音楽」カテゴリーアーカイブ

グラミー賞

幼少期より、シューベルトの即興曲は家にあった内田光子の演奏を繰り返し聴き、青春時代を B’z とともにすごしたわたしとしては、日付が変わってしまおうともこの話題に触れないわけにはいかないだろう。
B’z 松本さん・ピアニスト内田光子さんにグラミー賞 – asahi.com

よろこばしいことじゃございませんかあ。
CD 買いたいなー。
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 第24番
松本さんの母校(高校)が兄と弟の母校でもあり、テレビ見てたらその高校の軽音部が映って、顧問の先生はふたりともよく知ってる先生で、我が家のお茶の間はえらい盛り上がりをみせたのであった。

神奈川フィル定期演奏会

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久しぶりに神奈川フィルの定期演奏会@みなとみらいホール。モーツァルトのピアノ協奏曲27番とマーラーの交響曲4番というプログラム。指揮は金聖響。神奈川フィルの定期演奏会ではもうずっとマーラーで、今年もマーラー祭りは続くらしい。

そのマーラー、よかった。たしかに地味な曲ではあるけど、最後のコンバスのピアニッシモそして数秒の静寂、あれはたまらない。じゃんじゃか盛り上がって終わるのもいいけど、静かに終わる曲はあの最後の余韻が本当にゾクゾクするな。モーツァルトもよかった。音楽堂シリーズでモーツァルトをやるようなので、そっちも楽しみにさせてくれる演奏だったとおもう。ちょっとモーツァルト弾きたくなった。神奈川フィルの弦は本当に美しく響くなぁとおもう。久しぶりに見たコンマス石田さんの髪はおとなしくなっててちょっと残念であったけど(笑)。

終演後会員の親睦会(?)みたいなのがあって、会員でもないのにちゃっかりお邪魔させていただいたんだけど、金聖響さんってあんな笑いをとりにいくトークする人だったのね。知らんかった。ちょっと好きになった(笑)。

総括2010

今年はなんといってもバイクかな。きれいに走ることを意識するようになったのはいいことだとおもう(もちろんぜんぜんまだまだなんだけど)。これは紛れもなく友人のおかげ。夏以降一緒に走りにいけるようになってすごい嬉しいのだ。バイク仲間も増えたし、ますますバイクが楽しくなった。心から感謝。とにかくみんなとツーリングとか行ったときに気後れしないで済む程度に上手くなりたい、といったところ。来年もせっせと練習に励もうっと。

写真は前半がんばりすぎて、その後息切れ(笑)。やっぱり旅先でぽろぽろ撮って、愉快な仲間たちとおさんぽカメラして、いくつか flickr にアップして、くらいでちょうどいい。ゆるゆるやっていきたいな。

ピアノに関して、実はここだけの話10月にプチピアノの発表会をする予定だったんだけど、諸事情により断念。まーこれはわたしのモチベーション次第だな。来年こそは、といったところだけど・・・できるかなぁw

美術展はちょこちょこ行けたかな。ライブや演奏会、舞台なんかももっと足を運びたいんだけど、いかんせんお財布事情がよろしくない。来年は景気良くなるといいなぁ。。いまやじでさ。。。

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第九@板橋文化会館

年末です。第九です。東京交響楽団、指揮は飯森範親。

なんといいますかこう・・・第九ってのは合唱が残念だとあんなにも残念な曲になるんだなと、合唱って大事だなと改めておもう、そんな演奏会でありました。まあアレですね、最近はやってる「第九を歌いましょう」っていうやつですね。オケもそれなりというかなんというか・・・。でもなんか中学とか高校の合唱祭を思い出して、歌いたくなるなどしました。合唱、楽しいよね。うん。

ピノキオのホットケーキまあとにかく今日はおいしいホットケーキを食べたので、大いに満足です。そんでもって夜は大方の予想通り、暴飲暴食かましました。いや飲んではいないから暴食だけか。とにかく食べ過ぎてさっきまで動けませんでした。ようやく胃が落ち着いてきたので、帰って来れました。日曜の夜の都内の道はたいへんすいており、冷たい空気が気持ちよくて、バイク最高でした。

あぁ、順調に肥えていく。
順調すぎてこわい。

巨人@サントリーホール

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ほんとうに今年はマーラーが多いけれど、もうこれはしかたないのでどっぷり浸かるしかないのだ、という結論に至った。

というわけで日本フィルの定期演奏会。演目はまたしても「巨人」。ここ数ヶ月で3回目? 4回目? 誘われるコンサト誘われるコンサト巨人。まあいいんだけどさ。あとシベリウスの組曲「クリスティアン2世」。指揮はピエタリ・インキネン。この指揮者は若くてピチピチであった。某友人氏に似ていた。

席が2列目のど真ん中やや右寄りってなもんで、やけにヴィオラがよく聞こえた・・・。演奏者の表情まではっきり見えるし時折目が合ったりするのが若干気まずい(笑)。まあでもしかたないんだけど、でもやっぱり弦の音はいいなぁとおもうなどした。最近よく聴いてる巨人だけど、あ、こんなとこでヴィオラのソロっぽいのあったんだ、なんてちいさな発見もあったりした。

譜読み

譜読みしてる。楽しい。
新しい曲に手を出すのはわりと久しぶりな気がする。
ああ、この曲ってこういう構造だったのか、と納得したり。
すこしずつさらっていくこの感覚、やっぱりいいなぁ。
・・・でもそのうち挫折するんだろうなーw

