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仙台

仙台行き、ピアノの先生のおうち行って牛タン食べて帰ってきただけなんで、旅行記書くまでもないなとおもったんだけど、やっぱ書くことにした。自分用記録。
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奥只見ツーリング

去年の夏に行こうと計画していた奥只見だが、昨年7月の集中豪雨で土砂崩れや橋の流失等で R352 が通行止めとなり、断念していた。その R352 が、今月1日にようやく開通するということで、1年越しで決行とあいなった。

10月5日(土)

寝坊につき、予定より遅れて 6:30 に出発。首都高は湾岸線からすでに渋滞しはじめている。先が思いやられる・・・。東北道に入り、当初は羽生PAで休憩の予定だったが、さっさと渋滞を抜けてしまおうということで、ここはスルー。空はどんよりとしていて、怪しい雲も見受けられる。時々雨がパラつくこともあったが、カッパを着るまでには至らなかったのでよかった。

R0021330上河内SAで休憩、フレンチドッグとチュロスで腹ごしらえ。そのまま東北道を走り、西那須野塩原ICでおりて R400 へ。R400・R352・R121 の重複区間で3連おにぎりを激写。道の駅たじまでバイクを止めようとしたところで立ちゴケ。他のバイクに被害を及ぼさなくてよかった・・・。が、レバーは無事だったものの、左ウィンカーがもげた。配線は無事なので、ブラブラの状態。これなんとかしなきゃ。

気を取り直して出発。R352 から r350 にそれる。ツーリングマップルでみつけた道でショートカットのつもりが、ちょっと道を間違えたり。でもマップル様の仰るとおりの快走ルートであった。

R0021337R352 に戻り、まる家にて昼ごはん。ここらへんの郷土料理であるらしい、裁ちそばをいただく。「はっとう」なるものもいただいた。ライダーへのサービスということでそばがき団子もいただいた。バイク乗りに優しいお店、嬉しい。お蕎麦も量多いし、はっとうとお団子もお腹にたまるしで、かなり満腹。満足。

そして R352 は尾瀬国立公園ゾーンに突入。4年前に家族で車で来たので、わりと道の雰囲気は覚えている。あの時は紅葉は終わりの時期だったが、今回はこれからという感じ。だけどところどころ色づき始めつつあるようだ。

R0021347件の集中豪雨で流された福島・新潟県境の金泉橋。現在も絶賛工事中である。ハイこっから新潟県ですよー的表示が全く無いのでよくわからなかったのだが、工事のオジサンに聞いてやはりここが県境だと判明。で、記念撮影。以前の金泉橋の画像をググると、ハイこっから新潟県ですよー看板が大きく出ていた。

そして奥只見湖へ。R352 は1車線、対向車に神経を使いつつ、ちょくちょく追いついてしまう四輪に譲ってもらいながら進む。走りを楽しむ的道ではないのはわかっていたものの、とにかくそれが延々続くのでだいぶ疲れた。前回も立ち寄った奥只見湖を一望できるところがあるはずだったんだけど、走るのに必死でよくわからないまま通過してしまった模様。ああ、無念。

銀山平の船着場で休憩がてら少し止まる。だいぶ寂れた雰囲気である。夏場は観光客が来るのだろうか。そして奥只見シルバーラインとの分岐点へ。もしこれが二輪通行禁止でなければおそらくこちらを選択していただろうが、通れないのでまだまだ狭い峠道を行くのである。

R0021359枝折峠、この道も長いこと通行止めになっていたが、復旧している。ただ、災害の爪跡は未だに生々しく、所々工事をしていて片側交互通行ならまだしも完全に工事車両の作業につかまって10分くらい足止めされることも。まだ復旧工事中だけど、とりあえず通したよ、という感じである。

R0021362そろそろお腹いっぱい感のある峠道がようやく終わり、街が見えてくる。小出のコメリに寄って接着剤を購入し、もげたウィンカーを修理した。旅のお供にホーマック。じゃなくて新潟なのでコメリ。ついでに今川焼きが売っていたので、食べた。わたしはもちろんカスタード。

R17 に出て湯沢へ。魚沼と南魚沼は地味に離れている。スーパーで夕食の買い出しをして、湯沢のマンションに到着したのはちょうど18時。CBR はプールに泳ぎに行き、水着を忘れたわたしはごはんの支度。ていうか、泳ぐ元気ないです。。ころすけが戻れば、酒を少々飲みつつキムチ鍋をつつく。だいぶ寒かったので温まった。

10月6日(日)

9時頃のっそりと起きだす。今日は帰るのだが、せっかくなので魚沼スカイラインを走ろう。前回通行止めで通り抜けられなかったが、今回は行けそうだ。山の上ではかすかに雨がぱらついていたものの、本降りにはならずに済んだ。

R0021373十日町に出て、由屋でへぎそばをいただく。ちょうどお昼時で、店の外には行列ができている。ちょっと怯むがせっかくここまで来たし、地元のオジサンの「やっぱりここのがいちばんなんだよ。早く名前書いてきたほうがいいよ」との言葉に後押しされ待つことに。別に今日はもう帰るだけだし、いいよね。お店は広いし回転もいいので、2,30分ほどで店内へ。そして鉄板のへぎそば+舞茸の天ぷら。やっぱりおいしいー。お通し的に出される漬物なんかもべらぼうにウマい。これもっとちょーだい。つゆもウマいので、そば湯ゴクゴク。またも満腹プクプクで店を後にする。

店を出ると、雨が。ああ、怪しい雲がいたんだよ。だけどごく弱い雨だし、そんなに降り続くものでもなさそうなので、カッパなしで出発。r76 → R17 で湯沢まで戻ってスタンドでガソリンを入れ、湯沢ICから関越にのる。多少濡れても関越トンネルで乾いて、トンネル超えたら晴れてるはず。さあ、この選択が吉と出るか凶と出るか。

読みは見事に当たった。トンネル出口付近の電光掲示板に「トンネル出口雨」の表示があって一瞬落胆しかけたが、出てみればほとんど降っていなかった。本降りならば谷川岳PAに入るつもりで減速していたがここはスルー、そしてじきに晴れた。

