月別アーカイブ: 2009年7月

ふう

帰還。246混んでたなー
今回余裕をもった行程だったのでのんびりできてよかった。
やはり欲張りはいかんね(笑)。
明日のことを考えるとこの時間に家に戻っていられるというのはいい。
前回に引き続きコケずに帰還(立ちゴケ含む)。
この調子でがんばろう。

飛騨高山にて

幼少の頃からのアコガレの地、岐阜にやってきた。今日は高山。とても繁盛してる観光地なのね。人多かったけど、写欲刺激される町だった。フリッカーですか?みたいなおさんぽカメラ隊もおった。

そして飛騨ちゅーたら何といっても飛騨牛ですよね奥さん。いやー、三連休っておいしいね!笑

喫煙所

中学の時、職員室の向かいに和室があった。それは4畳半ほどの小さな和室で、真ん中には小さなちゃぶ台が置かれ、壁には釣りが趣味の先生が釣った魚の魚拓が所狭しと飾られていた。その部屋は、「タバコ部屋」と呼ばれていた。喫煙室、と決まっていたわけではないとおもうんだけど、生徒も出入りする職員室でタバコを吸うのが憚られるようになり、いつしかその和室で吸うというのが暗黙の了解なっていったようだった。小さなその部屋はタバコの煙が充満してとんでもないことになっていたけど、教育者という立場から離れた先生たちの素の顔が垣間見える気がして、休み時間に大人たちが煙をふかしながら談笑するその光景がとても好きだった。

近頃は喫煙者に対する風当たりはますます厳しくなり、タバコってだけで血相変えて罵倒するような人もいたりして、身体によくないのは重々承知だけどなんだかかわいそうな気すらしてくる。だけど、ひとつだけ喫煙者が羨ましいとおもうことがあって、それがあの喫煙所での和やかな雰囲気なのだ。休憩時間になるとなんとなく集まって、煙ふかしながらしゃべって、普段そんなにしゃべらないような人とも妙に和んでいる。ように見える。あれ、なんかいいなぁっておもうのだ。「火、貸してもらえます?」とかって、街中で全然見知らぬ人に火をわけてもらったりして、なんかすごい。

酒によるコミュニケーションは偉大だなぁとおもうけど、タバコによるコミュニケーションもなんかいい。あの場に混ざってみたいなとおもうんだけど、タバコを吸わないわたしは、やっぱり部外者なのだった。

地図男

タイトルに惹かれて買った本。さらっと読める。地図帳に紡ぎ出された土地ごとの物語の断片を追いながら、そこに秘められた謎の真相に迫っていくというもの。設定もおもしろいしひとつひとつのエピソードにも引き込まれるんだけど、でもなんか地図男そのものがよく摑みきれないまま終わっちゃったってかんじで惜しい。地図男の能力はすごい羨ましい。そーゆうふうに、わたしもなりたいw
地図男

シベリアではなく京都

わたしをおいてシベリアにいってしまったと思い込んでいた方が、いま京都にいると知ってなんだかホッとした。ここ数日連絡してみようかどうしようか逡巡していたんだけど、先ほど本人からメールがきた。

京都はいま祇園祭だそうですね。さぞや人大杉なことでしょう。

人面石のこと

人面石わたしはネット上で buddy icon を人面石にしている。ぷちとものあの石のアイコンはなんなの?って聞かれたことはないし、疑問に思っている人もさほどいないだろうけど、なんとなく書いておく。

なんでこの石を使っているかって、特に意味はない。ただ、エキサイトでブログ初めていちばん最初のエントリがコレだった、という事実はある。たしかいちばん最初にこの人面石を自分を表現するアイコンとして設定したのは flickr で、なんとなく気に入ったのでそれ以来ウェブサービス登録時に画像を求められると必ずこれを使うようになったのである。

この石は何かってゆーと、早稲田大学の文学部キャンパスのスロープにくっついてる石なのだ(写真)。なんかある時から突如スロープのへり(って言うかなんだろ、欄干ともちょっと違う気がするしなんつーか塀の背の低いのみたいな物体)に石がくっつけられたのだ。たぶん、座るの抑止のためなんだろうけど。でその石に落書きがされたのか、アートなのか、よくわかんないけど、とにかくこのように顔が描かれていた。この写真を撮ったとき、べつに特別この石の顔が気に入ったとかでなく、ただ単になんも考えんとぱちっと撮っただけだったんだけど、よくよくみるとなんか愛嬌のある顔をしているし(私に似ているという話は聞きません)、右下に何気なく「18さい*」とか書かれてるのもカワイイ。そして今こうして人面石=ぷちともとなっているんだから、人生どう転がるかわからないもんである。石だけに。

で、先日久しぶりに母校へ行ってきた。メーヤウでカレーを食べて、文キャンスロープをのぼる。毎日通った道。ちょっとドキドキしながら、スロープのへりに視線をやる。

しかしそこに、人面石はなかった。人面石のくっついていた箇所は取り壊され、新校舎の建設工事が行われていた。わたしはひとり、諸行無常の響きに咽び泣いた。