楽音と非楽音の世界

新宿で用事を済ませた後、赤坂に移動。ラスター・ノトンのレクチャーとワークショップ「楽音と非楽音の世界」に参加するべく東京ドイツ文化センターへ。

ちょうど他所のブログでライブの話題を読んだりしていたところに Retweet されて TL 上に流れてきた。ライブではなくワークショップ、ということだったのでちょっと怯んだけど、おもしろそうなので(しかも無料)申し込んでみた。
まずはカールステン・ニコライとオラフ・ベンダーによるレクチャー。ラスター・ノトンというレーベルについて映像とサウンドを交えつつ紹介し、その後ICC学芸員の畠中実氏の司会によるディスカッションという内容。

ざっとまとめておくと、このレーベルは音楽だけでなくプラットフォームとして捉えており、デザインとコンセプトが特徴的。それは無個性。アーティストの個性よりもレーベルのカラーを押し出してレーベルとしてのコンセプトからリスナーにアプローチするもの。それから数年経って、こんどはアーカイブへ至る。そこではアーティスト自身のアイディアが活かされる。アーカイブというのは時代の記録。アーカイブは十何年たってようやく今になって意味をなすようになった。常に将来を見据えて今現在行動しようとしている。また社会的な空間として、ショップとギャラリーの間、商業的なものでなく新たな空間を作る試みもしている。CD や DVD では表現できないものを実現する。自由な空間。何をしなければならないという指示のない空間。全てのものから解放される空間は、インスピレーションを与えてくれて新しいものに目を開かせてかれる。アクティブなリラックスとでもいうのか、そういうのを目指している。エクスタシーでもリラックスでも、身体的に体験する。

そして、ライブ。ある友人は「音楽には刺激を求めない」と言ったけど、わたしは刺激だ! ちょうキモチイイ!! イスの上でじっとしてるのがつらかった。身体動いちゃうもの。40分弱のライブだったのかな、もっと聴きたかったー。映像ないのがホント残念だった。あぁ、CD 買って帰りたかった・・・。

マーラー祭り

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台風一過の晴天とはいかず、つくりかけのスカイツリーの先端は雲の中に消え入るように見えた。錦糸町まで歩き、すみだトリフォニーホールで演奏会。最近マーラーが多いな、とおもったら、生誕150年だそうだ。

交響曲第1番「巨人」は、初め「交響詩」として構想され、交響曲となったのは1896年の改訂による。今回マーラーが何度か改訂したものの第2稿、1893年の改訂版が演奏されるそうで、日本では4回目だとか。ちょうど同じ頃に作曲されている「さすらう若人の歌」とこの「巨人」と、ちょっと変わったマーラーのプログラム。

演奏はまぁ、アマオケだし、みたいなアレでナニなわけだけど、第3楽章の後にチューニング入ったのはびっくりした。よくあることなんだろうか。最終的には削除された第2楽章ブルーミネ、いわゆる「花の章」はたぶん初めて?聴いたけど、その名前の印象よりも渋い雰囲気だった。きれいな曲だとおもうど。これだけ単独で演奏されることもよくあるみたい。

アジアオーケストラウィーク

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文化庁芸術祭主催公演 アジアオーケストラウィーク2010 ということで、韓国の光州交響楽団というオケのチケットをいただいたのでオペラシティ行ってきた。

指揮はク・ジャボムという方。ぜんぜん知らんw 1曲目はなんか韓国の事件を題材にした現代曲。演奏の前に解説があったりした。で、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲はヴァイオリンがクララ・ユミ・カンという韓国系ドイツ人の女性。若々しい瑞々しい演奏であった(?)。後半はマーラーの巨人。いやー巨人、疲れるわーw 派手だし、長いし、座ってるだけなのにわりとヘロヘロになった。でもまあ思ってたよりよかったな。コンサトじたいが久しぶりだったので、やっぱ生オケはいいなぁと。

ところでこのアジアオーケストラウィーク、今日のこの光州交響楽団の他に、トルコ国立大統領交響楽団そして中国の厦門フィルハーモニー管弦楽団が来日予定だったんだが、見事に厦門フィルの公演は中止になっていた。指揮者が肺炎で入院とのことだったけど、まー昨今の日中関係の悪化によるものだろうねぇ。。

ちいさいパン

ああ、ついにこの日が。わたしゃうれしいよ、ほんとうにうれしい。

今日はオランダで活動されている3人組のライブへ。友人多忙につき単独で突撃、ひとりでドギマギ。満員御礼で居場所確保するのがやっと。でも、音楽がはじまってしまえばアウェー感なんてなんのその。かわいいのあり、ナゾなのあり、かっこいいのあり、怪談あり、クスリとするのあり、バッハあり。3人それぞれの色があって、いいかんじにミックスされた萌エレクトロニカを楽しませていただいた。トイピアノっておもしろい音するなあ。よーたさん作のがかっこいかった~。

とにかく、5年越しくらいなのかな、お会いできて感無量。終演後またドギマギしつつやっとのおもいで話しかけたわけだが、よーたさんは予想以上のナイスガイであやうく惚れるところであった。ふう、あぶないあぶないw

明日オランダに帰るそうですが、来年、また。
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