チョコモナカジャンボそのままノンストップで所沢の予定だったが、諸般の事情で嵐山PAに駆け込む。黒いソフトクリームというのが気になりつつも、わたくしソフトクリームが好きではないのでチョコモナカジャンボを半分こ。ああ、パリパリのチョコモナカジャンボ、ちょう久しぶりだ・・・。チョコ感アップ! 不朽の名作。

そして所沢ICをおりて実家へ。父上に線香をあげてちょっと休憩、のつもりが、おやつをしこたま食べ、ゴロゴロしはじめ、ころすけはるろうに剣心を読み始め、英二くんと語り合い、夜ごはんを食べ、F1 を見始め、最後まで見ちゃって、さらにウダウダして、結局実家を出たのは 1:30 をとうに過ぎていた。明日も休みという頭があるのでどうにも。しかしさすがにこの時間、環八ガラガラで史上最短時間を記録して3時過ぎに帰宅。どうもお疲れ様でした。

というわけで、1年越しの奥只見ツー完了。でも、2人とも、「1回でいいね」という結論に至ったw あれを日帰りで行って帰ってくるなんて、わたしにゃ到底できない芸当だわ。。感服。

総走行距離:741.7km [Map]
写真:GRD3 8/50, iPhone 0/10 [Flickr]

湯沢ツーリング

お盆はどこに行っても混んでるし、お金もない。でもせっかくの休みだからどっか行きたい。というわけで、湯沢へ。天気が微妙でどうしようか迷っていたけど、悶々としていても仕方ないということを過去に学んでいるので行ってしまおう! ということに。結果、それは正しい判断であった。

8/12(日)

夜に横浜を出発し、睡魔と闘いつつ23時半頃湯沢のマンションに到着。お風呂入ったりなんだりしているうちに日付は変わってしまい、コリャ明日は早起きできなさそうだなぁとおもいつつ寝る。

8/13(月)

R0020541案の定寝坊。早起きできれば数年前にわたしが走ったルートで秋山郷と奥志賀でも、とおもっていたのだが仕方ない。魚沼スカイラインだけさくっと走る。車もぜんぜんいなくて走りやすい。途中で災害復旧工事で通行止めになっており、通り抜けることができずに引き返す。

もともと午前中だけ走って基地に戻るつもりではいたのだが、いくらなんでも早すぎる。そこで、いつも冬にスキーをしている石打丸山スキー場のゲレンデをバイクで走る試み。目指すは山頂だ。

R0020548最初に選んだ道は林間コースになっている道なんだけど、途中で砂利道になってしまった。しかし前に進まなければ道は開けない。意を決して突撃する。はじめのうちは「こ、これくらいならなんとか」という砂利だったが、途中から「こ、これはオフ車じゃないと」っていうような激しい砂利道になってしまう。もう引き返すこともできないので泣きそうになりながら進むと、舗装された道が。た、助かった・・・とおもったのもつかの間、再びヒドい砂利道。これはもう諦めた方がよさそうだということで引き返す。わたしはきっとコケるだろうという判断により、CBR の人が運んでくれた。ありがとう。ありがとう。まじで。

R0020572さて気を取り直して、別の山頂への道を探す。メインルートになっている道を見つけ、のぼっていく。いつも滑っている道をバイクで駆け上がる。スキーで滑るとすんごいダラダラの緩斜面だとおもっていた斜面が、バイクで走るとけっこう急な傾斜で、距離もある。だいぶ走ってようやく山の中腹あたり、石打丸山のシンボルとでもいうべきチロルの看板でバイクと一緒にパチリ。

さらに上を目指すが、途中でまたも砂利になってしまう。山頂へはどうやっても砂利道を行くしかないようだ。心残りではあるが、ここで断念。でもチロル看板撮れたからいいや。というわけで石打丸山ツーリングを終えて、すこし早いけどお昼ごはんを食べに行く。お目当てはもちろん、へぎそばである。

R0020578中野屋の開店と同時にたどり着く。ちょうど暖簾をかけたところで、開店前から並んでいた人の行列がどどっと店内へ入って行く。我々もそれに続く。店内はかなり広いので入ることは入るのだが、それからすこし待ってへぎそばにありつく。ちょうどお昼時になっていいかんじ。中へぎそばと、舞茸の天ぷらも外せない。相変わらず美味しい。シアワセ。

お腹を満たし、スーパーで夕飯の買い出しをしてからマンションに戻る。で、昼寝。スキーの時も昼ごはんのあと昼寝をするのが常になってるんだけど、そのかんじと似ている。3時間ほどたっぷり寝て、夕方からマンション内のプールへ。家族連れがいたけれど、じきにいなくなったので泳げた。とは言うもののわたしはかなり久しぶりだったので身体が全然思うように動かず。。やはりきちんと定期的に続けていないとだめだな。

R0020579プールの後はお風呂。マンション内にも大浴場はあるんだけど、せっかくだから温泉入りたいよね、ということでマンションの隣にあるハツカ石温泉石打ユングパルナスへ。20年以上使ってて一度も行ったことがなかったけど、今回初めて利用してみた。そんなに期待してなかったけど、露天風呂とか種類もいっぱいあって意外とよかった。

夜は餃子と野沢菜をつまみに晩酌をし、ずいぶん早い時間に寝てしまった。

8/14(火)

朝5時起床、外は雨だ。午後になれば雨は止みそうだが、今日の午後からはUターンラッシュが始まるだろうことから、雨と渋滞を天秤にかけて雨を取る。6時過ぎに基地を出発、ノンストップで所沢ICをおり、実家に立ち寄る。しばしの休憩の後、高島平から首都高で一気に横浜へ帰還。雨雲と共に帰ってくる格好になる。

というわけで夏休みのおでかけ終了。なんかわびしい気もするけど・・・でもいちおう走ったし、冒険したし、へぎそば食べたし、泳いだし、温泉入ったし、なんか充実してたわ。うん。

総走行距離:540.6km [Map]
写真:GRD3 6/50, iPhone 0/2 [Flickr]

沖縄ツーリング [後編]

4月8日(日)国頭 – 名護 – 那覇 191km [Map]

朝6時起床。朝食は8時からなので、その前に近くの辺戸岬へ行ってみる。

R0018856バイクを走らせること10分ほど、辺戸岬到着。ここが沖縄島最北端。なんだかカルスト台地を思わせる景色が広がる。ヤンバルクイナがいたりするようなのだが、あれかな?とおもってもカラスだったりで、結局出会うことはできなかった。ついでにもうひとつ、茅打バンタ展望台にも足を伸ばす。

