わたしは犬が嫌いだった。嫌いというか、怖かった。
実家の向かいの家がデカい犬を飼っていて(名前を何と言ったっけ)、もうその犬が怖くて怖くて、小学生の頃、学校からの帰宅時、その犬を避けるために家の裏側にまわって塀をよじ上って家に入った、という苦い思い出がある。まあもういい大人になったので、だいぶ怖くはなくなったけど。
そんなわけで、犬を撮ることって皆無ではないけどやはり少ないし、あ、かわいい、って撮っても、イマイチ自分の気に入らない。友人に犬撮りの大家がいて、彼女の犬愛ほとばしる写真をみるにつけ、ああ、本質的に犬怖いっておもってる人間には撮れない写真だなあとおもうことしきり。なにしろわたしは、猫派である。
かわええ!w