近代名建築で食事でも稲葉なおと「近代名建築で食事でも」。一級建築士でもある紀行作家の著者は、B'z 稲葉浩志のいとこである(が故にわたしの知るところとなる。笑)。

東京に現存する内部の見学と喫茶が可能な建築や、レストランとして飲食を提供している近代建築16軒を紹介している。高級フレンチから学食まで、近代建築を楽しみつつ食事。なんとも素敵ではないか。いくつか行ったことのある場所もあるけど、行ってみたいところができて楽しい。この書籍の刊行は 2007年なのだが、九段会館は昨年の地震によって廃業となったし、歌舞伎座も現在建て替え工事中。ここに収録されている残る建築も、いつかはなくなってしまうかもしれない。行ってみたいところは早めに行ってみよう。まずは、立教大学の学食かな。

本じたいは、写真とテキストのバランス的に仕方ないのかもしれないけど、個人的にはもうちょっと写真を見やすくしてほしかった。稲葉なおと氏の著作は今回初めてだったのだが、他にもいくつかポチった。家探しの参考になるといいけど。。w
Posted by petite-tomo | 2012-04-27 22:25 | 本と映画 | 1 Comment
模倣犯1そういや東野圭吾って読んだことないなあ読んでみるか。とおもって手に取ったのは、なぜか宮部みゆきだった。数年前に絶対買ったはずなのにどこひっくり返して探しても見つからなくて、仕方なくもっかい買ったところの「模倣犯」。はい今さらですね。でもこのちょう長い小説、一気に読んでしまった。面白かった。

ミステリーだけど、群像劇でもある。加害者、被害者、加害者の遺族、被害者の遺族、警察、マスコミ、直接は無関係の人、いろんな立場の人間の心情。回収されてない伏線があったような気もするし、最後はけっこうあっさり?という感じがしないでもないけど、まあそのこ感じ方は人それぞれなのかな。

それにしてもこんだけ長い話を最後まで読ませるのは、やはり作者の力量あってこそなんだろう。映画がヒドいらしいけど、ちょっと見てみたいw
Posted by petite-tomo | 2012-03-28 22:44 | 本と映画 | 1 Comment
告白ゆきちゃん(仮名)の tweet で面白そうだなと手に取った、湊かなえ「告白」。幼い娘を校内で亡くした中学校の女性教師が、ホームルームで「事故ではない、このクラスの生徒に殺されたのだ」と告白するところから物語ははじまる。

語り手が変わっていくのがおもしろい。おなじ物事でも視点でだいぶ変わってくるのがよくわかる。登場人物たちはみな、悪い意味だけど、すごく人間的だとおもう。嫌だけど、こういう人いるよな、っていう。少年犯罪、復讐、母子関係、教育、HIV など、いろんな重いテーマが盛り込まれてるとはおもうんだけど、もうひとつ消化しきれないのが読後感の悪さにもつながるのかなぁ。細かいとこツッコミ入れてもしょうがないのでそれらはモロモロおいとくとして、それでも緻密な心理描写で一気に読ませた。
Posted by petite-tomo | 2012-02-27 22:22 | 本と映画 | Add Comments
モダンタイムス・上人は分からないことがあったらまず検索する。インターネットがなかったころはどうしていたんだっけ? とおもってしまうほどに、それは既に当たり前のことになっている。

伊坂幸太郎「モダンタイムス」。この小説の舞台は今から 50年ほど未来。恐妻家のシステムエンジニア・渡辺拓海がある仕事を請け負ってからというもの、彼の周囲では不穏な出来事が次々に起こる。彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していたのだった。

社会というシステムは「そういうことになっているもの」「仕組み」であって、その目に見えない大きな何か、漠然としたものに対峙していく。ネット社会、国家や権力といったもの、近未来の話ではあるけど、限りなく現在にも近いかんじで、今まさにそういう方向に向かっているのかもな・・・なんておもったり。

前半は面白かったけど、後半はテンポ悪くなったな。なんかいろいろ中途半端なかんじするし。本筋にはあんまり関係ないけど、気に入った一節↓
美味しいものは、食べると消える。世の中で一番つらいことの一つ- モダンタイムス(下)
Posted by petite-tomo | 2012-01-30 23:26 | 本と映画 | Add Comments
年末といえば、映画見ない病のわたしが年に1度映画館に出向く機会。特に観たいものもなかったんだけど、たまたま招待券をいただいたので「源氏物語 千年の謎」を観に行ってきた。

紫式部と光源氏のふたつの物語が交錯する、新しい「源氏物語」ということらしい。わりとオカルトな要素強めな印象。昔、古文の授業ではじめて源氏物語を読んだときもおもったけど、六条の御息所こえええええ。

うーん、正直なとこせっかく年一の映画なんだからもうちょっとちゃんと選べばよかったなといったかんじ。ネットでみたモテキのほうがおもしろかったなw
Posted by petite-tomo | 2011-12-29 23:55 | 本と映画 | Add Comments
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