R0018896宿に戻って朝食。部屋の引き戸を開けたままにしていたら、ネコが入ってきた。聞けばここのニャンコ、お客さんの部屋で寝るのが好きらしい。どの部屋も開いていないと、開けろってニャーニャー騒ぐらしい。うん、どこかの家のネコのようだ(笑)。犬猫好きにはたまらんけど、動物嫌いの人は無理だろうなぁ、などと思う。今は時期的にもそんなに虫も多くないけど、夏場は虫だらけだとか。そういうのが平気で、ご主人のノリについていける人が集うわけだ。常連客が多いのも頷ける、とても楽しい宿。沖縄に来たらまたぜったいここに泊まりたい。

朝食後、すぐに出発。今日は西側を走る。まずは名護方面へ。ツーリングマップルを眺めていて見つけたマングローブの群生地があるというので行ってみる。が、どうにも場所がわからない。だいぶ奥地まで行ってウロウロしてみたが、結局見つけることができずに断念。まあしょうがないわな。

R0018964そこからほど近い、今帰仁城跡へ。世界遺産だけあって観光客がとても多い。沖縄のお城の石垣はかなり見応えがあって楽しい。向こう側に見える海はとてつもなく青くきれいだ。

R0018999本当は本部半島をぐるりと一周したいところだが、時間がないので断念。美ら海水族館も華麗にスルー。ま、ここはいつでも行けるでしょ、ってことで。西側を走っていると、昨日の東側との差をひしひしと感じる。リゾート地が多く、交通量もかなり多い。でも時間帯がよかったのか、反対車線が大渋滞しててもこちら側はそうでもなかったりと、渋滞にはそこまではまらずに済んでよかった。

さらに R58 を南下。ぼちぼちお昼時でお腹が空いてきてはいるものの、とにかく行きたいところを全部回ってしまってからにしよう、ということでお次は残波岬へ。

R0019026断崖に立つ岬の周辺は岩場。1945年、米軍は残波岬を目印に読谷海岸に上陸した歴史もあるという。地上高 28m の灯台を上るが、この階段がなかなかキツかった。しかし上った上からの景色はその疲れも吹っ飛ぶほどに素晴らしいものであった。天気が良くて本当によかった。

R0019031残波岬を後にし、座喜味城跡へ。ここも城跡だけど、今帰仁城跡よりはマイナーなのか観光客は少ない。あまり観光地然としていなくてすごくいい雰囲気。ぐるりと囲まれた城壁は、古代ローマのコロッセウムを彷彿とさせる。ここも友人に激オススメされた場所なんだけど、オススメされなければ全然知らないでスルーしてたとおもう。感謝感謝である。

城跡でだいぶ歩いたし昼時もとっくに過ぎ、とてつもなくお腹が空いている。ごはんごはん! 地図を見ると近くに道の駅があるようなので、そこでなんか適当に食べようということに。ところがこの道の駅、駐車場しかないような小さな道の駅。売店すらない。その回りにいくつか食堂のようなお店があるんだけど、どうも閉まっている様子。なんとか開いていた金月そばに入る。また沖縄そばである。でもまあ他に選択の余地もないし、沖縄そばおいしいからいいや。

R0019056いただいたのはソーキそば(小)とくずれ三枚肉のまぜごはん。ソーキとろっとろでおいしかった。かつおだしでさっぱりしてて、太目の麺。わたし沖縄そばかなり好きになった模様。まぜごはんもおいしかったし、普通程度の待ち時間だったし、量も目論見どおりだったし、よかったよかった。

さてあとはもう那覇に戻るのみ。さすがにだいぶ道が混雑してきたけど、順調に行って16時過ぎにバイク屋に到着。ここで2日間我々の足となってくれたフォルツァとはお別れ。ビッグスクーター大嫌いだったけど、ちょっとだけ見直した。快適な旅をありがとう。北海道出身で沖縄のバイク屋で働いているというオネーちゃんとしばし立ち話をした後、那覇空港に向かう。

バイク屋は那覇の中心部からやや外れたところにあり、移動に少々難儀。モノレールに乗ろうにも駅がちょっと離れており、バスがあるようなのでとりあえず国道に出る。ところがそのバスが行ったばかりだったようで、バス停で待つこと30分。普段なら歩いてしまう距離だったけど、ヘルメットだなんだで荷物が多いし、バイクを下りてからどっと疲れが出てしまったのだ。いや、わたし後ろに乗ってただけなんだけどさ。ようやくやってきたバスに乗り込み、20分ほどで那覇空港。

R001906517時半に空港に着き、出発は 19:05 。搭乗手続きを済ませてお土産を買うのにじゅうぶん時間があるだろうと思いきや、お土産屋がたくさんありすぎてあれこれ迷い、最終的にものすごく慌ただしいことになってしまった。機内で食べるごはんもロクなものを選べず、慌てて搭乗口へ。疲労困憊の体で、機内で軽くごはんを食べたらとりあえず寝る。行きはものすごい時間がかかったが、帰りはずいぶん早く感じた。21時半過ぎに羽田に到着。デッキに出たい気持ちはあったものの、もう時間もなくなってしまったし疲れ果てているので赤い電車に乗ってさっさと帰る。家に着いたのは23時近く。沖縄は暑かったが、東京はえらい寒かった。

というわけで、沖縄弾丸ツーリングは無事に終了。さすがに1泊2日ではあまりにも時間が足りないけれど、それでもだいぶ満喫した。と同時に、ついに全国制覇を果たす。地図を赤く染める計画、ここに完結。

総走行距離:357km [Map]
写真:GRD3 47/379, D80 1/23, iPhone 0/10 [Flickr]
沖縄ツーリング [前編]

沖縄ツーリング [前編]

47都道府県全てに宿泊という目標を立て、地図を埋め始めたのは7年前。当時はスカスカだった地図も、どんどん赤く染まってついに最後の1県、それが沖縄県だった。いろいろあってホントは沖縄行ってる場合でもないんだが、かなり前から計画していたのでここで先送りにするわけにはいかないのだ。3連休があればそこで行きたかったが、ないので土日の1泊2日で強行。早々に格安の航空券をおさえ、いざ沖縄。

