年別アーカイブ: 2006年

スーパーエッシャー展

スーパーエッシャー展に行ってきた。面白かった!

ちっちゃい頃からあのだまし絵大好きで、家にあるエッシャーの本をよく見てたのだ。今回はよく知ってる作品の習作が一緒に見られたりして、制作の過程が垣間見れてすごく興味深い。ほんと、数学・幾何学の世界だなーっておもった。「図式化された音楽」がまたおもしろくて、バッハですよ。バッハはほんと、数学的なのね。それを図式化してる。すごく興味深い。

それから Nintendo DS Lite を使った音声ガイドも見所のひとつかな。美術展の音声ガイドって使ったことなかったけど、これはいいなっておもった。作品を拡大できたりして。ただ、そっちに夢中になっちゃって作品見るのにすごい時間かかる(笑)。おもしろかったけどね。あ、あと映像になってて、自分で動かせるやつおもしろかったな。円の極限シリーズのアレとかを、こう、ぐいーんって動かせるのね。ひとしきり遊んできた。人多すぎだったけど、行ってよかったー。

ついでに mBlog さんとこで紹介されていた「上昇と下降」をモチーフにしたこちらのムービーを。アイディアが素晴らしいよね。即保存。

まつたけづくし

昨日、親が来て大量の食材を置いていった。買い物したばっかだったので冷蔵庫に入りきんないぐらいの食材の山。たまごとか16個もあるんですけど私ひとりでどうしろってのコレ。

さてその食材の山の中にこんなモノを発見。これはきっと松茸の茶碗蒸しを作れという神の思し召しに違いない。てことで作った。
Matsutake-dsukushi
松茸ごはん
松茸のお吸い物
松茸の茶碗蒸し

おいしゅうございました。
茶碗蒸しまじ愛してる!

タテイチ

Autumn Tokyo - 1タテイチの写真が多い。
とおもった。
GRD になってから特に。

今日は用事があって銀座行った。
フォーラムの木がやたらキレイだった。
東京の秋もいいもんだなと。
京都とか行けなくてもさ。
とおもったわけです。

ラーメン食べた。
女子ひとり、ラーメンを食う。
そこそこイケる。

アイロン買った。
アイロン台がないのでベッドでかけた。
そこそこイケる。

op.disc showcase “hub” – AOKI takamasa PARABOLICA

ぷちともランク急上昇中の AOKI takamasa 。ぼーっとウェブサイト見てたら東京でライブあるじゃん! てことで行ってきたよ代官山 UNIT。

ドコドコビギビギプリプリ。踊る踊る。PARABOLICA は前作よりシンプルで、ヨツウチなかんじではあるんだけど、他のアーティストもずっと聞いてたらやっぱ AOKI takamasa のリズムはすごく特徴的。張りつめた鋭い音にシビれる。酩酊。会場も否応無しに盛り上がる。青木さん大人気。リンゴふたつ並べて機械を操る(←よくわかってない)カコイイ。

クラブなんて出向いたの学生のとき以来だったけど、CD とは違う場の空気とそれに呼応した音、横隔膜にクる低音。んー、かっこいい。タマらん。シビれた。楽しかった!

女は皆そうしたもの。

招待券をいただき、久々にオペラ観てきた。大学の時図書館で観たのが最初だったなあ「コシ・ファン・トゥッテ」。昨日の公演は全体的にこぢんまりしていて、でもモーツァルトだし、それもカワイイね。歌手の人々がみんなスマートで、舞台装置も衣装もわりとシンプル。コミカルな演出もおもしろい。ドラベッラはあっさり誘惑に負けるんだけど、フィオルディリージは「私の操は岩のように固い」とはねつける。でも最終的には落ちちゃう。あー落ちちゃったーーー。まあ、これ観るとやっぱ彩子を思い出すね(笑)。あとああいうオペラって、デスピーナみたいな脇役がいい味出しててなんか好き。声色変えて歌うとことかつい吹き出してしまったよ。

コミカルな劇と美しい音楽は実に楽しかった。オペラ楽しいよオペラ。でも「女は浮気をする。女は皆そうしたもの(コシ・ファン・トゥッテ)」て…。えー。男だってするじゃんか。別にいいけどさ。なんか腑に落ちない(笑)。

ご一緒させていただいたみなさまありがとうございました。

国立新美術館

The National Art Center, Tokyo - 4
2007年1月開館予定の国立新美術館に行ってきた。Google Maps で衛生写真を見てみると、まだ着工中。国際フォーラムをうねうねさせたみたいな外観。中にでっかい円錐みたいのがボコボコって生えてる。宇宙ステーション(イメージ)みたい。黒川紀章の設計だそうです。

