芦屋の用事が思いの外すぐに終わってしまったので、予定を変更して姫路へ。今回のメインイベント姫路城。素晴らしい城だ。ああ美しきニッポンの城。松本城とかは重厚で「かっこいい」って言いたくなる城だけど、姫路城は華やかだなあとおもう。ほんとうにうつくしい。

R0021208しかしながら、覚悟はしていたもののあまりにも人が多すぎる。入城するのに40分待ち、天守閣に登るのにさらに1時間くらい並んだだろうか。天守内部もひたすら並ぶ。なんじゃこりゃ。これはどこのラッシュアワーの山手線ですか? それとも阿修羅展の東京国立博物館ですか? ていう。桜にも微妙に早かったし、こんなことなら真冬のうちに来ておけばよかった。ていうか、あんだけ夥しい数の人間が一度に登って天守は潰れないのかな、丈夫なんだな、すごいな、とかどうでもいいことに関心した。

そんな調子なので姫路城、お昼前についたのに夕方までかかってもめぐりきれていないかんじ。完全にごはんを食べるタイミングを逃し、精も魂も尽き果て、諦めて城を出るとき、そこはまだすさまじい行列だった。なんだかアホくさくなった。

R0021234神戸に戻る。早めに夜ごはんを食べて、日が暮れるのを待って、夜景でも撮る。神戸はやはり横浜に雰囲気が似ている。まあ神戸なので神戸ポートタワーでも。とおもったら工事中。まあ、いちおう見えたからいいけど。海洋博物館はかっこいいけど、あーゆうただそれだけでかっこいい構造物はどうやって撮ればいいか困る。

三宮に宿をとっていたので、歩いて帰る。ホテル近くのセブンイレブンでチョコモナカジャンボを買う。近所の ampm ほど固くはなかった。部屋でテレビをつけたら水曜どうでしょうをやっていたので楽しく拝見する。カントリーサインの旅だった。

姫路と神戸 [後編]

ナンバーのお話

袖ヶ浦ナンバーってちょっとイイ。千葉ナンバーではダントツだとおもう。それも袖ヶ浦ナンバーの四輪はどうでもよくて、袖ヶ浦ナンバーの二輪がイイのだ。ちょっとイメージ的に湘南ナンバーに近い気もするけど、湘南ナンバーはわたしの大嫌いな「わざとらしさ」が見え隠れするので、そんなに好きではない。

東京ナンバーは、やはりというか品川ナンバーがよろしい。わたしは残念ながら最悪(だとわたしはおもっている)の足立ナンバー。バイク購入時に一時的に住民票を弟の家(品川区)に移そうかと本気で考えた。まあ台東区に住民票移したばっかだったし、免許取得も重なってたのでやめたけど。

わたしはナンバーを見るのが好きである。都内とかで遠い県外ナンバーを見ると「ああ、はるばるこんなところまで運転してきたのか」と、珍道中を勝手に想像したりして感慨深い。

逆に遠方にツーリングとか行ったときに足立ナンバー見ると、あんなに毛嫌いしている足立ナンバーのくせに「おおお、同士よ!!」と、ちょっと(いやかなり) 嬉しくなる。品川ナンバーでも「おお」とおもうけど足立ほどは嬉しくならないあたり、やはり地元は足立と意識の上で植え付けられているのだろう。

品川ナンバー

マユメチカ

眉毛と目が近い人のことをマユメチカというらしい(出典)。
↓ は hyde(個人的に、日本人マユメチカの代表選手だと思っている)
マユメチカ
何を隠そうわたしは若かりし日、このマユメチカに憧れていた。外人さんって眉毛と目が近い人多いじゃない。あれがかっこよくみえたのだ。眉毛と目を少しでも近づけるべく、眉毛を整える際、上の方の毛を抜いて下の方を書き足す、みたいなことをしておった高校時代。なんとも健気というか、今にしておもえばなかなかに滑稽である。

チョコモナカジャンボ

わたくしの好きなアイスの話をいたしましょう。
森永アイス チョコモナカジャンボ でございます。
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このアイス、近所のスーパーで98円なんです。で、コンビニでは126円。スーパーで買いますか? 同じものならばより安く。普通そうですよね。そう思っていた時期が、わたしにもありました。

わたしは、コンビニで買います。コンビニのほうがおいしいから。もちろんおなじチョコモナカジャンボです。でも明らかに違う。コンビニの冷凍庫が強力なのかなんなのか知らんけど、コンビニのチョコモナカジャンボはまわりのモナカも中のチョコもパリパリで、アイスもすごく固くて、ほらモナカのアイスってこうブロック状に分かれてるでしょう。あれに沿って割って食べるのがふつうじゃないですか。だからわたしもそうしてるんだけど、アイスが固くて割るのに難儀するくらい、そんくらいコチコチに固まってるの。

ところがスーパーのアイスはどうでしょう。これが、柔らかいんです。わたし、アイスが溶けかかってるの大嫌いなんですけど、溶け始めに半歩足を踏み入れてるんじゃないのってくらい柔らかい。人によってはそのほうが食べやすいって人もいるかもしんないけど、わたしは許せない。やはりスーパーの冷凍庫は上のフタがないからいくぶん温度が高いのだろうか。じゃあ家の冷凍庫に入れて固まらせればいいんでないのっておもってやってみたんだけど、コンビニのように固くそしてパリパリにはなってくれなかった。やはりコンビニの冷凍庫が強力なのだろうか。

そーいうわけで、すこし高いお金を払っても、レジのオネーちゃんに「あ、こいつまたチョコモナカジャンボ買ってらw」と思われても、チョコモナカジャンボに限ってはコンビニで買いたいのであった。すべてはかたさとパリパリのために。

森永アイス

ぎぼぢわるい

暗がりでマクロって写真撮ってたら急にひどく気持ち悪くなった。前に一眼レフにマクロレンズつけてぐりぐりやってたら気持ち悪くなったことあったけど、GR では今までいちどもそんなことなかった。

うええ、きもちわるい。すごく。
ちょっと、寝よう。。うおえええ。