4月7日(土)那覇 – 国頭 166km [Map]

6:30 羽田集合。ANA125便、7:45 羽田発で10:20 に那覇着予定だ。しかし、出発が遅れた上にに向かい風だとかで飛行機は 40分以上遅れ、那覇空港に着いたのは11時を回っていた。出だしから予定が狂う。

R0018698那覇でレンタルバイクを借りる。オンラインで予約しておいたバイク屋が空港まで送迎に来てくれることになっていたのだが、ずいぶん待たせてしまって申し訳なかった。借りたバイクはフォルツァ。もし天気が良くて、現地に着いてからでも借りられるようであればわたしも VTR でも借りようかなとおもっていたのだが、店内見た感じ VTR はなかったし、他にわたしが不安なく乗れそうなバイクもなさそうなので断念。しかしこの判断は正しかった。というのも、沖縄のアスファルトはえらい滑るらしく、もしわたしが借りていたら間違いなくこかしていたことだろう。フォルツァは荷物の積載も問題なく、はじめはスクーターかぁ、とおもったけど、この選択は賢明だったようだ。ただ、リアシートのステップがずいぶん前の方についていてどうも足の置き場に困るし踏ん張りがきかない。バックレスト付のタンデムバーが付いていたのでかなり快適だったけど、これがなかったら振り落とされてたとおもう。

R0018741バイク屋を出て、まず向かったのは首里城。とりあえずメイン的な観光地押さえとこうか、というかんじで正直あまり期待してはいなかったのだが、思いの外よかった。日本のお城とは趣がまったく異なっていて、石垣のかんじとかすごくいい。宮殿の内部はビビッドな色遣いで、琉球王国の情緒が漂う。首里城公園を歩いていると、汗がにじんでくるくらいに暑い。5月の連休くらいの気候だ。

R0018748とうにお昼の時間になっているのでごはんを食べることに。沖縄そばの看板が出ていたので、近くの首里ほりかわへ。前に1組並んでいたけどすぐに入れそうな雰囲気だったので待つことにする。ところがこの判断が失敗だった。待てど暮らせど案内されない。店内はぼちぼち席も空いてきているのだが、人出が足りていないようでまったく追いついていない。手伝いましょうか? と言いたくなるくらいだ。ようやく席についても、料理が出てくるまでにもまた待つ。沖縄時間といえばそうなのか、どうなのか。欲張ってセットメニューにしたら大量すぎたし、なんかいろいろ失敗であった。まあ、おいしかったんだけどね。麺は手打ちですぐ目の前でそば切ってたし、カフェみたいにきれいでおしゃれだし。でもとにかくここでの時間のロスは大きく、痛かった。

飛行機が遅れた上にごはんを食べるのに相当の時間をロスしてしまったため、予定の大幅な変更を余儀なくされる。今日泊まる宿は沖縄本島の最北端近く、18:30 から夕食なのでそれまでにたどり着かなければならない。南のほうの回りたかったところを諦め、とにかく R329 に出て北上。

R0018762途中少し国道をそれてツーリングマップルに出ていた海中道路を走り、その後は R331 → r70 で北を目指す。走っていてわかったのだが、沖縄本島北部の東側というのはなーんもないらしく、ひたすら走るだけ。まあ、とにかく宿を目指すという意味では交通量も少ないしちょうどよかったのかもしれない。普通のバイクだったら走ってて楽しそうな道だなーとおもったけど、前述の滑りまくるアスファルトのこともあり、わりと控えめな運転であった。まあ、わたしは後ろに乗ってるだけなんだけど。

R0018817なんとかギリギリ18時半に宿に到着。いきなりお出迎えのワンコにけたたましく吠えられて軽くビビる。でもワンコすぐに馴れる。かわいい。ジャングルみたいな中に茅葺きの山小屋みたいな建物で、ものすごくいい雰囲気。宿のご主人がぱぱっと部屋に案内してくれて、すぐに食堂へ。すでに夕食の準備は整っており、今日宿泊する客たちが囲炉裏のある大きなテーブルに集まっていた。

R0018784夕食は沖縄料理が大皿にたくさん並べられているビュッフェスタイル。どれもとてもおいしくて、ついつい欲張って取り皿はてんこもり。飲み物は持ち込みだったのだが、私たちはとにかく宿に辿り着くことに必死で調達できず。でも他のお客さんにオリオンビールもらったりご主人も泡盛くれたりとなんだかんだでけっこう飲んでた。

R0018789民宿 海山木。どこでこの宿を知ったの?という問に、友人に薦められたと答えたら、その薦める友達も変態ならば薦められるわたしも変態なのだという。曰く、ここは変態の集う宿らしい(笑)。子連れの人もいたのでその人達はわりとすぐに部屋に引っ込んでしまったんだけど、宿泊客たちとご主人と泡盛とで宴。このご主人がなんとも濃ゆいオモシロオカシイ人で、ダジャレ・シモネタ連発してるかとおもえば政治経済にも造詣が深いようだし、「人生に迷走、それは生きている証し」だなんて名言が飛び出したりもする。99.9% が嘘(本人談)だというそのトークにその場に入るみんなが引き込まれる、というか引きずられる?笑。本当に楽しい夜であった。

途中で突然ご主人はいなくなる。どうやら寝落ちした模様。そしてぽつぽつと脱落者が出始め、朝早かったこともあり、我々も22時過ぎに脱落。薪で沸かしたお風呂に入って23時頃には布団に入る。日中はかなり暖かいというか暑いくらいだったが、日が落ちると急に冷え込む。外からはまだ宴の声が聞こえるけれど、じきに寝入る。

沖縄ツーリング [後編]

キャンプノート [神奈川県・青根キャンプ場]

我が家では、毎年夏に家族でキャンプをした。テント張って、薪で火を起こし、飯盒でごはんを炊いて、川で遊んだり、山に登ったり。わたしが高校に入るくらいまでは、毎年必ずみんなで出かけたものだ。

数年前からまた家族でキャンプに行こうよ、という話は何度か持ち上がっていたのだが、それぞれが忙しくなかなか予定が合わなかった。でも、とにかく無理矢理にでも予定を合わせて行こうということになり、ようやく実現。春先でまだ寒いけれど、寒いくらいのほうがいい。寒い時期のキャンプといえば御座松なんだけど、1泊で帰るには少々遠いので道志になった。