まあ入れるところと入れないところがあったんだけど、非常に楽しかった。開館が楽しみ。夜もきれいだろうな。

B&W

GR BLOG のトラックバック企画、今回のお題は「モノクロ」ってことなんですが…実はこれ、少し彩度落としてるんだけど、完全なモノクロではないのです。奥の方に広告が見えるんだけど、黄色なのがわかると思います。カラーなのです。まあ、こんなのもアリかなと。新幹線って、完全なシンメトリーじゃないんだよね。
R0013235.JPG
GR BLOG TB 企画「モノクロ」

おいおい、トラックバック 428 ってすげいなおい。

[本日ののだめ]
真澄ちゃんの André Jolivet がゲーセンの太鼓になってしまった。。。orz 聞いてみたかったなー打楽器協奏曲。一時期すんごい探したけど見つからなかったんだよなー

Grandma is still alive

ふいー。東京帰ってきました。東京も寒いなー。なんか全然眠くないのでざーっと書いちゃおうっと。

11月18日(土)

金曜の夜に銀座で飲んだくれてたら普段全くならない二日酔いに見舞われる。予定より2時間遅い新幹線に飛び乗り、揺られること約5時間。3ヶ月ぶりの山口は極寒だった。いやまじで寒かった。

新山口まで来てくださってたお兄さまな人と合流、山口県立美術館へ。そう、今回の「そうだ、山口行こう」は雪舟への旅である。まず会場入ると雪舟像たちが迎えてくれる。最後のはやたらカワイイ。とか思って振り返れば「慧可断臂図」「四季花鳥図屏風」「天橋立図」3連発。濃ゆい。濃ゆいよ。スゴすぎるよ。これぞ雪舟というダイナミックな筆遣いや線に圧倒される。ディテールもおもしろくて、ガラスケースに張り付かんばかり。そして「四季山水図巻」。これは模作で雪舟のと比べられるようになってる。んで、若い頃から晩年までを年代順に追っていく。柔らかな線が力強いタッチに変わっていく過程が見えるのだ。「秋冬山水図」「四季山水図」「山水図」と盛りだくさん。この人とにかくいろんなモチーフとその配置、構図とか線の使い方がすごい。力強い岩壁の線が空間を遮断する。空白での雪の描写。牧童はやたらカワイイ。そしてなんかこう、雪舟の人間臭さをすごい感じるのだ。こんだけのものが集まって見られるってなかなかないとおもうし、んー、いいもん見れてよかった。

んで、わたしが出遅れたもんだから、常栄寺の雪舟庭は見られないねえと言いつつ、山門だけでもライトアップとかしてるかもねえってことで行ってみたら特別に拝観させてくれたのだ!貸し切りでオジサンの解説付き、しかも普通は入れない天皇の間まで!なんかもうドキドキしてしまった。本当にありがとうございました。

さて楽しみでならなかったのは雪舟だけではないのですね。すてっぷあにき家であります。ここ楽しすぎるのね。ほんとにね。すてっぷにいさまと奥様とワタクシで豆乳鍋を囲む。これがすさまじいおいしさでですね、朝から何も食べてないこともあってそりゃもうがっつり食べました。でもお酒はごくごく控えめにしておきました。エヘエヘ。そんでまた明け方まで音楽祭り。たーのーしーすーぎーるーーーー。最高ですね。あ、因にこのエントリのタイトルはこの祭りからチョイスさせていただきました。うひひ。いやしかし豆乳鍋おいしかった。もう明日から毎日豆乳鍋しようとおもってます。ひとりで。

11月19日(日)

昼前にむっくり起きだし、おいしいおソバをいただいてから防府は毛利氏庭園へ。すごいお屋敷。ここ毛利博物館で「四季山水図巻」を観る。長さ 16m という大作。雪舟の生き生きとした筆遣いが実に鮮やか。細かいところにニヤリ。美術館に展示されてたときは30分待ちとかもあったそうで、これをじっくりゆったり観られたのはよかったなあ。あと一緒にやってた毛利氏の茶道具もおもしろかった。千利休がお茶に誘ってたり。茶酌とか。そんで庭園をウロウロ&ぼんやり。紅葉は色づき始めといったところで、来週あたりだとよかったかなー。でもすごくきれいでした。防府天満宮にも寄って辺りを一望。山に霧がかかってそれはまるで水墨画のようでありました。

ほんとはね、夜に秋吉台で星とか見たかったんですけどね。雨は容赦なく降ってました。前日まであんなに晴れてたのに。私は雨女ということで落ち着きました。皆様よろしくどうぞ。でも PSP のやつオモシロカッタな。写真は微妙に撮ったので明日うpしようとおもいます。さてそろそろ寝ることにします。素晴らしい週末を過ごせたので、明日からまた一週間がんばろうとおもいます。おわり。

追伸:
すてっぷにいさま、奥様、毎度お世話になりほんとにありがとうございます。多謝。