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再会

6年ぶりの友達に会った。ずっと会いたかった友達。いちばん会いたかった友達のひとり。

彼女とは高校1年のとき同じクラスで、すんごい仲良しだった。ほんとにほんとに大好きな友達。高1の1年間しか同じクラスじゃなかったはずなんだけど、それは確かに事実なんだけど、どう考えてもそうは思えない。もっといっぱい一緒にいた気がする。特に変わってる子とかそういうわけじゃないんだけど、ふつーのかわいい明るい女の子って感じの子なんだけど、私にとってはなんか特別な存在だった。

でもいろいろあって連絡先もわからず、高校卒業以来音信不通だった。それでもときどき「こんどーさん元気かなあ」「こんどーさんも私のこと思い出したりしてくれてるのかなあ」っておもったりしてた。片想いじゃんか。

で、先日みくしで彼女が私を見つけてくれたのだ。いろんな人と再会してきたけど、いちばん会いたかった友達のひとり。メール来てたとき小躍りしたもん。このときほど mixi よありがとうって思ったことはない。

6年ぶりに会ったんだけど、全然そんなブランク感じない。つい昨日にでも教室でそうしていたみたいにゲタゲタ笑ってた。彼女は当時と全然変わってなくて、でもやっぱりちょっと大人になってた。高校のときからスチュワーデスになりたいって言ってて、今は全日空のCA。ちゃんと夢を叶えてる彼女はすごくまぶしかった。「念じてれば叶うもんだよ」って、すんごく実感こもってた。もちろん彼女はそのためにすごいがんばってただろうし。心から願うってことは、それにむかって最大限の努力をすることなんだろうなーっておもった。私もがんばろ。いや、今もがんばってるけどさ。これからの自分のためにできることがもっとあるはず。

なんか、今まで立派な社会人になってる友達に会ってもなんか焦るばっかりで、私はこのままでいいのかとかそんなんばっか考えちゃってたんだけど、昨日はなんかちがったなあ。素直に私もがんばろっておもえた。今こうしてるのも無駄にはならないはずだしね。

あとね、あらゆる業種と合コンし尽くした彼女に「ぷちともはぜったいクリエイターと合いそう」って言われたのが嬉しかったねー。ふふふ。

高校のときからそうだったけど、いっつもにこにこしてて明るくて、ここんとこ私はほんと疲れ気味だったんだけど、元気をいっぱいわけてもらった。もうほんとに大好き。またいっぱい飲んでいっぱい話したいな。

こんどーさんが素敵な恋をできますように。

母校

1週間にわたってお送りしてまいりました「西へ」の連載も終ったというのにまた長文ですよよろしくどうぞ。今日は母校の話をします。とはいっても都の西北大学ではなく、高校です。

私が通っていた高校は、都内にある私立の女子校である。言わずと知れた名門・女子学院・・・ではなく、女子学院と名前が似ている超無名校である。時々その女子学院と勘違いされて、「すごい!超頭いいじゃん!」とか、「まじで!お嬢様じゃん!」とか言われるのだが、実に面映いというかかたはらいたしというか、「いや、その女子学院じゃないんだヨ…」と答えるのは非常にばつが悪い

今時そんなんありかよっていうくらいの校則の厳しさと制服のダサさで(いや、私はあれはあれでいいと思っているのだが)、決して頭のよろしい学校というわけではなく、大学への進学もいまひとつ。そんな学校に生徒が集まるはずもなく、生徒数は少子化の煽りを受けて年々減少の一途をたどり、ついに中学に至ってはわずか1学年1クラス、高校でもたった2クラスという惨憺たる状況である。空き教室だらけ、立派な温水プールも故障したまま修理もされず使われておらず、校舎に生徒の姿があまりない、なんともうら寂しい学校になってしまった。

しかしながら、私はこの学校が大好きだった。もちろん今も。というか、卒業してからもっともっと好きになった。生徒が少ないだけあって、先生方は実に親身になってくれる。すごく生徒のことをよく見ていてくれているのだ。周りの友達には刺激をもらったり癒されたり、くだらないことでゲタゲタ笑ったり一緒になって辛いこと苦しいことを乗り越えたり。いい影響をたくさん与えてもらった。この学校で出会った友達、先生、過ごした日々、得たもの、それは何者にも代え難く、今の私の中に生きている。

とまあありきたりなことを書いて終わるのではなく、ここからが本題。

ウチの学校は、毎日生徒が掃除をしている。よってすごくきれいなのだ。校舎は木を基調としたあたたかい雰囲気で、実に素晴らしい。てなワケで、かねてから母校を(つぶれてしまわないうちに)撮りに行きたいとおもっており、ちょいと時間ができたので行ってきた。

駅をおりると、当時とはだいぶ変わっていて、すごくきれいになっている。そういえばずっと工事していたっけ…。懐かしい学校までの道のりをぼんやり歩く。といっても駅から徒歩2分程度なのですぐに着いてしまうわけだが。