3月31日(土)

朝 4:30 前、おでんが家族を叩き起こす。ここでグダグダしているとどんどん出発が遅れるのだ。天気予報では昼くらいから雨が降り出すというので、とにかく早めにいってできれば雨が降り出す前にテントの設営を終えてしまいたい。荷物を車に積み込み、簡単な朝食をとる。

6:30 に車1台とバイク1台(わたし)で出発。お兄ちゃんは現地合流予定。R254 → R463 → r179 → R16 → r506 と走っていつもの R413 に出る。途中道を間違えたり、ナビ(カーナビではない、人間)がヘボでわたしが先導するはめになったりしつつ、なんとかいつもの道志みちに出る。このあたりで雨が降ってきてしまう。途中のセブンイレブンで買いそびれていた薪と一緒にカッパなども買う。わたしもカッパを着込む。コンビニを出る頃にはかなり本降りになってしまった。

いよいよ山道になりキャンプ場の看板がたくさん出てくる。そして月夜野キャンプ場の看板発見。ここは、昔我が家がキャンプを始めたばかりのころに来たことがある。その時ちょうど台風が来ており、川が増水してテントサイト危険だってんで夜中にバンガローに非難。翌朝、テントが流されてないかと恐る恐る見にいったらば、無事にそこにあって安堵したという思い出のキャンプ場。20年以上経って、再びここに来ることになるとは当時は思いもしなかったけれど。

細い道に入る。この道が、すごく狭い上にとんでもなく急で、雨で濡れて葉っぱなんかも落ちてるしですさまじく恐ろしかった。転けたらまず起こせないだろう。舗装はされていたので突撃してしまったが、少々後悔した。200m ほどであったけど、死ぬかとおもった。

R0018495台風かというくらいの暴風雨の中、月夜野キャンプ場到着。道志川のほとり、かすかに記憶にあるような、ないような。昔来た当時もこんな天気だったんだろう。ひとしきりテントサイトをうろついてみる。ところが管理人がおらず、トイレには鍵がかかっているし、水道の水も出ない。事前に調べた時には3月15日にオープンしているということだったのに、どういうことなの。約1名が催し、とにかくトイレに行けないのは困るし、人が来る気配もない。諦めて他のキャンプ場に行くことにする。

もときた道を戻り、このまさわキャンプ場へ。人がいたので聞いてみると、ここは4月1日、つまり翌日からの営業開始。トイレだけ借りて、このあたりで開いているのは青根キャンプ場だけだとのことだったので、青根に行くことになった。

R0018630青根キャンプ場に到着、受付を済ませる。雨だけならまだしも、この暴風ではテント設営は不可能だろうという結論に達し、不本意なららもバンガローに入ることになった。道志川を渡った先にテントサイトがある。バンガローは6帖。備品などは何一つない。もともとテント泊のつもりだったから問題はないのだが、これで 8000円かよ、という声が漏れる。濡れたカッパを干す場所も無いので、テントのポールを渡して物干し竿にする。うまく安定せず、ポールが落下。そしてポールはコントのように、見事にわたしの後頭部を直撃。涙出た。めちゃんこ痛かった。

荷物整理がひとくぎりしたら、ロールマットや寝袋や毛布を敷いて寝床をつくる。さっそく昼寝である(笑)。さすがぐだぐだの我が家。外は暴風雨、車内でおやつなど食べているのでお腹も減っていないし、朝早かったから眠いし、とりあえず現実を忘れて寝よう、ということらしい。

R0018584しばしの休憩の後、食事の支度をはじめる。夜はおでんなので、おでんを煮込んでおけば味がしみておいしくいただけるだろう。再びカッパを着こみ、父上はツーバーナーをセッティングして、女たちは材料を切る。この天候なので他に客もおらず、炊事場は貸切状態。風の音なのか川の音なのか、山の中からごうごうという地響きのような音がする。何度か突風で物が飛ばされたり、炊事場のトタン屋根が吹き飛ぶんじゃないかという凄まじい風が吹いたりとかなりのサバイバル感。そんな中なんとかおでんの仕込みを終えたら、焼きそばを作って軽く昼食。しかしあっという間になくなり、結局夜ごはんのために仕込んだおでんもつまみ食い(笑)。外で食べるごはんはおいしい。

R0018535お茶タイム。基本的にキャンプに来ると、ひたすら食べている。特に雨が降っていると動けないので、ますますその傾向に走る。虎屋の羊羹でお抹茶をいただく。お抹茶、いつもの抹茶茶碗ではなくキャンプ用のプラスチック製の食器で点てていただいたのだが、まったくもって美味しくない。お茶は、器の味も味わっているんだとつくづくおもう。今度はちゃんと抹茶茶碗持ってくるか、などと言っている。黒文字は父上が割り箸を削って作った。これがなかなかの出来栄えで、それを見た母上も拾った小枝で黒文字と箸置きを制作。夕食の食卓で使われることになる。

そうこうしているうちにようやく雨風が弱まってきた。そしてそこへお兄ちゃん到着。前日飲んでいて出るのが遅れたとか。まあおかげで足りなかった寝袋や長靴なんかを持ってきてもらえたわけだけど。

R0018634雨がやみ、雲の切れ間から青い空が見えるくらいになってきた。せっかくなので、陽が落ちる前に近くを散策することに。ところがキャンプ場の 500m 上流にある道志ダムが放水するため、テントサイトに入るゲートが閉め切られてしまうことになった。よって散策はかなり狭い範囲で終了し、ここで日没とあいなった。

R0018640晩ごはんの支度。キャンプの醍醐味、薪で火を起こして飯盒炊爨。雨が止んで一気に冷え込んできていたので、火の暖かさがありがたい。ヒトがはじめて火を発見した時ってこんなんだったのだろうか。男たちが火を起こして米を炊いたり魚を焼いたりしている間、女たちは野菜を切ったりシュウマイを包んだり食卓の用意。昼間仕込んだおでんと、炊きたてごはん、焼き魚、鶏肉のニンニク生姜焼き、シュウマイ、サラダ、などなど。やっぱりキャンプはいいねぇ、外で飲むビールうまい、今回はリハビリってことでまた来ようね、などと話しながら大量のごはんを平らげる。ネコがやってきたので、魚の残骸を皿に盛って置いておいた。後で見たら、きれいに食べつくされていた。

