わたしの好きだった絵本シリーズ、バージニア・リー・バートン「ちいさいおうち」。これ、実家にあるとおもったんだけど、よくよく考えてみたらピアノの先生のおうちで読んでたのかもしれない。でも実家にもあったとおもったんだけど、どうにも見つからないので買った。
この、絵がすごい好きだったんだよなぁ。おうちがたっている田舎の風景がやわらかくて優しくて美しい。都市化の波がおしよせて、ビルの間で窮屈そうにみすぼらしくなっていく様が切なくて。でも、最後にはまたもとののどかなところへ戻って、すごくホッとしたのをよく覚えてる。久しぶりに読んだけど、時間の流れの描かれ方がいいんだなぁ。改めて、大好きな絵本。