校舎は少し高くなった坂の上に立っている。毎日上り下りしたスロープを上がって行く。校門の前で足を止め、一礼する。当時は「規則」というかんじで行われていたわけだが、武道の人が道場とかに入るときにするのと同様、これは心からの「礼」ができてこそ意味があるものだよなと私はおもっていた。だから、しない人に風紀委員とかが無理矢理させようとしてもそんなの意味はないのになあと冷ややかな目で見ていたとかいないとか。

午後4時になろうかという時間、夏休み中で人っ子ひとりいない校庭は寂寥感で満ちていた。それでもやはり、この学校は美しい。そう思った。芙蓉の花が咲き誇っている。芙蓉は、この学校のシンボルである。

高揚理想女黌開 明正心姿婦道培
朝詠夕吟頌聖徳 芙蓉映旭緑風回

さて正面玄関を入り、事務の人に校舎内を撮影してもいいかと聞いてみる。ところが、なんと学校は4時までで、もう閉めてしまうとのこと。なんと。しかしここまできてあっさりひきさがるわけにはいかない。せめてあの木の校舎を少しだけでも撮りたい。通じたようで、じゃあ、5分だけ。ということで許可をもらい、速攻で階段を駆け上る。5分で撮れるわけないがな。

校舎中かけずり回り、懐かしさに浸る間もなくひたすらシャッターを切る。露出補正?そんなんしてる余裕ない。ちきしょう、教室に入れない。暗い、いくら何でも暗すぎる。でも人がいないから周りの目を気にせず這いつくばれるぜ。夏休み中だというのにホコリひとつ落ちていない、流石だよTJG 。

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あっと言う間にタイムリミット。ものの10分程度で校舎を後にしたのであった。あーーーーーー不完全燃焼。ぜったいリベンジしてやる!

ミッフィーのマグカップ

yotaさん@ねーでるらんと と taichiさん@ぐれーとぶりてん が何やら仲良さげに iChat とかしてるので、ワタクシも放置していた .mac アカウントでもって「仲間にいれrp」ということで昨夜 yotaさんとはじめまして iChat。何度「たいちゆーけーどこだ!」といっても彼は現れませんですた。近いうちにハーグ・ロンドン・東京というステキなトライアングルができあがるでしょう。

ミッフィーのマグには、ふかーいワケがあります。
miffy

バレエを観てきた

はじめての生バレエ@東京文化会館。すり切れるほど見たパリオペラ座の「白鳥の湖」。本日は東京バレエ団、主演は上野水香。オケは東京フィル。

筆舌に尽くしがたいとはこういうこと。ただただ、美しい。うしろの席のおじいちゃんが「きれいだねぇ〜」って心底感心したという風に言ってたのが印象的だった。

オペラとかバレエとか…高いけど…D席とかE席とかでもいいからちょくちょく観にいきたいなぁ。うん。

文化的な休日@上野

えーと、書いてから思ったのですが、これ実際見てないと何がなんだかわかんないエントリだ。しかも異様に長い。まあ自分用記録ってことでひとつよろしくおねげいします。

R0010224.JPGまずは東京国立博物館で開催中 プライスコレクション 若冲と江戸絵画展

展示室に入っていきなり長沢芦雪「猛虎図」がこっちをじろりと見てる。沖縄のシーサーかあるいは神社の狛犬か。虎なんだけど、顔がちっちゃくて体つきとかもなんか豹っぽかった。さあそんで入っていきますよ。鯉、虎、孔雀、軍鶏、猿、駱駝…まさに動物園です。さすが上野です。連休ですから家族連れも多い多い。「わークジャクだよー」「大きいクジャクだねえ」「虎だ虎だー」って…動物園ですね(実話)。山口素絢「美人に犬図」がイイ。エロくてカワイイ。

で、ワクワクテカテカしてやってまいりました「エキセントリック」と題された第3章、若冲の間です。まず「花鳥人物図屏風」。これねー、シンプルですごくいい。バシュ!ズバ!ていう筆の動きとかたまらん。お隣「鶴図屏風」もその流れでごくシンプル。鶴のアングルがいちいちおもしろくて大福みたい。iMac G4鶴ってことですね。お隣のおばさんは「卵みたいねw」って言ってた。そいから「葡萄図」。ああもう美しすぎる。色が見えてくるみたいだった。で、やたら人だかりがすげいなーと思ってたら「鳥獣花木図屏風」。これなんなんですか。ほんとに若冲なんですか。ほんとに江戸時代に描かれたものなんですか。めちゃくちゃポップでカワイイ。若冲があみ出したという「桝目描」という技法。モザイクみたいなの。お風呂屋さん。もうこれずーーっと見てて飽きないのね。まさに上野動物園。わたしも桝目描描く!とか思ったけど思っただけでやめました。そいで「紫陽花双鶏図」。ああ若冲。ニワトリのトサカのあのキモイブツブツがほんとにブツブtブtブツtブヌtブツtブbツってあああああきもいいーーキモイよーー羽が、足が、紫陽花が、葉脈が、オオバコが、ブツブtブtブtbツブツbツbツtブtあああああキモイーーー最高ーーーみたいな。どんなだよ。あとかわいくない虎とか鴛鴦とか、もう書ききれん。忘れた。とにかくエキセントリック。お腹いっぱい。あ、珍しい若冲の風景画があった。