R0018656食後の甘いのは、スモア。アメリカの BBQ では定番のデザートで、焼いたマシュマロとチョコレートをグラハムクラッカーで挟んで食べるというものなのだが、これがまたとんでもなく美味しくて。3つのどれが欠けてもいけない、絶妙のバランス。ついついもっと、もっと(スモアというのは some more の短縮形だとか)と食べてしまい、かなりの糖分を摂取した。。

R0018662食事の片付けを済ませると、夜は家族会議のはずだったのだが、そんなこともすっかり忘れてみんなさっさと寝てしまう。ちょっと寒いけれど、人間の体温であたたかい。消灯すると、すぐに誰かの寝息が聞こえてくる。明日は晴れるはずだ。

4月1日(日)

6:30 頃、起きだす。既に道志川のゲートも開いて行き来できるようになっている。顔を洗って歯をみがいて、活動開始。昨日あれだけ食べたのに、しっかりお腹は空いてきている。炊事場に行くと、少しばかり荒らされた形跡が。見ると、フライパンに残っていた焼き魚がきれいになくなっていた。ネコの仕業であることは一目瞭然。

火を起こしてごはんを炊く。炊きたてごはんと中華スープ、昨日の残り物でじゅうぶんすぎるくらいの朝食。そして食後には、やっぱりスモア(笑)。マシュマロとリッツとチョコレートがきれいに消費された。甘いの食べ過ぎ。

R001867211時にバンガローを出なければいけないので、荷物整理と炊事場の片付けもはじめる。今回テントをたてなかったので撤収作業はだいぶ楽なはずだったが、だらだらとのんびり片付けていたのでけっこう時間が経った。この日は気持ちのいい晴天で、他のデイキャンプの客もだいぶ増えた。満開の梅の木の下で宴が催されている。

R0018674まだ残っていた羊羹とお抹茶で再びお茶タイム。お茶ばっかりしている一家だ。そして撤収作業のつづき。お昼近くなってはいるものの、さすがに食べてばっかりでお腹も空かないのでそのまま帰ることになった。6人全員で記念撮影をし、13時前に青根キャンプ場を後にする。

さて、このいい天気。わたしはせっかくバイクで道志に来ているのだから、ただ帰るだけじゃもったいない。ていうか、ひとっ走りしたくて無理矢理バイクで来たんだけど。というわけで、宮ケ瀬でパンを買って帰ることにした。ということを話すと、みんなも行くってさ。結局わたし先導で、全員でオギノパンへ。

オギノパンはあいかわらず激混み。超満員の店内に入って山のようにパンを買い込む一家。家に持って帰るのかと思いきや、その場で半分くらいを食べてしまっていた。焼きたての揚げパンは本当においしかった。

ここで今度こそ解散。わたしは宮ケ瀬からよくわからない道をとおり、R246 で帰宅。駐車場に行くと、バイクのカバーが行方不明。どうやら昨日の強風で飛ばされてしまった模様。辺りを探してみても見つからない。仕方ない。。

というわけで、およそ15年ぶりとなる家族キャンプが無事に終了。やっぱりキャンプはとても楽しい。今回とんでもない天候に見舞われたけど、これもまたいい思い出になるだろう。夏か秋にまた行こうという話をしている。今からとても楽しみである。
R0018624

総走行距離:186.9km [Map]
写真:GRD3 24/200, iPhone 0/18 [Flickr]

薩埵峠ツーリング

東海道五十三次に描かれた構図に近い風景が残っている数少ない場所のひとつ、薩埵峠。現在では東名高速と国道1号線がちょうどクロスする、そのむこうには富士山。誰もが見たことがあるであろうあの場所に、実際に行ってみたかった。富士山が雪かぶってるほうがいいとかモロモロのタイミングとかで何度となく機会を逃し、数年越しでようやく実現とあいなった。

IMG_31868:30 海老名SA集合。しかしどうも時間を読み間違えたらしく、1時間以上前に着いてしまいそうだ。用賀で東名にのるところを横浜町田まで下道を行ったりしたけれど、それでも早すぎた。時間を潰しがてら SA 内を物色していると、チョコモナカジャンボ発見。パッケージが新しくなっている。これは後でかならず試さなければ。

R0018465CBR と合流して海老名を出発し、大井松田で東名をおりて足柄峠。富士山には雲がかかっている。あの雲が、どいてくれるといいんだけど・・・。そして富士スカイラインで富士宮に出る。富士スカでは雪が舞っていた。3月末とはおもえないような寒さだったけど、富士山麓じゃそんなもんなのかな。

富士宮から r76 で由比へ。ようやく見えた海はどこまでも青い。富士山麓での分厚い雲が嘘のように晴れ渡った青空。そして細い道に入り、いよいよ薩埵峠。ハイキングコースにもなっているようで、歩行者も多い。狭い駐車場は車やバイクでいっぱいだ。なんとか隅に停めて、遊歩道を少し歩くと。

20120325114153_DMC-GF1ああ、何度見ただろうこの景色! 今日、モロモロの別の用事をこなしてしまおうかという考えも頭を掠めていたのだが、それを先延ばししてやっぱりツーリングにして正解だった。さっきまでかぶっていた雲もだいぶ切れて、富士山てやっぱりきれいな山だなとしみじみおもう。でも、今年は富士山雪が少ないらしいけど、本当に少ないなとおもった。4月下旬とか5月の連休くらいの印象。

IMG_3193薩埵峠は由比と興津の間に位置する。由比といえば、桜えび。というわけで、R1 のバイパス沿いの食堂さくら屋で昼食。ちょうどお昼時で、何組か待っている。名前を書いて、15分くらい待って店内へ。わたしは桜えびのかき揚げそば、CBR の人はさくら屋定食(写真)を注文。かき揚げ、すんごいサックサクでおいしかった。

そして帰路。富士IC から東名、再び海老名へ。由比はなんかやけに遠いというイメージがあったのだが、べつにそんなでもなかった。新しくなった EXPASA 海老名は、こじゃれたお土産みたいなのはものすごく豊富なんだけど、普通の食べ物とかがあんまりない。成城石井においてあるアイスはハーゲンダッツとかなんか高いものばかりで、愛するチョコモナカジャンボがない。下りにはあるのに! ウロウロしていると、SA の外に出た(笑)。そのままコンビニでも探しに行こうかとおもったが、ちょっと距離があったので断念した。

チョコモナカジャンボがなかったり、運動会を恨んだり(個人的な話です、すんません)でグチグチ言っているうちにずいぶん時間も経ってしまったのでぼちぼち帰る。東名は混みはじめていたが、大して渋滞にハマることもなく、今日やたらと見た狩りをする白いのに捕まることもなく、すんなり帰宅。時計を見ると 17:30 、だいぶ日が延びたなとおもった。

総走行距離:342.5km [Map]
写真:GRD3 1/12, iPhone 2/6, GF1 1 [Flickr]

冬の白川郷へ

前週に白川郷のライトアップを見にいった友人が、「今シーズンもう1回行けたら一緒にいく?」と誘ってくれた。うぎゃあああああいくいくいくいくにきまってる。以前岐阜ツーリングしたとき、白川郷までは足を伸ばせなかったし、雪景色の合掌造りを見てみたかったけどわたし普通車運転できないし、もう願ってもないチャンス。ちょっと2月は予定が盛りだくさんで日程合うかどうかドキドキもんだったんだけど、なんとか調整できたので強行スケジュールで敢行。

IMG_2831金曜夜。表参道で写真展を見た後東横線で移動し、21時半くらいに横浜で拾ってもらう。16号から八王子に出て中央道を行く。ハンドルは友人の超絶ステキングな旦那さん(以下ちょんまげさん)が握り、車中では運転する気のない女二人が飲み始める。ウィスキーにチョコレートって、殺人的組み合わせ。ウマすぎて死ぬ。ポロショコラ最高。

飲んだり寝落ちしたりしているうちに、高速は塩尻北IC(だったような気がする)で下り、ここからは R158 で峠越えとなる。いや、どういうルートで行くのかなーとは思ってたんだけど・・・真冬だよ? 雪ボンボコ降ってるんだよ? そりゃアンタ地図上で見たらそれが近道には違いないけど、安房峠超えてくの? まじ??

まじでした。ここ、夏にバイクで走ったことあるけど、まさか雪の中疾走する日が来るとは。夜中の雪の峠道をかなりのハイペースで駆け抜けていく。もう1人連れてくとしたら車増やすって言ってたんだけど、これ四駆じゃないと無理だし、後部座席から見てるぶんには楽しいけど運転手はかなり慣れていないと厳しいとおもう。てかちょんまげさんのペースについてけないってw

R0017827高山からは再び高速にのる。東海北陸道で富山方面に北上し、白川郷ICを下りればそこはもう白川郷。朝4時前である。道の駅白川郷でしばし休憩し、展望台に行ってみることに。モコモコの雪の中を突き進んでいくと、合掌造り集落を見渡せる場所に出る。もちろんまだ暗いんだけど、集落の中を除雪車が動きまわって作業しているのが見える。この展望台の駐車場で仮眠をとる。

日が昇って明るくなると、いっせいに人が出てきて除雪作業をはじめる。展望台の駐車場も除雪が入るので、追い出される。辺りをぐるぐるしていると、とにかく雪がすごくて普通車では雪に埋まってしまうほど。スキーで湯沢にはよく行くんだけど、雪国といっても湯沢とは全然ちがう景色だ。朝ごはんを食べたりガソリンを入れたりしているうちに、町の駐車場が開いて車を停める。一番乗りであった。

DSC_1172朝、まだ観光客のいない合掌造り集落を歩く。明け方かなりの勢いで降っていた雪は弱まり、写真を撮るにもいいかんじ。ただ、とにかく雪がすごいので普通の靴では歩きづらい。いちおう溝の深いブーツを履いて行ったけど、友人夫妻は前週の教訓からスパイクベルト(こういうの)をつけている。現地で購入できるようなんだけど、まだお店は開いていない。と、そこへ、神様からのプレゼントがw 片方だけでも踏ん張りがきくから全然違う。俄然歩きやすくなって元気にウロつく。後にもう片方もプレゼントされ、もう完璧。雪道にスパイクは必須だ。

10時を過ぎるとお店などが開き、観光客も一気に増えて活気が増す。晴れて気温もぐんぐん上がり、道路の雪が解けてしまうほどだ。お土産屋に入ってはつまみ食いをし、屋台では買い食いをする。飛騨牛のコロッケ、五平餅、豆腐田楽、甘酒。どれもとてもおいしかった。お昼は山菜そばを食べたんだけど、うん、ここは店選び失敗したかなw でもまあそれもまた旅。

IMG_2842そしてどぶろく。わたしこの手のにごり酒って苦手なんだけど、流れ的に呑まなければいけないらしい(笑)。まあ話の種にと地酒屋の立ち呑み処で飲んでみる。辛口らしいけど、わりとまろやかだし飲みやすい。はじめのうちは美味しく飲んでるんだけど、後半だんだんしんどくなってくる。酔いはしないんだけど、しんどい。飲んだ後はひたすら甘いものをつまんでいた。

DSC_1258どぶろくにヤラレている間に、集落を見下ろせる城山展望台への道の除雪が完了したので、歩いて登っていく。道路の雪は溶けていたので歩きやすかったけど、前週はすごい雪でそこらじゅうで人が滑りまくっていたらしい。その状態だと30分くらいかかるらしいけど、半分くらいの時間で展望台に辿り着いた。

DSC_1293朝来たときは深い雪に埋もれていてその中を突き進んで行ったけど、きれいに除雪されており、三脚のカメラマンたちがたくさんいる。そしてよく見るあの風景。天気がいいのでよく見渡せる。

ライトアップのある日は、何時以降はマイカーは少し離れた駐車場に移動させなければならないとかいろいろあるんだけど、そのあたり前週にも来ている友人夫妻による完璧なスケジューリングと案内で、たいへんスムーズかつ効率良く白川郷を堪能することができた。わたしのためにロケハンしてくださったんですね、ありがとうございます(笑)。

さてここでお風呂タイム。白川郷にひとつだけある温泉でゆっくりあたたまる。シアワセこの上ない。そして温泉から上がれば、そろそろ日が落ちてくる時間。先ほどの展望台では、日の入りのマジックアワーから夜の白川郷を撮ろうというカメラマンたちがずらり並んで待機している。我々もそこに混ざるべく、再び展望台へのぼる。ちょんまげさんのご尽力により、うまいこと最前列を確保。ラッキー。