で、その次の部屋の印象が…なんかよく覚えてない。ああそう、達磨とかあった。うん。これド迫力だった。

お次は琳派キタコレ。抱一はもうね、どうしてかくも優しく美しいんでしょ。そんで構図がまたたまらん。とにかくオシャレ。そいから鈴木其一「青桐・紅楓図」。夏の雨と秋の雨。やっぱ雨っていいよなー。うんうん。それと気に入ったのが鈴木守一「秋草図」。表装の部分にまで描いてるんだけど、これすごいデザインだよー。枠が枠じゃなくて枠で秋草で。すごくきれい。

で、トリハダものの最後の特別展示。プライス氏本人の意向によって実現したというガラスケースのない展示。そして変化する照明。これはすごい。ガラスケースから解放された作品たちは、もう輝きが違うよね。そんでそれが照明の変化によっていろんな表情をみせてくれる。ほんと、作品って光によってここまで印象が変わるんだなーっておもった。頭ではわかってる気がするけど、実際に目の当たりにするとほんとすごい。感動しますた。

この展示、もう何時間でも見ていたいんだけど、オペラの時間が迫ってたので泣く泣く東京国立博物館を後にする。ああもっと早起きすればよかったorz

Tokyo Bunka Kaikanさあそしてやってまいりました東京文化会館。
本日の演目はプッチーニ「蝶々夫人」。これ

とりあえずこの作品は19世紀末の長崎を舞台にしてるので、舞台装置とかも日本。背景は屏風になってて、「これさっきの若冲のでよくね?」とか思いつつニヤニヤ。今回は2階席なのでオーケストラピットの中もよく見えておもしろい。舞台衣装も和服、着物着て歌うって、おなか締め付けてると声でにくいんじゃまいかとかいらんこと考えつつつ、実はワタクシ、今日3時間ぐらいしか寝てなくて、ものすんごい眠かったのです。やばいなーとおもいつつプライスコレクションでモーフンした後だったのもあり、心地よい音楽とともに1幕はところどころうつろうつろ。やあでも面白かったけどね。

で、2幕。第1場のソプラノのアリア!ピンカートンを信じ、きっと帰ってくると歌う「ある晴れた日に」。悶絶。2階席なのにすぐ目の前で歌われてるみたいな声量。たまらんねコレ。しびれる。眠気ふっとぶ。で、ストーリーはテンポよく展開していく。ピンカートンからの手紙を読むシャープレス、そんで子供が出てくるんだけど、これがものすごくカワイイ。ほれた。港の方から大砲の音がして、ピンカートンの乗る船だと確信、花の二重唱。第1場の最後、子供とスズキと一緒に外を見て夫の帰りを待つ蝶々さんの後ろ姿が印象的だった。そして第2場、全てを悟った蝶々さんは、子供をピンカートンの妻に預け、死を決意。そこに子供が現れ、蝶々さんはアリア「いとし子よ、さよなら」を歌う。これが…やばかった。我が子を思う母親の叫びみたいな歌。涙腺にきた。まさかオペラで泣くとは。そして自らの命を絶って、幕。

だあああああああオペラやばい。ハマる。次何観よう。椿姫とか観たいな。モーツァルトもいいなあ。でもお金ないなあ。高いんだもん。バレエもすんごい楽しみだなー。

てなワケで、実に素晴らしい土曜日でした。
写真は両方とも東京文化会館。

GR DIGITAL が楽しすぎる件について

明日も仕事なのにもうこんな時間なのに書かずにおれませんので書きます。GR DIGITAL が楽しすぎる!
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今日はサッサと仕事切り上げて銀座へ向かう。プランタンで安いサンダルを購入。ちょっとヒール低い。不本意。そんで有楽町ビックカメラへ、ワイドコンバージョンレンズをサクッと購入。アップルストアの4Fで、買ってきたワイコンを GRD に装着。で、いざ出陣。
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どうしよう。やばい。楽しすぎる。
Sukiyabashi
なんですかこれは。いつもの銀座が違う世界のようだ。素晴らしき広角の世界。なんかもうデジイチとかどうでもよくなってきた。高いし。私にゃオーバースペックだろうし。今はトコトンGRDを愛してあげたい。ああ素晴らしい相棒になってくれる予感。
RICOH
この姿だけでごはん3杯いけます。はい。(携帯電話のカメラうんこー!)
20060713

マン☆グース

Nodame-Mongooseや、なんか、本屋行ったらあるんだもん。買っちゃった。。。高かったけど。ちょっと恥ずかしかった。あははー。

「ぎゃぼっ」って鳴きます。まじカワイイです。変な声です。思ってたよりでかかったです。

本体の感想としては、メガネの千秋萌えです。スーツ萌えです。作業服萌えです。