ところが、なかなか日が落ちない。ようやくライトが点き始めても、まだ辺りは明るい。それでもだいぶ気温が落ちてきているため、かなり寒い。縮こまりつつ、早く暗くなれーと念じる。その場にいた誰もがそう念じていたことだろう。

DSC_1335ようやく日が落ちる。そして、夜の白川郷。なんてきれい。三脚を使ってはいけないゾーンにいたので基本手持ち。85mm F1.8 でもかなり厳しい。ちょんまげさんのミニ三脚をちょこっと借りてみたり。ザ・白川郷。みたいなのも撮って、大いに満足である。

R0018038ひとしきり展望台からの眺望を堪能したら、今度は下りていって近くから攻める。ここからは GR 1本勝負。やはり暗いのでブレブレだけど、いやーほんとに楽しかった。久々にああいう感じ味わった気がする。ライトアップは点灯からものの2時間で終了してしまうんだけど、時間ギリギリまで堪能した。

ライトアップが終わり、あとは帰るのみ。ここで、駐車場に戻るシャトルバスに乗らなくてはならない。しかしものすごい人数なので、バス待ちの大行列ができている。これに並ばなければならないんだけど、んもう、これが、とにかく寒い。動き回っているならまだしも、じっとしているのでよけいに寒い。時折吹く風が文字通り身を切るように痛い。がたがた震えつつ、ようやくバスに乗り込んだのは20時過ぎ。再び雪が降り始め、勢いを増していた。

そして帰る。ネコが待っているから。女二人はまたもバーボンを呷り、下戸のちょんまげさんがひとりで運転する。いやもう本当にすみませんっていうかありがとうございますっていうか言葉になりません。途中で仮眠をとり、峠越えをし、もときた道を同じように戻る。わたしは寝落ち、爆睡、気づけば中央道諏訪SA。次に意識を取り戻したのは大月の手前。そして朝5時、我が家に到着。遠回りなのに本当にありがとうございます。ネコ助は出迎えてくれず、部屋に戻ったらベッドで寝ていた。

というわけで、冬の白川郷弾丸ツアーは無事に幕を閉じた。もうすっっごい楽しかった。友人夫妻には本当に本当に心の底から感謝。いずれバイクでも行ってみたいな。

写真:GRD3 14/247, D80 17/170, iPhone 3/20 [Flickr]

銚子ツーリング

今年はなんか知らんが千葉方面が手薄だ。近いと見せかけて意外と遠いということに気づいてしまったから、とか、房総は冬にとっておこう、とか、いろいろ理由はあるんだけど、今年ももうあと半月を残すのみ。千葉だ、千葉へ行こう。界隈の皆さんがこぞって房総に行ってはおいしいもん食べてるのを指くわえて見てるだけじゃつまらんのだよ。わたしも食べるッ!!

つーわけで、銚子へ。ウチから銚子だと高速に乗るのも微妙なかんじなので、下道をちんたら行く。千葉街道から R296 成田街道に入りひたすら東を目指す。冬の朝の太陽は眩しくて、だけど日差しの暖かさはまったく感じられず、寒い。手が凍る。

成田あたりで青看板に銚子の文字が現れる。このくらいの時間でようやく日差しが暖かくなってきた。成田空港の近くを走っていると、頭上を掠めるようにすぐ近くを飛行機が飛んでいく。なかなかの迫力。

R0016950道の駅多古で休憩した後、まず立ち寄ったのは青っぽい方のブログ情報により刑部岬。ここから見渡せる飯岡港は、東北地方太平洋沖地震で津波の被害を受けたそうだ。そういえば千葉県旭市といえば、先の地震で地味に大きな被害を受けた場所だった。

つづいて本日の目的、銚子のおいしいもんを食べにいく。事前のリサーチにより選ばれしお店は浜めし。思惑どおり11時過ぎに到着。すでにお客さんは入っているものの混雑するでもなくちょうどいいかんじ。

R0016960で、わたくしは刺身定食、CBR の人はオススメの三色丼を注文。いや、わたしもできれば(ビジュアル的に)三色丼行きたかったけど、わたしイクラ嫌いだしウニもあまり得意じゃないし。。でもこのウニはすごくおいしかった。ウニは見た目がアレなので積極的には食べないけど、おいしいものは本当においしいとおもう。甘くてとろける。

お腹を満たしたら、免許取ったばかりの頃に来て以来の犬吠埼へ。その時は灯台を遠目に君ケ浜の公園をウロついてたんだけど、今回は灯台に上ってみた。眺めよし。灯台の階段が九十九段あることをやたらとアピールしてたけど、九十九段ってぜんぜん大した段数じゃなくね?とか話してたんだけど、今九十九って打ってて気づいたけど、九十九里とひっかけてるのかも?灯台付近には少しお土産屋などがあるけど、おもっていたよりも寂れた印象であった。

R0016984犬吠駅。ここで銚子電鉄の手焼きのぬれ煎餅が食べられると聞いてやってきた。が、昼休み(?)だかなんだかで、焼きたてにはありつけず・・・。む、無念。でもぬれ煎餅はしょうゆしみしみでおいしかった。せんべい大好き。

R0016993さて CBR の人は帰り東関東道にのるので、ならばついでにと鹿島神宮へ。ここは去年の5月に来たんだけど、なんかもっと遠い昔のことのようだ。前は境内の中をものすごい歩いた印象があったけど、わりとすぐだった。ここ鹿島神宮も地震の被害を受けていて、鳥居が崩れてなくなっていた。ニュースで見たときかなり衝撃を受けたものだ。鳥居があったところにはご神木が植えられていた。

そして帰路。あっという間に日が落ちる。行きは昇る日が眩しかったけど、帰りは沈む日が眩しい。銚子に行って帰ってくるとはそういうことなのだ。日中はだいぶ暖かくなったけど、日が沈むと一気に冷え込む。R356 を快調に飛ばしたり工事渋滞にハマったり迷ったりしつつ、R6 にでて帰宅。走りを楽しめるような道は皆無だったけど、天気はいいし、おいしいもんも食べて大いに満足の1日であった。

総走行距離:273.7km [Map]
写真:GRD3 10/86, iPhone 0/10 [Flickr]

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